TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025130063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2025029089
出願日2025-02-26
発明の名称バッテリセル、その製造方法及びバッテリモジュール
出願人エスケー オン カンパニー リミテッド
代理人個人
主分類H01M 50/566 20210101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極端子と集電体との結合時に発生する異物による不良を改善することができるバッテリセル、その製造方法及びバッテリモジュールを提供する。
【解決手段】本開示は、内部に収容空間を形成する側壁111と、貫通孔が形成された上部プレート112を含むセルケース110と、上記貫通孔に結合され、下部に結合溝145が形成された電極端子140と、上記セルケースの上記収容空間に配置される電極組立体120と、上記電極端子と上記電極組立体を電気的に連結する第1集電体130と、を含み、上記第1集電体は、上記結合溝に嵌合する突出部133bを有する連結端子133を含み、上記突出部は、上記結合溝に嵌合した状態で上記セルケース外側からの溶接により上記電極端子と結合され、上記突出部と上記電極端子の溶接部分における上記連結端子の厚さは、上記電極端子の厚さ以上の値を有するバッテリセルを提供する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
内部に収容空間を形成する側壁と、貫通孔が形成された上部プレートを含むセルケースと、
前記貫通孔に結合され、下部に結合溝が形成された電極端子と、
前記セルケースの前記収容空間に配置される電極組立体と、
前記電極端子と前記電極組立体を電気的に連結する第1集電体と、を含み、
前記第1集電体は、前記結合溝に嵌合する突出部を有する連結端子を含み、
前記突出部は、前記結合溝に嵌合した状態で前記セルケース外側からの溶接により前記電極端子と結合され、
前記突出部と前記電極端子の溶接部分における前記連結端子の厚さは、前記電極端子の厚さ以上の値を有する、バッテリセル。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記突出部は、内部が充填された中実型(solid type)で提供される、請求項1に記載のバッテリセル。
【請求項3】
前記第1集電体は、前記電極組立体の第1電極タブに電気的に連結される集電プレートをさらに含み、
前記集電プレートは、前記連結端子に連結される、請求項1に記載のバッテリセル。
【請求項4】
前記連結端子は、前記集電プレートに結合される支持部をさらに含み、
前記突出部は、前記支持部から延び、前記集電プレートに形成された開口を通過する形状を有する、請求項3に記載のバッテリセル。
【請求項5】
前記集電プレートと前記連結端子は、別途に製造された後に互いに結合または一体に形成される、請求項3に記載のバッテリセル。
【請求項6】
前記突出部の側面は傾斜面を含み、
前記傾斜面は、下側より上側の幅が狭くなる形状を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のバッテリセル。
【請求項7】
前記セルケースは、円形断面形状を有し、
前記貫通孔は、前記上部プレートの中央に形成された、請求項1から5のいずれか一項に記載のバッテリセル。
【請求項8】
前記電極端子と前記貫通孔との間に配置され、電気絶縁性を有する第1ガスケットをさらに含み、
前記電極端子は、前記セルケースの前記貫通孔にリベット接合される、請求項1から5のいずれか一項に記載のバッテリセル。
【請求項9】
前記電極端子は、前記結合溝の上部に前記電極端子と前記突出部との間の溶接のための溶接溝が形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のバッテリセル。
【請求項10】
前記溶接溝は、平面上の螺旋形状を含むか、または少なくとも1つの閉曲線を含む、請求項9に記載のバッテリセル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電及び放電が可能なバッテリセル(二次電池)、バッテリセルの製造方法、及びバッテリモジュールに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
二次バッテリセルは、一次電池とは異なり充放電が可能であるという便利性があり、各種モバイル機器、電気自動車、エネルギー貯蔵装置などの動力源として多くの注目を浴びている。
【0003】
二次バッテリセルは、パウチ型(pouch-type)セルまたは缶型(can-type)セルで製造されることができる。パウチ型セルは、柔軟性のあるセルケース(パウチ)の内部に電極組立体を収容した構造を有する。缶型セルは、剛性のあるセルケース(缶)の内部に電極組立体を収容した構造として、円筒型セルや角型セル、コイン型セルなどで構成されることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二次バッテリセルは、電極組立体、及び電極組立体を収容するセルケースを含むことができる。電極組立体は、集電体と連結され、集電体は、バッテリセルの電極端子と溶接されて電極端子と電気的に連結されることができる。
【0005】
従来のバッテリセルは、集電体と電極組立体を結合した後、電極組立体をセルケース内部に挿入した状態で、電極組立体の中央に形成された中空部に超音波溶接のためのホーン(horn)を挿入して、集電体と電極端子を超音波溶接して集電体と端子部を電気的に連結した。
【0006】
しかし、セルケース内部に電極組立体を挿入した状態で、電極組立体の中空部を介して超音波溶接を行う場合、フューム(fume)やスパッタ(spatter)などの溶接異物がバッテリセルの内部に形成されるため、異物によってバッテリセルに不良が発生するという問題があった。
【0007】
本開示の一側面によると(According to an aspect of the present disclosures)、電極端子と集電体との結合時に発生する異物による不良を改善することができるバッテリセル、その製造方法及びバッテリモジュールを提供することができる。
【0008】
本開示の一側面によると、電極端子と集電体との溶接による異物(不純物)がバッテリセルの内部構成に影響を及ぼすことを防止できるバッテリセル、その製造方法及びバッテリモジュールを提供することができる。
【0009】
本開示の一側面によると、電極組立体が溶接熱(welding heat)によって損傷されることを改善することができるバッテリセル、その製造方法及びバッテリモジュールを提供することができる。
【0010】
本開示の一側面によると、電極端子の剛性を向上させることができるバッテリセル、その製造方法及びバッテリモジュールを提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
雄端子
27日前
個人
後付地震遮断機
1か月前
個人
安全なNAS電池
3日前
個人
超精密位置決め機構
1か月前
愛知電機株式会社
電力機器
24日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
1か月前
個人
フリー型プラグ安全カバー
10日前
日機装株式会社
加圧装置
19日前
CKD株式会社
巻回装置
1か月前
ヒロセ電機株式会社
端子
24日前
ローム株式会社
半導体装置
19日前
エイブリック株式会社
半導体装置
今日
エイブリック株式会社
半導体装置
今日
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
オムロン株式会社
電磁継電器
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
住友電装株式会社
端子
26日前
沖電気工業株式会社
アンテナ
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
20日前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
17日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
5日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
今日
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1か月前
株式会社カネカ
二次電池
13日前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
14日前
TOWA株式会社
製造装置
1か月前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
19日前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
住友電装株式会社
コネクタ
26日前
株式会社村田製作所
アンテナ装置
1か月前
株式会社東芝
回路素子
1か月前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
19日前
続きを見る