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公開番号
2025132425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029971
出願日
2024-02-29
発明の名称
情報処理装置及びMaaS提供方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250903BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車両の乗客数を正確に把握することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置の制御部は、車両における立ち乗り人数が閾値を超えるか否かを判定する。情報処理装置の制御部は、立ち乗り人数が閾値未満である場合、車両の客室の動画像解析によってカウントされた客室内の乗客数を車両の乗客数として特定する。情報処理装置の制御部は、立ち乗り人数が閾値を超える場合、車両の乗降口の動画像解析によってカウントされた車両への乗り込み人数及び車両からの降車人数の推移に応じて、車両の乗客数を特定する。そして、情報処理装置の制御部は、特定された車両の乗客数情報を出力する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両における立ち乗り人数が閾値を超えるか否かを判定することと、
前記立ち乗り人数が前記閾値未満である場合、前記車両の客室の動画像解析によってカウントされた前記客室内の乗客数を前記車両の乗客数として特定することと、
前記立ち乗り人数が前記閾値を超える場合、前記車両の乗降口の動画像解析によってカウントされた前記車両への乗り込み人数及び前記車両からの降車人数の推移に応じて、前記車両の乗客数を特定することと、
特定された前記車両の乗客数情報を出力することと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記立ち乗り人数が前記閾値を超えるか否かを判定することは、立ち乗り客が存在するか否かを判定することによって構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記車両においては、前記乗降口が一つ設けられている、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記客室の動画像解析、及び前記乗降口の動画像解析においては、前記客室及び前記乗降口を同時に撮像する一のカメラによって撮像された動画像が用いられる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記車両は、乗員が乗車していない自動運転車両である、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置を用いた、
MaaS(Mobility as a Service)提供方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及びMaaS提供方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、監視システムが開示されている。監視システムにおいては、複数の移動体の各々の客室を撮影する撮影部によって撮影された撮影画像が取得される。監視システムにおいては、取得した撮影画像に基づいて、複数の移動体の各々の客室に存在する乗客の移動量が取得される。監視システムにおいては、取得した移動量に基づいて、乗客を監視する必要性の度合いを示す優先度が計算される。そして、監視システムにおいては、複数の移動体の各々の客室を表示切替時期に順次切り替えて表示する表示デバイスへの表示対象が、優先度に基づいて決定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-94724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、車両の乗客数を正確に把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、
車両における立ち乗り人数が閾値を超えるか否かを判定することと、
前記立ち乗り人数が前記閾値未満である場合、前記車両の客室の動画像解析によってカウントされた前記客室内の乗客数を前記車両の乗客数として特定することと、
前記立ち乗り人数が前記閾値を超える場合、前記車両の乗降口の動画像解析によってカウントされた前記車両への乗り込み人数及び前記車両からの降車人数の推移に応じて、前記車両の乗客数を特定することと、
特定された前記車両の乗客数情報を出力することと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、車両の乗客数を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、監視システムの概略構成を示す図である。
図2は、車両内における、客室、乗降口、及び車内カメラの配置の一例を示す図である。
図3は、車載装置の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図4は、乗降情報データベースに保持されている乗降情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図5は、制御部によって実行される第1の処理のフローチャートである。
図6は、制御部によって実行される第2の処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
情報処理装置がカメラを使用して車両の乗客数を特定する場合がある。ここで、情報処理装置が、車両の乗降口の動画像解析によって車両への乗り込み人数及び車両からの降車
人数をカウントし、カウントされた乗り込み人数及び降車人数の推移に応じて車両の乗客数を特定する場合を想定する。この場合において、情報処理装置は、乗降口において車両への乗り込む客(乗り込み客)及び/又は車両から降車する客(降車客)が撮像された動画像を解析する。
【0009】
このとき、動画像において乗り込み客及び降車客、乗り込み客同士、又は降車客同士が重なり合って撮像されていることで、情報処理装置が乗り込み客及び降車客を正確に認識できない場合がある。また、情報処理装置は、乗降のために車両内を移動している乗り込み客及び/又は降車客が撮像されている動画像を解析するため、移動していない乗客が撮像されている動画像を解析する場合よりも、乗り込み客及び降車客の認識精度が低くなる。これにより、情報処理装置がカウントする乗り込み人数及び降車人数に誤差が生じてしまい、正確な車両の乗客数を特定することができない場合がある。
【0010】
一方、情報処理装置が、車両の客室の動画像解析によって客室内の乗客数をカウントし、カウントされた客室内の乗客数を車両の乗客数として特定する場合を想定する。このとき、乗客は客室における頻繁な車両内の移動を抑制されている。そのため、情報処理装置は、客室の動画像解析において、移動が抑制された状態の乗客をカウントすることができる。これにより、情報処理装置は、移動している乗り込み客及び降車客が撮像されている乗降口の動画像解析により車両の乗客数を特定するよりも、正確な乗客数を特定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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