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公開番号2025125643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024021695
出願日2024-02-16
発明の名称電動アシスト車の制御装置
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20250821BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】電動アシスト車に適した方法で安全運転のための警告を出す。
【解決手段】本制御装置は、(A)電動アシスト車を動かすモータの駆動部と、(B)電動アシスト車の走行時に、予め定められ且つ警告を出力すべき走行状態を検出した場合に、警告出力部を有し且つユーザが装着するヘルメットと、モータの駆動部と、電動アシスト車に固定して設置されている表示機との少なくともいずれかに対して、ユーザに対して所定の警告を出力するように指示する制御部とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電動アシスト車を動かすモータの駆動部と、
前記電動アシスト車の走行時に、予め定められ且つ警告を出力すべき走行状態を検出した場合に、警告出力部を有し且つユーザが装着するヘルメットと、前記モータの駆動部と、前記電動アシスト車に固定して設置されている表示機との少なくともいずれかに対して、前記ユーザに対して所定の警告を出力するように指示する制御部と、
を有する、電動アシスト車のための制御装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記走行状態を検出しない場合、前記走行状態を検出せず且つ前記電動アシスト車の所定時間以上の停止を検出した場合、又は、前記走行状態を検出せず且つ前記電動アシスト車の所定時間以上の停止及び予め定められた操作を検出した場合、前記所定の警告の出力を停止するように指示する
請求項1記載の制御装置。
【請求項3】
前記モータの駆動部は、
前記制御部からの指示に応じて、前記モータを強制的に振動させる態様又は前記モータに所定の音を強制的に発生させる態様で前記モータを動作させることで、前記モータに前記所定の警告を出力させる
請求項1記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記ヘルメットの警告出力部であるスピーカ又は振動部に、所定の音又は所定の振動を出力させるように指示する
請求項1記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記表示機に、所定の表示又は所定の音を出力させるように指示する
請求項1記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記所定の警告を出力後一定時間内に前記所定の警告の出力停止を指示させる事象を検出しなかった場合、前記駆動部を回生制動を強制的に行うように制御する
請求項1記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記回生制動を開始した後第2の一定時間以上前記電動アシスト車が停止したことを確認した場合に、強制的な前記回生制動を停止させるように制御する
請求項6記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記回生制動を開始した後前記第2の一定時間以上前記電動アシスト車が停止したことを確認するまでは、前記ユーザによる電源断の指示を無視する
請求項7記載の制御装置。
【請求項9】
請求項1記載の制御装置を搭載した電動アシスト車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動アシスト車の危険運転の抑制技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、より安全性を重視した運転支援を行うために、現在位置がハザード情報における危険区域に侵入した場合に、警告情報を出力させる技術が開示されている。具体的には、出力先のデバイスには、スマートフォンなどの携帯情報端末を想定しており、音声、表示、又は振動を出力することで警告情報を出力するとされている。
【0003】
また、特許文献2には、1)自転車の進行方向前方に歩行者の画像を撮影した場合、2)交差点、横断歩道または一時停止標識の画像を撮影した場合、3)停止しなければならない画像を撮影しているにもかかわらず自転車の減速を検出しない場合、4)段差または障害物の画像を撮影した場合、5)自転車の速度が速度閾値を超過する場合、6)加速度閾値を超過する自転車の急加速または急減速が検出された場合、7)所定値以上の横加速度を検出した場合、8)所定値以上の加速度を検出した場合、9)自転車の加速度とハンドルの回転角度とに基づき自転車がふらついていると判定した場合、10)ブレーキの利き具合が所定値以下である場合、11)自転車の進行方向後方から自転車に接近する物体が存在すると判定した場合、12)運転者の視線の向きが所定時間以上にわたって下向きである場合、13)運転者が片手運転をしている場合、14)タイヤの空気圧が所定値以下である場合、15)前照灯の球切れを検出した場合、16)埃センサが検出した浮遊粒子の数が所定値以上である場合、17)自転車の進行方向前方の渋滞、事故、故障車、工事、交差点、信号または交通規制の情報を受信した場合、18)自転車が自転車専用レーン以外のレーンを走行していることを検出した場合、19)自転車がレーンを逆走していることを検出した場合、20)過去に急減速が検出された位置への自転車の接近を検出した場合、21)危険箇所への自転車の接近を検出した場合などに、警告灯を点灯させること、自転車のハンドルを振動させること、自転車のサドルを振動させること、又はスピーカが音声を出力することで、運転者に警報を出力する技術が開示されている。
【0004】
このように従来技術では、自転車運転の様々な場面において警告又は警報を出力することが示されているが、警告又は警報の出力先が、スマートフォンなどの携帯情報端末である場合や、その手法が、警告灯を点灯させる、自転車のサドルやハンドルを振動させる、スピーカで音を鳴らすというような手段が採用されている。しかしながら、スマートフォンなどの携帯情報端末を操作しながら自転車を運転するのは安全運転に反している。また、自転車のサドルやハンドルを振動させようとすると、そのための装置を自転車に設置することになり、コスト増加と共に、重量増加などから安全性を損なう可能性もある。また、警告灯やスピーカを設けるにしても、いずれに設けるのが好ましいのかという問題はある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-191570号公報
特開2019-217978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の目的は、一側面によれば、電動アシスト車に適した方法で安全運転のための警告を出す新規な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る、電動アシスト車のための制御装置は、(A)電動アシスト車を動かすモータの駆動部と、(B)電動アシスト車の走行時に、予め定められ且つ警告を出力すべき走行状態を検出した場合に、警告出力部を有し且つユーザが装着するヘルメットと、モータの駆動部と、電動アシスト車に固定して設置されている表示機との少なくともいずれかに対して、ユーザに対して所定の警告を出力するように指示する制御部とを有する。
【発明の効果】
【0008】
一側面によれば、電動アシスト車に適した方法で安全運転のための警告を出すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態における電動アシスト自転車の外観を示す図である。
図2は、表示機の一例を示す図である。
図3は、モータ制御装置の機能構成例を示す図である。
図4は、ヘルメットの機能構成例を示す図である。
図5は、第1の実施の形態に係る処理フローを示す図である。
図6は、第1の実施の形態に係る処理フローを示す図である。
図7は、モータに振動を発生させる場合の制御を説明するための図である。
図8は、モータに音を発生させる場合の制御を説明するための図である。
図9は、第2の実施の形態に係る処理フローを示す図である。
図10は、第2の実施の形態に係る解除処理の処理フローを示す図である。
図11は、第3の実施の形態に係る処理フローを示す図である。
図12は、第3の実施の形態に係る処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、電動アシスト車の一例である電動アシスト自転車の例をもって説明する。しかしながら、本発明の実施の形態は、電動アシスト自転車だけに適用対象を限定するものではなく、人力に応じて移動する移動体(例えば、台車、車いすなど)の移動を補助するモータなどに対するモータ制御装置等についても適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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