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公開番号2025125252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021189
出願日2024-02-15
発明の名称コネクタ支持装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01B 13/012 20060101AFI20250820BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、自動化に適したコネクタ受け治具を有するコネクタ支持装置を提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ支持装置1は、電線110の端末に設けられたコネクタ13を支持するための装置であって、ベース2と、該ベース2に回転可能に設けられたコネクタ受け治具30と、を備え、コネクタ受け治具30は、コネクタ13を収容する凹状のコネクタ収容部302を有し、コネクタ収容部302にコネクタ13が収容された状態で、電線110の引出し方向X1は、コネクタ受け治具30の回転軸方向Xに沿っている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線の端末に設けられたコネクタを支持するためのコネクタ支持装置であって、
ベースと、
該ベースに回転可能に設けられたコネクタ受け治具と、を備え、
前記コネクタ受け治具は、前記コネクタを収容する凹状のコネクタ収容部を有し、
前記コネクタ収容部に前記コネクタが収容された状態で、前記電線の引出し方向は、前記コネクタ受け治具の回転軸方向に沿っていることを特徴とするコネクタ支持装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記コネクタ受け治具は、前記回転軸方向に交差する面方向に延在する治具側支持部を有し、
前記コネクタ収容部は、前記治具側支持部を凹状に切り欠いて構成され、
前記ベースは、板状のベース本体と、該ベース本体に立設して設けられて、前記治具側支持部を回転可能に支持するベース側支持部と、を有し、
前記ベース側支持部は、前記ベース本体から離れた端縁を円弧状に切り欠いて構成されたベース側円弧面を有し、
前記治具側支持部は、前記ベース側円弧面に摺動される円弧状の摺動面を有していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ支持装置。
【請求項3】
前記コネクタ収容部は、前記治具側支持部を切り欠いて形成された凹部と、該凹部の底に設置されて、前記コネクタを設置可能な台座と、該台座の両側に設けられて前記コネクタを挟んで支持する一対の挟み板と、を有し、
前記一対の挟み板は、前記電線の引出し方向とは反対方向に、前記治具側支持部から張り出して設けられていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ支持装置。
【請求項4】
前記コネクタ受け治具を有して前記ベースに回転可能に支持された回転支持部と、
該回転支持部を回転させる駆動部と、を備え、
前記駆動部は、前記回転軸方向に交差する交差方向に直線的に移動する駆動部本体と、該駆動部本体に設けられたギア部と、を備え、
前記回転支持部は、前記コネクタ受け治具と同軸に設けられた円筒面を有する受け部本体と、前記円筒面に設けられて前記ギア部に噛合されるギア受け部と、を有し、
前記駆動部本体の移動に伴って前記ギア部が前記交差方向に移動されることにより、前記ギア部の駆動力が前記ギア受け部に伝達されて、前記受け部本体とともに前記コネクタ受け部が回転されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ支持装置。
【請求項5】
前記回転軸方向に移動可能に設けられて前記コネクタ受け治具に接離する検査ブロックを備え、
前記検査ブロックは、前記コネクタ受け治具に向けて突出して設けられた検査用端子を有し、
前記検査ブロックが、前記コネクタ受け治具に接近した接近位置にある際に、前記検査用端子が前記コネクタに設けられたコネクタ端子に接近して、両者が電気的に接続され、
前記検査ブロックが、前記コネクタ受け治具から離間した離間位置にある際に、前記検査用端子が前記コネクタ端子から離間して、両者の電気的接続が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ支持装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等には、種々の電子機器が搭載されており、該電子機器にバッテリなどの電源等からの電力や検査部からの制御信号などを伝えるためのワイヤハーネスが配索されている。
【0003】
ワイヤハーネスは、工場内に設置されたコンベア装置と、該コンベア装置によって搬送される複数の布線板と、を有するハーネス生産ラインにおいて、該布線板の上で組み立てられるのが一般的である。
【0004】
このようなワイヤハーネスを製造する際には、ワイヤハーネスが布線板の上に設置された状態で、ワイヤハーネスの端末に位置するコネクタがコネクタ受け治具によって支持されて組み立てられる。即ち、ワイヤハーネスは、コネクタ受け治具によって支持され、車両に設置される形態(「車両組付け形状」と記す場合がある)と同じ形状となるように形作られることにより、組み立てられている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
図8(A)(B)は、従来のコネクタ受け治具の一例を示す概念図である。図8(A)に示された従来のコネクタ受け治具A、図8(B)に示された従来のコネクタ受け治具Bは、同じ形状を有するコネクタ101を支持するためのコネクタ受け治具A、Bであるとともに、車両に設置する際のコネクタ101の嵌合面101A、101Bの向きが異なるように、コネクタ101を支持するものである。
【0006】
このように従来のコネクタ受け治具A、Bは、同じ形状を有するコネクタ101を支持する場合であっても、車両に設置する際のコネクタ101の嵌合面101A、101Bの向きが異なる場合に備えて、図8(A)(B)に示すように、2種類のコネクタ受け治具A、Bが用意されて、ワイヤハーネス101WA、101WBが組み立てられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2007-141641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、2種類のコネクタ受け治具A、Bを用いて、ワイヤハーネス101WA、101WBを製造する際に、例えばロボットアームを用いて、コネクタ受け治具A、Bにコネクタ101を支持させる場合には、コネクタ101の向きがコネクタ受け治具A、Bに対応する向きとなるように、ロボットアームを制御する必要があり、ロボットアームの動作や制御が煩雑になってしまう。即ち、従来のコネクタ受け治具A、Bは、自動化に適していなかった。
【0009】
本発明は、自動化に適したコネクタ支持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電線の端末に設けられたコネクタを支持するためのコネクタ支持装置であって、ベースと、該ベースに回転可能に設けられたコネクタ受け治具と、を備え、前記コネクタ受け治具は、前記コネクタを収容する凹状のコネクタ収容部を有し、前記コネクタ収容部に前記コネクタが収容された状態で、前記電線の引出し方向は、前記コネクタ受け治具の回転軸方向に沿っていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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