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公開番号2025134325
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032164
出願日2024-03-04
発明の名称注意喚起装置
出願人株式会社豊田中央研究所
代理人個人,個人
主分類G08B 21/24 20060101AFI20250909BHJP(信号)
要約【課題】 注意喚起装置において、注意喚起装置を制御する制御部における熱による不具合の発生を抑制しつつ、制御部への水の付着による誤作動の発生を抑制する技術を提供する。
【解決手段】 注意喚起装置は、物体を検出する検出部と、対象者に注意を喚起するための警告手段を発生させる警告部と、検出部および警告部の少なくとも一つを制御する制御部と、のうちの少なくとも一つを含んで構成される複数の機能モジュールと、機能モジュールに接続され、機能モジュールを冷却する冷却モジュールと、を備え、複数の機能モジュールのうち、制御部を含んで構成される制御モジュールは、制御部と、制御部の熱を放出する放熱部材と、を収容する収容部を有し、冷却モジュールは、収容部の内側と冷却モジュールの外部とを連通する開口を有し、放熱部材は、鉛直方向から見たときに、制御部の少なくとも一部を覆うように形成されている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
物体が接近している対象者に対して注意を喚起する注意喚起装置であって、
前記物体を検出する検出部と、前記対象者に注意を喚起するための警告手段を発生させる警告部と、前記検出部および前記警告部の少なくとも一つを制御する制御部と、のうちの少なくとも一つを含んで構成される複数の機能モジュールと、
前記機能モジュールに接続され、前記機能モジュールを冷却する冷却モジュールと、を備え、
複数の前記機能モジュールのうち、前記制御部を含んで構成される制御モジュールは、前記制御部と、前記制御部の熱を放出する放熱部材と、を収容する収容部を有し、
前記冷却モジュールは、前記収容部の内側と前記冷却モジュールの外部とを連通する開口を有し、
前記放熱部材は、鉛直方向から見たときに、前記制御部の少なくとも一部を覆うように形成されている、
注意喚起装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の注意喚起装置であって、
前記機能モジュールと前記冷却モジュールとは、鉛直方向に沿って接続されており、
前記放熱部材は、
前記制御部に接続する壁部と、
前記壁部の鉛直方向上側に接続する屋根部であって、鉛直方向から見たときに、前記制御部の少なくとも一部を覆う屋根部と、を有し、
前記屋根部は、鉛直方向上側の表面が、鉛直方向に対して傾いている、
注意喚起装置。
【請求項3】
請求項2に記載の注意喚起装置であって、
前記屋根部の鉛直方向上側の表面は、前記屋根部を鉛直方向から見たときに、相対的に鉛直方向下側に位置する表面から前記制御部までの距離が、相対的に鉛直方向上側に位置する表面から前記制御部までの距離よりも長い、
注意喚起装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の注意喚起装置であって、
前記収容部の内側面は、前記屋根部の外周部分に接触しており、
前記屋根部の外周部分は、
前記屋根部の鉛直方向上側の表面のうち、相対的に鉛直方向下側に位置する表面を有しており、
前記屋根部の鉛直方向上側の表面と鉛直方向下側の表面とを接続する穴を有する、
注意喚起装置。
【請求項5】
請求項4に記載の注意喚起装置であって、
前記屋根部の外周部分は、全周にわたって、前記収容部の内側面に接触している、
注意喚起装置。
【請求項6】
請求項5に記載の注意喚起装置は、さらに、
前記検出部、および、前記警告部のうちの少なくとも1つと、前記制御部とを接続するケーブルを備えており、
前記屋根部は、前記ケーブルが挿通される貫通孔が形成されている、
注意喚起装置。
【請求項7】
請求項2または請求項3に記載の注意喚起装置は、さらに、
前記収容部に収容される漏斗状部材であって、鉛直方向上側の水を鉛直方向下側に排出する排出孔を有する漏斗状部材を備え、
前記漏斗状部材の排出孔は、前記屋根部の鉛直方向上方に位置する、
注意喚起装置。
【請求項8】
請求項7に記載の注意喚起装置であって、
前記放熱部材は、前記屋根部の鉛直方向上側の表面、および、前記壁部の前記制御部とは反対側の表面の少なくとも一方に、前記排出孔から排出される水が流れる溝を有する、
注意喚起装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、注意喚起装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、物体が接近している対象者に対して注意を喚起する注意喚起装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-137400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような先行技術によっても、注意喚起装置において、注意喚起装置を制御する制御部における、熱による不具合の発生を抑制しつつ、水の付着による誤作動の発生を抑制する技術については、なお、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、注意喚起装置において、注意喚起装置を制御する制御部における熱による不具合の発生を抑制しつつ、制御部への水の付着による誤作動の発生を抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本発明の一形態によれば、物体が接近している対象者に対して注意を喚起する注意喚起装置が提供される。この注意喚起装置は、前記物体を検出する検出部と、前記対象者に注意を喚起するための警告手段を発生させる警告部と、前記検出部および前記警告部の少なくとも一つを制御する制御部と、のうちの少なくとも一つを含んで構成される複数の機能モジュールと、前記機能モジュールに接続され、前記機能モジュールを冷却する冷却モジュールと、を備え、複数の前記機能モジュールのうち、前記制御部を含んで構成される制御モジュールは、前記制御部と、前記制御部の熱を放出する放熱部材と、を収容する収容部を有し、前記冷却モジュールは、前記収容部の内側と前記冷却モジュールの外部とを連通する開口を有し、前記放熱部材は、鉛直方向から見たときに、前記制御部の少なくとも一部を覆うように形成されている。
【0008】
この構成によれば、複数の機能モジュールと冷却モジュールとが接続されている注意喚起装置では、複数の機能モジュールのうちの制御部を含んで構成される制御モジュールは、制御部と制御部の熱を放出する放熱部材とを収容部に収容している。これにより、熱による制御部の不具合の発生を抑制することができる。また、放熱部材は、注意喚起装置を鉛直方向から見たときに、制御部の少なくとも一部を覆うように形成されている。これにより、冷却モジュールに設けられている、収容部の内側と冷却モジュールの外部とを連通する開口を通り、冷却モジュールの外部から水が収容部に入っても、制御部に水がかかりにくい。したがって、制御部における、熱による不具合の発生を抑制しつつ、水の付着による誤作動の発生を抑制することができる。
【0009】
(2)上記形態の注意喚起装置において、前記機能モジュールと前記冷却モジュールとは、鉛直方向に沿って接続されており、前記放熱部材は、前記制御部に接続する壁部と、前記壁部の鉛直方向上側に接続する屋根部であって、鉛直方向から見たときに、前記制御部の少なくとも一部を覆う屋根部と、を有し、前記屋根部は、鉛直方向上側の表面が、鉛直方向に対して傾いていてもよい。この構成によれば、制御部の少なくとも一部を覆う放熱部材の屋根部は、鉛直方向上側の表面が、鉛直方向に対して傾いている。これにより、機能モジュールと冷却モジュールとが鉛直方向に沿って接続されている注意喚起装置の収容部において、鉛直方向上方から落下する水は、屋根部によって受け止められ、屋根部の鉛直方向上側の表面を伝って移動し、屋根部から落下する。これにより、制御部における水の付着による誤作動の発生をさらに抑制することができる。
【0010】
(3)上記形態の注意喚起装置において、前記屋根部の鉛直方向上側の表面は、前記屋根部を鉛直方向から見たときに、相対的に鉛直方向下側に位置する表面から前記制御部までの距離が、相対的に鉛直方向上側に位置する表面から前記制御部までの距離よりも長くてもよい。この構成によれば、屋根部の鉛直方向上側の表面は、相対的に鉛直方向下側に位置する表面の方が、相対的に鉛直方向上側に位置する表面よりも制御部から離れている。これにより、屋根部の鉛直方向上側の表面の水は、相対的に鉛直方向上側から相対的に鉛直方向下側に向かって流れ、屋根部から、制御部から離れた位置に落下する。これにより、制御部にさらに水がかかりにくくなるため、制御部における水の付着による誤作動の発生をさらに抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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