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公開番号2025132368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029875
出願日2024-02-29
発明の名称カバー構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/14 20060101AFI20250903BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】見栄えの悪化を抑えること。
【解決手段】収容体10と、収容体に対する閉位置で作業用空間10aを電気接続部と一緒に覆い、かつ、収容体に対する開位置で作業用空間10aを露出させるカバー20と、収容体とカバーを連結し、閉位置と開位置との間で収容体に対してカバーを開閉させる第1リビングヒンジ30と、収容体とカバーを連結し、閉位置と開位置との間で収容体に対してカバーを開閉させつつ、第1リビングヒンジを外方から覆い隠す第2リビングヒンジ40と、を有し、第2リビングヒンジは、収容体に連結される第1連結部41と、カバーに連結される第2連結部42と、第1連結部と第2連結部を繋ぐヒンジ主体43と、を有し、ヒンジ主体は、開位置で放物線形状に形成され、かつ、カバーの開閉に際して収容体とカバーからの過荷重の入力を抑止し得る形状に形成されること。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
収容された電気接続部に関わる作業を実施可能な作業用空間が内方に設けられた収容体と、
前記収容体に対する閉位置で前記作業用空間を前記電気接続部と一緒に覆い、かつ、前記収容体に対する開位置で前記作業用空間を露出させるカバーと、
前記収容体と前記カバーを連結し、前記閉位置と前記開位置との間で前記収容体に対して前記カバーを開閉させる第1リビングヒンジと、
前記収容体と前記カバーを連結し、前記閉位置と前記開位置との間で前記収容体に対して前記カバーを開閉させつつ、前記第1リビングヒンジを外方から覆い隠す第2リビングヒンジと、
を有し、
前記第2リビングヒンジは、前記収容体に連結される第1連結部と、前記カバーに連結される第2連結部と、前記第1連結部と前記第2連結部を繋ぐヒンジ主体と、を有し、
前記ヒンジ主体は、前記開位置で放物線形状に形成され、かつ、前記カバーの開閉に際して前記収容体と前記カバーからの過荷重の入力を抑止し得る形状に形成されることを特徴としたカバー構造。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記第2リビングヒンジは、前記閉位置で前記ヒンジ主体が放物線形状を成すように形成されることを特徴とした請求項1に記載のカバー構造。
【請求項3】
前記第2リビングヒンジは、前記開位置での前記ヒンジ主体の放物線形状と前記閉位置での前記ヒンジ主体の放物線形状とが同等の形状となるように形成されることを特徴とした請求項2に記載のカバー構造。
【請求項4】
前記放物線形状とは、半楕円形状のことであり、
前記ヒンジ主体は、前記開位置での短軸の長さと前記閉位置での短軸の長さとが同じ長さとなるように形成されることを特徴とした請求項3に記載のカバー構造。
【請求項5】
前記第2リビングヒンジは、前記第1連結部と前記第2連結部の内の一方を固定端とし、かつ、その内の他方を自由端とする片持ち梁形状に形成され、
前記自由端には、突起部を設け、
前記収容体と前記カバーの内の前記自由端が連結される一方には、前記突起部を引っ掛けて係止する係止部を設けることを特徴とした請求項1,2,3又は4に記載のカバー構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カバー構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両には、様々な電気接続対象物が筐体に収容された状態で搭載されている。そして、その筐体には、複数の電気接続対象物の電気接続部が収容される収容体が設けられている。この筐体においては、その収容体の内部空間を作業用空間とし、この作業用空間で電気接続部に関わる作業(電気接続部の着脱作業や電気接続部同士の接続作業等)が行われる。よって、この筐体には、その作業用空間を電気接続部と一緒に覆う一方、作業を行う際に作業用空間を露出させるカバーが設けられている。例えば、下記の特許文献1には、第1カバーと第2カバーでカバーを構成し、その第1カバーと第2カバーをリビングヒンジで連結させたカバー構造について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-081913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のカバー構造は、カバーの開閉動作を繰り返すことでリビングヒンジが白化し、見栄えを悪くしてしまう可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、見栄えの悪化を抑え得るカバー構造を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、収容された電気接続部に関わる作業を実施可能な作業用空間が内方に設けられた収容体と、前記収容体に対する閉位置で前記作業用空間を前記電気接続部と一緒に覆い、かつ、前記収容体に対する開位置で前記作業用空間を露出させるカバーと、前記収容体と前記カバーを連結し、前記閉位置と前記開位置との間で前記収容体に対して前記カバーを開閉させる第1リビングヒンジと、前記収容体と前記カバーを連結し、前記閉位置と前記開位置との間で前記収容体に対して前記カバーを開閉させつつ、前記第1リビングヒンジを外方から覆い隠す第2リビングヒンジと、を有し、前記第2リビングヒンジは、前記収容体に連結される第1連結部と、前記カバーに連結される第2連結部と、前記第1連結部と前記第2連結部を繋ぐヒンジ主体と、を有し、前記ヒンジ主体は、前記開位置で放物線形状に形成され、かつ、前記カバーの開閉に際して前記収容体と前記カバーからの過荷重の入力を抑止し得る形状に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るカバー構造は、第2リビングヒンジの白化を抑止し、第1リビングヒンジが白化してしまった場合であっても、外観上で見栄えの悪化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のカバー構造を示す閉位置の斜視図である。
図2は、実施形態のカバー構造を示す開位置の斜視図である。
図3は、図2の二重ヒンジ構造を矢印Aの方向に見た部分拡大図である。
図4は、カバー開閉途中での実施形態の二重ヒンジ構造を側方から見た部分拡大図である。
図5は、図1の二重ヒンジ構造を矢印Aの方向に見た部分拡大図である。
図6は、変形例のカバー構造を示す閉位置の斜視図である。
図7は、変形例のカバー構造を示す開位置の斜視図であって、第2リビングヒンジのカバーへの組付け前の状態を示している。
図8は、図7のX-X線断面の部分拡大図である。
図9は、変形例のカバー構造を示す開位置の斜視図であって、第2リビングヒンジのカバーへの組付け後の状態を示している。
図10は、図9のX-X線断面の部分拡大図である。
図11は、カバー開閉途中での変形例の二重ヒンジ構造を側方から見た部分拡大図である。
図12は、図6のX-X線断面の部分拡大図である。
図13は、変形例の第2リビングヒンジの別形態について説明する部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るカバー構造の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るカバー構造の実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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