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公開番号
2025123424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025102324,2023206071
出願日
2025-06-18,2018-09-27
発明の名称
動画圧縮装置、電子機器、および動画圧縮プログラム
出願人
株式会社ニコン
代理人
藤央弁理士法人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250815BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】異なるフレームレート(FR)が設定されたフレームについてフレームレートに応じた圧縮を実現すること。
【解決手段】動画圧縮装置は、被写体を撮像する第1撮像領域および第2撮像領域を有し、第1撮像領域に第1FRを設定可能でありかつ第2撮像領域に第1FRよりも速い第2FRを設定可能な撮像素子から出力された動画データを取得する取得部と、動画データのうち第1FRのフレームにおける第1画像領域の画像データについては第1画像領域の画像データ内のオブジェクトに動きがないことを示す特定の動きベクトルを設定し、第2FRのフレームにおける第2画像領域の画像データについては動きベクトルを検出する動き検出部と、第1画像領域の画像データを特定の動きベクトルに基づいて動き補償し、第2画像領域の画像データを動きベクトルに基づいて動き補償する動き補償部と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体を撮像する第1撮像領域と、被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、前記第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、前記第2撮像領域に前記第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを含む動画データを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された動画データのうち、前記第1フレームレートで撮像された前記フレームにおける第1画像領域の画像データについては、前記第1画像領域の画像データ内のオブジェクトに動きがないことを示す特定の動きベクトルを設定し、前記第2フレームレートで撮像された前記フレームにおける第2画像領域の画像データについては、動きベクトルの検出を実行する動き検出部と、
前記第1画像領域の画像データについては、前記特定の動きベクトルに基づいて動き補償を実行し、前記第2画像領域の画像データについては、前記動き検出部によって検出された動きベクトルに基づいて動き補償を実行する動き補償部と、
を有する動画圧縮装置。
発明の詳細な説明
【参照による取り込み】
【0001】
本出願は、平成29年(2017年)9月29日に出願された日本出願である特願2017-192102の優先権を主張し、その内容を参照することにより、本出願に取り込む。
続きを表示(約 2,600 文字)
【技術分野】
【0002】
本発明は、動画圧縮装置、電子機器、および動画圧縮プログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
裏面照射型撮像チップと信号処理チップとが積層された撮像素子(以下、積層型撮像素子という)を備えた電子機器が提案されている(特許文献1参照)。積層型撮像素子は、裏面照射型撮像チップと信号処理チップとが、所定の領域ごとにマイクロバンプを介して接続されるように積層されている。しかしながら、積層型撮像素子において複数の撮像条件を撮像領域内に設定可能である場合、複数の撮像条件で撮像されたフレームが出力されるため、そのようなフレームの動画圧縮は従来考慮されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-49361号公報
【発明の概要】
【0005】
本願において開示される技術の一側面となる動画圧縮装置は、被写体を撮像する第1撮像領域と、被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、前記第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、前記第2撮像領域に前記第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを含む動画データを取得する取得部と、前記取得部によって取得された動画データのうち、前記第1フレームレートで撮像された前記フレームにおける第1画像領域の画像データについては、前記第1画像領域の画像データ内のオブジェクトに動きがないことを示す特定の動きベクトルを設定し、前記第2フレームレートで撮像された前記フレームにおける第2画像領域の画像データについては、動きベクトルの検出を実行する動き検出部と、前記第1画像領域の画像データについては、前記特定の動きベクトルに基づいて動き補償を実行し、前記第2画像領域の画像データについては、前記動き検出部によって検出された動きベクトルに基づいて動き補償を実行する動き補償部と、を有する。
【0006】
本願において開示される技術の他の側面となる動画圧縮装置は、被写体を撮像する第1撮像領域と、被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、第2撮像領域に第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを含む動画データを圧縮する動画圧縮装置であって、複数のフレームの各々について、フレームとフレームを予測する予測フレームとの差分データと、予測フレームと、に基づいて、フレームよりも時間的に後に入力されるフレームが参照する参照フレームを生成する生成部と、生成部によって生成された参照フレームのうち特定の参照フレームを用いて、複数のフレームのうち第2フレームレートで撮像されたフレームの動き補償を実行する動き補償部と、を有する。
【0007】
本願において開示される技術の一側面となる電子機器は、被写体を撮像する第1撮像領域と、前記被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、前記第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、前記第2撮像領域に前記第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能であり、撮像領域ごとに設定されたフレームレートで前記被写体を撮像して、動画データである複数のフレームを出力する撮像素子と、前記撮像素子によって撮像された複数のフレームの各々を、前記第1フレームレートと前記第2フレームレートとに基づいて圧縮する圧縮部と、を有する。
【0008】
本願において開示される技術の他の側面となる電子機器は、被写体を撮像する第1撮像領域と、前記被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、前記第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、前記第2撮像領域に前記第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能であり、撮像領域ごとに設定されたフレームレートで前記被写体を撮像して、動画データである複数のフレームを出力する撮像素子と、前記複数のフレームの各々について、前記フレームと前記フレームを予測する予測フレームとの差分データと、前記予測フレームと、に基づいて、前記フレームよりも時間的に後に入力されるフレームが参照する参照フレームを生成する生成部と、前記生成部によって生成された参照フレームのうち特定の参照フレームを用いて、前記複数のフレームのうち前記第2フレームレートで撮像されたフレームの動き補償を実行する動き補償部と、を有する。
【0009】
本願において開示される技術の一側面となる動画圧縮プログラムは、被写体を撮像する第1撮像領域と、被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、第2撮像領域に第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを含む動画データの圧縮を、プロセッサに実行させる動画圧縮プログラムであって、プロセッサに、動画データを取得する取得処理と、取得処理によって取得された動画データを、第1フレームレートと第2フレームレートとに基づいて圧縮する圧縮処理と、を実行させる。
【0010】
本願において開示される技術の他の側面となる動画圧縮プログラムは、被写体を撮像する第1撮像領域と、被写体を撮像する第2撮像領域と、を有し、第1撮像領域に第1フレームレートを設定可能であり、かつ、第2撮像領域に第1フレームレートよりも速い第2フレームレートを設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを含む動画データの圧縮を、プロセッサに実行させる動画圧縮プログラムであって、プロセッサに、複数のフレームの各々について、フレームとフレームを予測する予測フレームとの差分データと、予測フレームと、に基づいて、フレームよりも時間的に後に入力されるフレームが参照する参照フレームを生成する生成処理と、生成処理によって生成された参照フレームのうち特定の参照フレームを用いて、複数のフレームのうち第2フレームレートで撮像されたフレームの動き補償を実行する動き補償処理と、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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