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公開番号
2025124951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2022089147
出願日
2022-05-31
発明の名称
圧力センサ装置
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
G01L
19/00 20060101AFI20250820BHJP(測定;試験)
要約
【課題】放電された電気が検出素子へ到達する可能性を低くすることができる圧力センサ装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る圧力センサ装置は、ベース基板と、ベース基板の上面に実装され、圧力を検出する検出素子と、ベース基板の上面に設けられ、検出素子が埋設され、検出素子の一部である検出領域を外部に露出させる露出穴を有する樹脂パッケージと、を備える。検出領域のうち露出穴の内側面との境界領域の少なくとも一部に、グランドと電気的に接続されたグランド電極が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース基板と、
前記ベース基板の上面に実装され、圧力を検出する検出素子と、
前記ベース基板の前記上面に設けられ、前記検出素子が埋設され、前記検出素子の一部である検出領域を外部に露出させる露出穴を有する樹脂パッケージと、を備え、
前記検出領域のうち前記露出穴を構成する樹脂パッケージの内側面との境界領域の少なくとも一部に、グランドと電気的に接続されたグランド電極が形成されている圧力センサ装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記露出穴の開口を塞ぐ蓋部材を更に備え、
前記蓋部材には、前記露出穴を前記圧力センサ装置の外部と連通させる貫通穴が形成されている請求項1に記載の圧力センサ装置。
【請求項3】
前記蓋部材は、空気よりも大きな誘電率の誘電体を主材料としており、
前記貫通穴の最大径をD、前記露出穴の深さ方向における前記蓋部材の長さをα、前記誘電体の誘電率をεとする場合、Dは以下の式を満たす請求項2に記載の圧力センサ装置。
D≧α/ε
【請求項4】
前記貫通穴の開口のうち前記圧力センサ装置の外部に開口された外側開口の任意の位置と、前記検出領域のうち前記グランド電極以外の部分の任意の位置とを結ぶ直線は、前記蓋部材の前記貫通穴以外の部分と交差する請求項2または3に記載の圧力センサ装置。
【請求項5】
前記樹脂パッケージは、
前記ベース基板の前記上面に設けられた基部と、
前記基部から上方へ突出し、前記露出穴を有する筒部と、を備え、
上下方向から見て、前記基部は、前記筒部の外側面より外側へ延出し、
前記蓋部材は、
前記露出穴の内部に位置する下部分と、
前記露出穴より上方に位置し、前記筒部に支持された上部分と、を備え、
前記上下方向から見て、前記上部分の少なくとも一部は、前記筒部の外側面より外側へ延出している請求項2または3に記載の圧力センサ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力を検出する圧力センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧力を検出する半導体装置が開示されている。半導体装置は、ベース基板上に設けられた検出素子及び回路素子と、ベース基板上に設けられて検出素子及び回路素子を埋設する樹脂パッケージとを備える。検出素子は、圧力を検出する検出部を有する。回路素子は、ボンディングワイヤを介して検出素子と電気的に接続されている。樹脂パッケージは、検出部を外部に露出させる露出穴を備える。検出部が露出穴を介して外部に露出しているため、検出部は外部から作用する圧力を検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/208127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された半導体装置では、以下の問題が生じるおそれがある。外乱等によって静電気等の電気が半導体装置へ放電される場合がある。当該電気は、空中を通るよりも物質の界面上を進む特性がある。そのため、当該電気が半導体装置へ放電された場合、当該電気が樹脂パッケージの露出穴を構成する樹脂パッケージの内側面に沿って検出素子に到達するおそれがある。検出素子に到達した当該電気は、ボンディングワイヤを経由して回路素子に到達して、回路素子を電気的に破壊してしまうおそれがある。
【0005】
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、静電気等の電気が検出素子へ到達する可能性を低くすることができる圧力センサ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の一態様に係る圧力センサ装置は、
ベース基板と、
前記ベース基板の上面に実装され、圧力を検出する検出素子と、
前記ベース基板の前記上面に設けられ、前記検出素子が埋設され、前記検出素子の一部である検出領域を外部に露出させる露出穴を有する樹脂パッケージと、を備え、
前記検出領域のうち前記露出穴を構成する樹脂パッケージの内側面との境界領域の少なくとも一部に、グランドと電気的に接続されたグランド電極が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、静電気等の電気が検出素子へ到達する可能性を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る圧力センサ装置の平面図。
図1のA-A線に沿った断面図。
本発明の第2実施形態に係る圧力センサ装置の平面図。
図3のB-B線に沿った断面図。
本発明の第3実施形態に係る圧力センサ装置の平面図。
図5のC-C線に沿った断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ装置の平面図である。図2は、図1のA-A線に沿った断面図である。以下では、説明の便宜上、「上」、「下」等の方向を示す用語が用いられるが、これらの用語は、本発明に係る圧力センサ装置の使用状態等を限定するものではない。
【0010】
圧力センサ装置10は、圧力を検出する素子である。図1及び図2に示すように、圧力センサ装置10は、ベース基板20と、ベース基板20の上面20Aに実装され、圧力を検出する検出素子30と、ベース基板20の上面20Aに設けられ、検出素子30の一部を覆う樹脂パッケージ50とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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