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公開番号2025129954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026961
出願日2024-02-26
発明の名称コンデンサ
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H01G 4/32 20060101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】等価直列インダクタンス(ESL)を低減することができるコンデンサを提供する。
【解決手段】コンデンサ1は、コンデンサ素子2と、第1バスバー31と、第2バスバー32と、を備える。コンデンサ素子2は、第1端面電極21と、第2端面電極22と、第1端面電極21と第2端面電極22との間に存在する平坦部200と、を含む。第1バスバー31は、第1端面電極21に接続された第1素子側端子41と、外部機器に接続可能な第1外部端子51と、第1素子側端子41と第1外部端子51とをつなぎ、平坦部200に対向する平板部6と、を含む。第2バスバー32は、第2端面電極22に接続された第2素子側端子42と、外部機器に接続可能な第2外部端子52と、を含む。平板部6は、平坦部200と反対側の第1平面61と、平坦部200に対向する第2平面62と、第1平面61に存在する切込み部7と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1端面電極と、第2端面電極と、前記第1端面電極と前記第2端面電極との間に存在する平坦部と、を含むコンデンサ素子と、
前記第1端面電極に接続された第1素子側端子と、外部機器に接続可能な第1外部端子と、前記第1素子側端子と前記第1外部端子とをつなぎ、前記平坦部に対向する平板部と、を含む第1バスバーと、
前記第2端面電極に接続された第2素子側端子と、前記外部機器に接続可能な第2外部端子と、を含む第2バスバーと、を備え、
前記平板部は、前記平坦部と反対側の第1平面と、前記平坦部に対向する第2平面と、前記第1平面に存在する切込み部と、を含む、
コンデンサ。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記平板部が、前記平坦部の全体を覆っている、
請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項3】
前記第1端面電極と前記第2端面電極とを結ぶ方向において、前記第1外部端子が、前記平板部を介して前記第1素子側端子と反対側に位置している、
請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項4】
前記切込み部の深さが、前記第1平面から前記第2平面までの距離の半分以下である、
請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項5】
前記切込み部が、前記平板部を、前記第1素子側端子が存在する側の部分と、前記第1外部端子が存在する側の部分とに区分する第1切込み部を含む、
請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項6】
前記切込み部が、前記第1切込み部に交差する第2切込み部を更に含む、
請求項5に記載のコンデンサ。
【請求項7】
前記平板部が、前記第1平面と前記第2平面との間に存在する側面と、前記側面に存在する側面切込み部と、を更に含む、
請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項8】
前記コンデンサ素子を収容するケースと、前記コンデンサ素子を封止し、前記ケースに充填された樹脂部と、を更に備え、
前記第1外部端子及び前記第2外部端子が前記樹脂部から外部に出ている、
請求項1に記載のコンデンサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般にコンデンサに関し、より詳細にはコンデンサ素子を備えるコンデンサに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フィルムコンデンサが開示されている。このフィルムコンデンサは、コンデンサ素子と、第1のバスバー及び第2のバスバーと、第1の重合部及び第2の重合部と、絶縁部と、を備える。
【0003】
ここで、第1のバスバー及び第2のバスバーは、コンデンサ素子に接続される。第1の重合部及び第2の重合部は、第1のバスバーと第2のバスバーとにそれぞれが含まれ、互いに重なり合う。絶縁部は、第1の重合部と第2の重合部との間を絶縁する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-112168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、第1のバスバー(前バスバー)は、第3プレート部を含み、第2のバスバー(後バスバー)は、第2プレート部を含む。そして、第3プレート部と第2プレート部との間の距離を小さくすることにより、前バスバーと後バスバーとが有する等価直列インダクタンス(ESL)を低減している。
【0006】
しかしながら、特許文献1のフィルムコンデンサでは、等価直列インダクタンス(ESL)の低減に関して、更なる改良の余地があった。
【0007】
本開示の目的は、等価直列インダクタンス(ESL)を低減することができるコンデンサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るコンデンサは、コンデンサ素子と、第1バスバーと、第2バスバーと、を備える。前記コンデンサ素子は、第1端面電極と、第2端面電極と、前記第1端面電極と前記第2端面電極との間に存在する平坦部と、を含む。前記第1バスバーは、前記第1端面電極に接続された第1素子側端子と、外部機器に接続可能な第1外部端子と、前記第1素子側端子と前記第1外部端子とをつなぎ、前記平坦部に対向する平板部と、を含む。前記第2バスバーは、前記第2端面電極に接続された第2素子側端子と、前記外部機器に接続可能な第2外部端子と、を含む。前記平板部は、前記平坦部と反対側の第1平面と、前記平坦部に対向する第2平面と、前記第1平面に存在する切込み部と、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、等価直列インダクタンス(ESL)を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係るコンデンサを示す分解斜視図である。
図2は、同上のコンデンサを示す分解斜視図である。
図3は、同上のコンデンサを示す平面図である。
図4は、同上のコンデンサを示す正面図である。
図5は、図1のA部分の拡大斜視図である。
図6は、図1のA部分の拡大正面図である。
図7は、同上のコンデンサを示す斜視図である。
図8A及び図8Bは、同上のコンデンサの作用を説明する図である。
図9は、第2実施形態に係るコンデンサについて、図1のA部分に対応する部分の拡大斜視図である。
図10Aは、同上のコンデンサについて、図1のA部分に対応する部分の拡大正面図である。図10Bは、同上のコンデンサについて、図1のA部分に対応する部分の拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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