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公開番号2025128048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025025287
出願日2025-02-19
発明の名称映像監視システム、映像記録装置、映像解析方法、及び映像解析プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06V 20/52 20220101AFI20250826BHJP(計算;計数)
要約【課題】信頼性が低下した物体識別情報を信頼性の高い物体識別情報に再構築できる映像監視システム、映像記録装置、映像解析方法、及び映像解析プログラムを提供する。
【解決手段】映像監視システム(100)は、取得した映像情報を解析してメタ情報を出力する1以上のカメラ(センサ類)(12)と、映像情報、及びカメラ(センサ類)(12)が出力したメタ情報を記録する映像記録装置(10)とを含み、カメラ(センサ類)(12)は、映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報及び物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報をメタ情報として出力する映像解析部(14)を有し、映像記録装置(10)は、映像情報を記録する映像記録部(15)と、メタ情報を記録するメタ情報記録部(16)と、信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するメタ情報再解析部(17)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像情報を取得すると共に、該取得した映像情報を解析してメタ情報を出力する1以上のセンサと、前記映像情報、及び前記センサが出力したメタ情報を記録する映像記録装置とを含む映像監視システムであって、
前記センサは、前記取得した映像情報を解析して、前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を前記メタ情報として出力する映像解析部を有し、
前記映像記録装置は、
前記映像情報を記録する映像記録部と、
前記メタ情報を記録するメタ情報記録部と、
前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するメタ情報再解析部と、を有する
ことを特徴とする映像監視システム。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記メタ情報再解析部は、前記メタ情報を時系列で精査し、信頼性が前記所定の閾値以下の物体識別情報を、該物体識別情報の時系列で前後に存在する信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
【請求項3】
前記メタ情報再解析部は、前記物体の物体識別情報の信頼性の値が前記所定の閾値以下になった際、前記映像情報の再解析を行い、前記再解析による前記物体の物体識別情報が、該信頼性の値が前記所定の閾値以下になる直前の物体識別情報と一致する場合に、該信頼性の値が所定の閾値以下になった物体識別情報に代えて前記再解析による物体識別情報を採用する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
【請求項4】
前記メタ情報再解析部は、1の前記センサが出力した物体識別情報の信頼性が前記所定の閾値以下になった場合に、他の前記センサが出力した物体識別情報のうち、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報で、信頼性が前記所定の閾値以下になった物体識別情報を再構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
【請求項5】
前記映像記録装置は、前記映像記録装置の処理負荷を監視する処理負荷監視部をさらに有し、
前記メタ情報再解析部は、前記処理負荷監視部から得られた前記映像記録装置の処理負荷が小さい期間に、前記信頼性情報が示す信頼性が前記所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
【請求項6】
コンピュータによって実行される映像解析方法であって、
映像情報を記録するステップと、
前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を含むメタ情報を記録するステップと、
前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するステップと、
を有する映像解析方法。
【請求項7】
映像情報を記録するステップと、
前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を含むメタ情報を記録するステップと、
前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するステップと、
をコンピュータに実行させる映像解析プログラム。
【請求項8】
映像情報を記録する映像記録部と、
前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を含むメタ情報を記録するメタ情報記録部と、
前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するメタ情報再解析部と、を有する
ことを特徴とする映像記録装置。
【請求項9】
映像情報を取得すると共に、該取得した映像情報を解析してメタ情報を出力する1以上のセンサと、前記映像情報、及び前記センサが出力したメタ情報を記録する映像記録装置とを含む映像監視システムであって、
前記センサは、前記取得した映像情報を解析して、前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を前記メタ情報として生成する映像解析部を有し、
前記映像記録装置は、
前記映像情報を記録する映像記録部と、
前記メタ情報を記録するメタ情報記録部と、
前記信頼性が高い映像情報に基づいて生成された学習データを学習させた推論モデルを用いて、前記メタ情報を生成する推論モデル記録部と、
前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、前記推論モデル記録部が当該メタ情報に対応する映像情報の近傍の時間の映像情報を解析することにより生成されたメタ情報に基づいて再構成するメタ情報再解析部と、を有する
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項10】
コンピュータによって実行される映像解析方法であって、
映像情報を記録するステップと、
前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を含むメタ情報を記録するステップと、
前記信頼性が高い映像情報に基づいて生成された学習データを学習させた推論モデルを用いて、前記メタ情報を生成するステップと、
前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、当該メタ情報に対応する映像情報の近傍の時間の映像情報を解析することにより生成されたメタ情報に基づいて再構成するステップと、
を有する映像解析方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、映像監視システム、映像記録装置、映像解析方法、及び映像解析プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、事件、及び事故の抑止、予防、発見、事後検証、マーケティングのための行動調査、又は自動運転などの目的で、カメラ又は各種センサが社会の至る場所に設置されてきている。しかしながら、これらカメラ又はセンサ類で取得した膨大な量の情報全てを目視等により確認することは困難であり、監視をする上で重要な場面を自動的に検出する技術が活用されている。具体的には、カメラ又はセンサ類の出力に対し、監視対象の動きの検出、又は監視対象の顔検出等による人物、又は物体の検出及び認識といった映像解析処理が行われている。かかる映像解析処理の結果として、検出及び認識された人物又は物体の識別情報、並びに映像上における当該人物又は当該物体の位置及び大きさ等の情報に加え、識別情報等の確からしさを示す信頼性情報が出力される。かかる識別情報、当該人物又は当該物体の位置及び大きさ等の情報、並びに信頼性情報をメタ情報という。今日の映像監視システムでは、これらメタ情報を分析することで目視によらない監視を実現している。
【0003】
しかしながら、カメラ又はセンサ類の撮影画像を解析して得られるメタ情報は、監視対象が遮蔽物によって遮蔽されるなど、撮影環境の影響を受けてその信頼性が低下するという課題がある。
【0004】
特許文献1には、複数のカメラ又はセンサ類で監視対象を撮影することで、1のカメラ又はセンサ類で認識した物体検知情報に基づいて、他のカメラ又はセンサ類で検知の設定情報を逐次見直し、当該他のカメラ又はセンサ類での物体識別を容易にする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4866754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、一旦判定したメタ情報の信頼性を、後処理によって向上させることができないという問題点があった。
【0007】
本開示は、信頼性が低下した物体識別情報を信頼性の高い物体識別情報に再構築できる映像監視システム、映像記録装置、映像解析方法、及び映像解析プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の映像監視システムは、映像情報を取得すると共に、該取得した映像情報を解析してメタ情報を出力する1以上のセンサと、前記映像情報、及び前記センサが出力したメタ情報を記録する映像記録装置とを含む映像監視システムであって、前記センサは、前記取得した映像情報を解析して、前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を前記メタ情報として出力する映像解析部を有し、前記映像記録装置は、前記映像情報を記録する映像記録部と、前記メタ情報を記録するメタ情報記録部と、前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するメタ情報再解析部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
本開示の映像解析方法は、コンピュータによって実行される映像解析方法であって、映像情報を記録するステップと、前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を含むメタ情報を記録するステップと、前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するステップと、を有する。
【0010】
本開示の映像解析プログラムは、映像情報を記録するステップと、前記映像情報に含まれる物体を示す物体識別情報、及び該物体識別情報の信頼性を示す信頼性情報を含むメタ情報を記録するステップと、前記メタ情報に含まれる前記信頼性情報が示す信頼性が所定の閾値以下の物体識別情報を、信頼性が前記所定の閾値よりも高い物体識別情報に基づいて再構成するステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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