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公開番号2025130328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027435
出願日2024-02-27
発明の名称送風装置、送風機ユニット支持装置、及び送風方向調整装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類F04D 29/56 20060101AFI20250901BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】風が吹き出す方向を容易に調整することができる送風装置、送風機ユニット支持装置、及び送風方向調整装置を提供する。
【解決手段】送風装置1において、ハウジング4の内部に送風機ユニット3が収容されている。支持体6は、ハウジング4を変位可能に支持する一対の支持部61を有している。ハウジング4の正面開口部46から風が吹き出す方向は、一対の支持部61に対するハウジング4の変位に応じて変化する。駆動プーリ8は、ギヤードモータ7の駆動力によって回転する。ベルト9は、ハウジング4に接続されているとともに駆動プーリ8に接触している。ベルト9は、駆動プーリ8の回転に応じて支持体6に対して移動することにより、一対の支持部61に対してハウジング4を変位させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
正面開口部が設けられているハウジングと、
前記ハウジングの内部に収容されており、前記正面開口部から吹き出す風を発生する送風機ユニットと、
前記ハウジングを変位可能に支持する一対の支持部を有しており、前記一対の支持部に対する前記ハウジングの変位に応じて、前記正面開口部から風が吹き出す方向が変化する支持体と、
前記支持体に設けられているギヤードモータと、
前記ギヤードモータに設けられており、前記ギヤードモータの駆動力によって回転する駆動プーリと、
前記ハウジングに接続されているとともに前記駆動プーリに接触しており、前記駆動プーリの回転に応じて前記支持体に対して移動することにより、前記一対の支持部に対して前記ハウジングを変位させるベルトと
を備えている送風装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記支持体に設けられているとともに前記ベルトが巻き掛けられており、前記ベルトと前記ハウジングとの干渉を回避しながら、前記支持体に対する前記ベルトの移動を案内するベルトガイドを備えている請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記駆動プーリの外周部には、複数のプーリ歯が前記駆動プーリの周方向へ並んで設けられており、
前記ベルトには、複数のベルト歯が前記ベルトの長さ方向へ並んで設けられており、
前記ベルトは、前記ベルト歯が前記プーリ歯に噛み合った状態で前記駆動プーリに接触している請求項1又は請求項2に記載の送風装置。
【請求項4】
ハウジングと、
前記ハウジングを変位可能に支持する一対の支持部を有している支持体と、
前記支持体に設けられているギヤードモータと、
前記ギヤードモータに設けられており、前記ギヤードモータの駆動力によって回転する駆動プーリと、
前記ハウジングに接続されているとともに前記駆動プーリに接触しており、前記駆動プーリの回転に応じて前記支持体に対して移動することにより、前記一対の支持部に対して前記ハウジングを変位させるベルトと
を備えており、
前記ハウジングには、正面開口部が設けられており、
前記ハウジングの内部には、前記正面開口部から吹き出す風を発生する送風機ユニットが収容可能になっており、
前記送風機ユニットが前記ハウジングの内部に収容された状態では、前記一対の支持部に対する前記ハウジングの変位に応じて、前記正面開口部から風が吹き出す方向が変化する送風機ユニット支持装置。
【請求項5】
ハウジングを変位可能に支持する一対の支持部を有しており、前記一対の支持部が前記ハウジングに着脱可能になっている支持体と、
前記支持体に設けられているギヤードモータと、
前記ギヤードモータに設けられており、前記ギヤードモータの駆動力によって回転する駆動プーリと、
前記ハウジングに接続されるとともに前記駆動プーリに接触しており、前記駆動プーリの回転に応じて前記支持体に対して移動することにより、前記一対の支持部に対して前記ハウジングを変位させるベルトと
を備えており、
前記ハウジングには、正面開口部が設けられており、
前記正面開口部から吹き出す風を発生する送風機ユニットを内部に収容した前記ハウジングが前記一対の支持部に取り付けられている状態では、前記一対の支持部に対する前記ハウジングの変位に応じて、前記正面開口部から風が吹き出す方向が変化する送風方向調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、送風装置、送風機ユニット支持装置、及び送風方向調整装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、風が吹き出す吹出口が設けられた筐体を取付具に支承軸を介して回転可能に取り付け、取付具に対する筐体の回転角度を調整することにより、吹出口の向きを変えるようにした送風機が開示されている。筐体には、支承軸を中心とする半円上に等間隔に位置する複数の角度ピッチ穴が設けられている。取付具には、位置決め穴が設けられている。取付具に対する筐体の回転角度は、複数の角度ピッチ穴のいずれかに通された止めねじが位置決め穴に固定されることにより保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-313603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示された従来の送風機では、吹出口の向きを調整するために、止めねじを取付具から取り外して、筐体を持ちながら筐体の回転角度を調整する必要がある。このため、吹出口の向きを調整する作業に手間がかかってしまう。例えば送風機が天井などの高所に設置されている場合には、高所作業台などを準備する必要があり、吹出口の向きを調整する作業の手間がさらに大きくなる。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するものであり、風が吹き出す方向を容易に調整することができる送風装置、送風機ユニット支持装置、及び送風方向調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る送風装置は、正面開口部が設けられているハウジングと、ハウジングの内部に収容されており、正面開口部から吹き出す風を発生する送風機ユニットと、ハウジングを変位可能に支持する一対の支持部を有しており、一対の支持部に対するハウジングの変位に応じて、正面開口部から風が吹き出す方向が変化する支持体と、支持体に設けられているギヤードモータと、ギヤードモータに設けられており、ギヤードモータの駆動力によって回転する駆動プーリと、ハウジングに接続されているとともに駆動プーリに接触しており、駆動プーリの回転に応じて支持体に対して移動することにより、一対の支持部に対してハウジングを変位させるベルトとを備えている。
また、本開示に係る送風機ユニット支持装置は、ハウジングと、ハウジングを変位可能に支持する一対の支持部を有している支持体と、支持体に設けられているギヤードモータと、ギヤードモータに設けられており、ギヤードモータの駆動力によって回転する駆動プーリと、ハウジングに接続されているとともに駆動プーリに接触しており、駆動プーリの回転に応じて支持体に対して移動することにより、一対の支持部に対してハウジングを変位させるベルトとを備えており、ハウジングには、正面開口部が設けられており、ハウジングの内部には、正面開口部から吹き出す風を発生する送風機ユニットが収容可能になっており、送風機ユニットがハウジングの内部に収容された状態では、一対の支持部に対するハウジングの変位に応じて、正面開口部から風が吹き出す方向が変化する。
また、本開示に係る送風方向調整装置は、ハウジングを変位可能に支持する一対の支持部を有しており、一対の支持部がハウジングに着脱可能になっている支持体と、支持体に設けられているギヤードモータと、ギヤードモータに設けられており、ギヤードモータの駆動力によって回転する駆動プーリと、ハウジングに接続されるとともに駆動プーリに接触しており、駆動プーリの回転に応じて支持体に対して移動することにより、一対の支持部に対してハウジングを変位させるベルトとを備えており、ハウジングには、正面開口部が設けられており、正面開口部から吹き出す風を発生する送風機ユニットを内部に収容したハウジングが一対の支持部に取り付けられている状態では、一対の支持部に対するハウジングの変位に応じて、正面開口部から風が吹き出す方向が変化する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、風が吹き出す方向を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る送風装置を前方から見たときの状態を示す斜視図である。
図1の送風装置を示す側面図である。
図1の送風装置を後方から見たときの状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の対象を実施するための形態について添付の図を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本開示の対象は、以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る送風装置を前方から見たときの状態を示す斜視図である。図2は、図1の送風装置を示す側面図である。図3は、図1の送風装置を後方から見たときの状態を示す斜視図である。図において、送風装置1は、送風機ユニット支持装置2と、複数の送風機ユニット3とを有している。複数の送風機ユニット3は、送風機ユニット支持装置2に組み込まれている。
(【0011】以降は省略されています)

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