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公開番号2025127532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024275
出願日2024-02-21
発明の名称点灯制御装置、照明装置及び車両用灯具
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 45/345 20200101AFI20250826BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】スイッチング素子特性や定電流回路の駆動電圧に関係なく、光源を点灯でき、点灯開始電圧の低電圧化を可能とする。
【解決手段】点灯制御装置3は、電源に繋がる電流経路に一端が接続された光源2に直列に接続され、光源2を流れる電流を一定にする定電流回路4を備える。定電流回路4は、一定の大きさの電流を光源2に供給するための制御信号を生成する定電流制御回路と、制御信号が入力される制御端を備え、光源を流れる電流を一定にするスイッチング素子と、スイッチング素子の2つの電流入出力端の間に並列に接続された抵抗61を含むバイパス回路6と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源に繋がる電流経路に一端が接続された光源に直列に接続され、前記光源を流れる電流を一定にする定電流回路を備え、
前記定電流回路は、
一定の大きさの電流を前記光源に供給するための制御信号を生成する定電流制御回路と、
前記制御信号が入力される制御端を備え、前記光源を流れる電流を一定にするスイッチング素子と、
前記スイッチング素子の2つの電流入出力端の間に並列に接続された抵抗を含むバイパス回路と、を備える、
点灯制御装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記スイッチング素子は、トランジスタである、
請求項1に記載の点灯制御装置。
【請求項3】
前記スイッチング素子は、電界効果トランジスタであり、前記制御端はゲートであり、2つの前記電流入出力端は、ドレイン及びソースである、
請求項2に記載の点灯制御装置。
【請求項4】
前記定電流制御回路は、前記電源から駆動電圧が供給される定電流制御ICである、
請求項1に記載の点灯制御装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の点灯制御装置と、前記光源とを含む、照明装置。
【請求項6】
請求項5に記載の照明装置を用いて構成される車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点灯制御装置、照明装置及び車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両用灯具等の照明装置の点灯制御装置において、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を直列に接続して構成される光源を駆動するために、電圧供給回路により駆動電圧を供給するとともに、光源に定電流回路を設けることにより定電流制御するものがある。
【0003】
特許文献1は、LED素子に直列接続され、電源電圧を昇圧又は降圧して素子印加電圧としてLED素子に印加する昇降圧回路部と、LED素子に直列接続され、LED素子を流れる電流を一定にするスイッチング素子として電界効果トランジスタ(FET)を有する定電流回路部と、昇降圧回路部及び定電流回路部を制御する制御部とを備え、制御部が、FETのドレイン-ソース間の電圧を所定値以下とするために素子印加電圧と定電流回路部により得られる定電流とが関連付けられた制御テーブルに基づいて、昇降圧回路部を制御して素子印加電圧を調整することにより、高電圧時のFETの発熱を抑制するとともに、精度良い調光を実現するLED駆動装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-18691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記LED駆動装置は、電源スイッチをONすることにより立ち上がり、制御部及び定電流回路部は、電源電圧が印加されることによって駆動される。LED駆動装置は、定電流回路が駆動され、FETがON状態とされることによって、LEDに電流が流れ、LEDは点灯する。しかしながら、定電流回路部が駆動できる閾値以上の電源電圧が投入されない限り、ゲート-ソース間電圧は印加されず、さらにゲート-ソース間電圧がFETをONする状態に達していない場合、LEDに電流は流れず、LEDは点灯しない。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スイッチング素子特性や定電流回路の駆動電圧に関係なく、光源を点灯でき、点灯開始電圧の低電圧化を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る点灯制御装置は、電源に繋がる電流経路に一端が接続された光源に直列に接続され、前記光源を流れる電流を一定にする定電流回路を備え、前記定電流回路は、一定の大きさの電流を前記光源に供給するための制御信号を生成する定電流制御回路と、前記制御信号が入力される制御端を備え、前記光源を流れる電流を一定にするスイッチング素子と、前記スイッチング素子の2つの電流入出力端の間に並列に接続された抵抗を含むバイパス回路と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スイッチング素子の2つの電流入出力端の間に並列に接続された抵抗からなるバイパス回路を備えることにより、スイッチング素子が閉じていても、バイパス回路を通じて電流が流れるため、スイッチング素子特性や定電流回路の駆動電圧に関係なく、光源を点灯でき、点灯開始電圧を低電圧化できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る車両用灯具の構成を示すブロック図である。
定電流制御ICの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る車両用灯具における、(a)は、入力電圧が変化した場合の定電流制御ICの動作特性、光源の電流-電圧特性を示す図であり、(b)は、(a)の一部を拡大した図である。
従来の車両用灯具における、(a)は、入力電圧が変化した場合の定電流制御ICの動作特性、光源の電流-電圧特性を示す図であり、(b)は、(a)の一部を拡大した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態にかかる車両用灯具について図面を参照して説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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