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公開番号
2025130905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028279
出願日
2024-02-28
発明の名称
サスペンションの支持構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62K
25/20 20060101AFI20250902BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】安価な構造でサスペンションをスムーズに動作させる。
【解決手段】サスペンション(41)の支持構造は、後輪が路面から受ける衝撃を緩和する。サスペンションの支持構造には、後輪の前方から上方に向けて後方に延びる一対のサイドフレーム(11)と、一方のサイドフレームの下側に設置されたサスペンションブラケット(61)と、が設けられている。下面視にて、一方のサイドフレームにサスペンションブラケットが重なる箇所でサスペンションブラケットにサスペンションの上端部(42)が支持されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
後輪が路面から受ける衝撃を緩和するサスペンションの支持構造であって、
前記後輪の前方から上方に向けて後方に延びる一対のサイドフレームと、
一方のサイドフレームの下側に設置されたサスペンションブラケットと、を備え、
下面視にて、前記一方のサイドフレームに前記サスペンションブラケットが重なる箇所で前記サスペンションブラケットに前記サスペンションの上端部が支持されていることを特徴とするサスペンションの支持構造。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記サスペンションブラケットは、前記サスペンションブラケットの上端部を挟み込む一対の側板を有し、
前記一対の側板が締結部材で締め上げられて前記サスペンションブラケットに前記サスペンションの上端部が支持されていることを特徴とする請求項1に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項3】
前記後輪の上方で前記一対のサイドフレームを接続するブリッジフレームと、
前記一方のサイドフレームと前記ブリッジフレームの接合部を補強する補強部材と、を備え、
前記サスペンションブラケットが前記補強部材を介して前記一方のサイドフレームの下側に設置されており、
下面視にて、前記一方のサイドフレームと前記ブリッジフレームの接合部に前記サスペンションブラケットが重なる箇所で前記サスペンションブラケットに前記サスペンションの上端部が支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項4】
前記補強部材は、前記一方のサイドフレームに沿う縦板と前記ブリッジフレームに沿う横板によってT字状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項5】
前記補強部材の下面及び前記サスペンションブラケットの上面が平坦に形成され、前記補強部材の下面に前記サスペンションブラケットの上面が接合されていることを特徴とする請求項3に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項6】
前記サスペンションブラケットの上面が前記一方のサイドフレームの下面に沿って形成され、前記一方のサイドフレームの下面に前記サスペンションブラケットの上面が接合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項7】
前記一対の側板の基端位置が前記サスペンションブラケットの上面の最低位置よりも高く位置付けられることを特徴とする請求項6に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項8】
前記一方のサイドフレームを補強する補強部材を備え、
前記サスペンションブラケットが前記補強部材を介して前記一方のサイドフレームの下側に設置されており、
下面視にて、前記一方のサイドフレームの中心線に前記サスペンションブラケットが重なる箇所で前記サスペンションブラケットに前記サスペンションの上端部が支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサスペンションの支持構造。
【請求項9】
前記補強部材の下面及び前記サスペンションブラケットの上面が平坦に形成され、前記補強部材の下面に前記サスペンションブラケットの上面が接合されていることを特徴とする請求項8に記載のサスペンションの支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サスペンションの支持構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
スクータタイプの鞍乗型車両では、低床のフロアボードの後側からシートフレームが立ち上がり、シートフレームの立ち上り箇所にスイングアームが揺動可能に連結されている。シートフレームの上部及びスイングアームがリアサスペンションを介して連結されており、スイングアームの揺動に伴ってリアサスペンションが伸縮することで、車体に伝わる振動が抑えられると共に路面と後輪の接地性が高められている。従来、この種の鞍乗型車両として、ボスブラケットによってリアサスペンションの上端部を支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-192680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の鞍乗型車両では、ボスブラケットがシートフレームに片持ちで支持されている。このため、ボスブラケットの基端には曲げモーメントが強く作用して、ボスブラケットの変形によってサスペンションの動作が妨げられるおそれがある。また、ボスブラケットは切削加工によって成形されるため、ボスブラケットの加工費が高くなるという問題があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、安価な構造でサスペンションをスムーズに動作させることができるサスペンションの支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のサスペンションの支持構造は、後輪が路面から受ける衝撃を緩和するサスペンションの支持構造であって、前記後輪の前方から上方に向けて後方に延びる一対のサイドフレームと、一方のサイドフレームの下側に設置されたサスペンションブラケットと、を備え、下面視にて、前記一方のサイドフレームに前記サスペンションブラケットが重なる箇所で前記サスペンションブラケットに前記サスペンションの上端部が支持されていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様のサスペンションの支持構造によれば、一方のサイドフレームの真下でサスペンションブラケットにサスペンションが支持されている。このため、剛性が高い一方のサイドフレームによってサスペンションからの突き上げ荷重が受け止められ、サスペンションブラケットにサスペンションが安定して支持されてサスペンションをスムーズに動作させることができる。また、サスペンションブラケットの切削加工が不要になって、サスペンションブラケットの加工費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例の車体後部の左側面図である。
図2の車体後部をA-A線に沿って切断した断面図である。
図2の車体後部をB-B線に沿って切断した断面図である。
図2の車体後部をC-C線に沿って切断した断面図である。
図5の車体後部をリアサスペンションの中心線に沿って切断した断面図である。
変形例1のサスペンションの支持構造を示す模式図である。
変形例2のサスペンションの支持構造を示す下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様のサスペンションの支持構造は、後輪が路面から受ける衝撃を緩和している。後輪の前方から上方に向けて後方に一対のサイドフレームが延びており、一方のサイドフレームの下側にはサスペンションブラケットが設置されている。下面視にて、一方のサイドフレームにサスペンションブラケットが重なる箇所でサスペンションブラケットにサスペンションの上端部が支持されている。すなわち、一方のサイドフレームの真下でサスペンションブラケットにサスペンションが支持されている。このため、剛性が高い一方のサイドフレームによってサスペンションからの突き上げ荷重が受け止められ、サスペンションブラケットにサスペンションが安定して支持されてサスペンションをスムーズに動作させることができる。また、サスペンションブラケットの切削加工が不要になって、サスペンションブラケットの加工費を低減することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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