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公開番号
2025133474
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031449
出願日
2024-03-01
発明の名称
車両下部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20250904BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】剛性を確保しつつ、重量増加を抑制可能な車両下部構造を得る。
【解決手段】車両下部構造10は、一対の車体骨格部材と、少なくとも一部が一対の車体骨格部材の間に配置された中間部材21と、中間部材21の下方に配置された蓄電装置40と、中間部材21の上方に配置されたシート11と、中間部材21の内部または中間部材21の上面に配置された補強部材31と、を備え、車両上下方向でシート11の下方に補強部材31が設けられていない領域を有することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の車体骨格部材と、
少なくとも一部が前記一対の車体骨格部材の間に配置された第1中間部材と、
前記第1中間部材の下方に配置された蓄電装置と、
前記第1中間部材の上方に配置された第1シートと、
前記第1中間部材の内部または前記第1中間部材の上面に配置された第1補強部材と、を備え、
車両上下方向で前記第1シートの下方に前記第1補強部材が設けられていない領域を有することを特徴とする、
車両下部構造。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
一対のサイドメンバ、前記一対のサイドメンバの前部同士を接続するフロントメンバ、前記一対のサイドメンバの後部同士を接続するリヤメンバ、および、前記一対のサイドメンバの車両前後方向における途中部分同士を接続するクロスメンバを含む、下部フレームを備え、
前記一対の車体骨格部材は、一対のサイドメンバ、前記フロントメンバおよび前記クロスメンバから選択される任意2つのメンバであり、
前記第1中間部材は、前記一対のサイドメンバと前記フロントメンバと前記クロスメンバとによってこれらの内側に形成された空間を埋めるように配置され、
前記第1補強部材は、第1支持領域を有し、
前記第1シートの車幅方向の右端部および左端部に沿って車両前後方向に延びる第1右側基準線および第1左側基準線をそれぞれ規定し、さらに、前記第1支持領域を鉛直方向の上方側に向かって投影した場合、その投影によって形成される第1投影像は、前記第1シートの前端部よりも前方に位置し、かつ、前記第1右側基準線と前記第1左側基準線との間に位置している、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記第1補強部材は、前記フロントメンバから車両前後方向における後側に向かって延出するように設けられている、
請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記下部フレームは、複数の前記クロスメンバを含み、
前記車両下部構造は、前記一対のサイドメンバと複数の前記クロスメンバとによってこれらの内側に形成された空間を埋めるように配置された第2中間部材をさらに含み、
前記蓄電装置は、前記第1中間部材および前記第2中間部材の双方の下方に配置され、
前記車両下部構造は、第2シートと、前記第2中間部材の内部または前記第2中間部材の上面に配置された第2補強部材と、をさらに備え、
前記第2補強部材は、第2支持領域を有しており、
前記第2シートの車幅方向の右端部および左端部に沿って車両前後方向に延びる第2右側基準線および第2左側基準線をそれぞれ規定し、さらに、前記第2支持領域を鉛直方向の上方側に向かって投影した場合、その投影によって形成される第2投影像は、前記第2シートの前端部よりも前方に位置し、かつ、前記第2右側基準線と前記第2左側基準線との間に位置している、
請求項2または3に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記第2補強部材は、複数のうちのいずれかの前記クロスメンバから車両前後方向における前側または後側に向かって延出するように設けられている、
請求項4に記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記蓄電装置は、
水平方向に並ぶ複数の蓄電セルを含む蓄電モジュールと、
天板および底板を有し、前記蓄電モジュールを収容するケースと、
前記天板と前記蓄電モジュールとの間に配置された剛性ボードと、を含み、
前記第1補強部材を鉛直方向の下方側に向かって投影した場合、その投影によって形成される第3投影像の少なくとも一部は、前記剛性ボードに重ならないように位置している、
請求項2または3に記載の車両下部構造。
【請求項7】
前記蓄電装置は、前記天板と前記蓄電モジュールとの間に配置されたクッション部材をさらに含み、
前記第3投影像の少なくとも一部は、前記クッション部材に重なるように位置している、
請求項6に記載の車両下部構造。
【請求項8】
前記剛性ボードは、前記第3投影像に重なる重複部分を有しており、
前記剛性ボードの前記重複部分は、前記天板に接合されておらず、
前記剛性ボードにおける前記重複部分の以外の少なくとも一部分は、前記天板に接合されている、
請求項6に記載の車両下部構造。
【請求項9】
前記剛性ボードは、前記第3投影像に重なる重複部分を有しており、
前記剛性ボードの前記重複部分は、前記天板に接合されており、
前記剛性ボードにおける前記重複部分の以外の少なくとも一部分は、前記天板に接合されていない、
請求項6に記載の車両下部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2020-142589号公報(特許文献1)に開示されているように、車両下部構造の剛性を確保しつつ、車両下部構造の重量が増加することをできるだけ抑制することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-142589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、車両下部構造の剛性を確保しつつ、車両下部構造の重量が増加することを抑制可能な車両下部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の車両下部構造は、一対の車体骨格部材と、少なくとも一部が上記一対の車体骨格部材の間に配置された第1中間部材と、上記第1中間部材の下方に配置された蓄電装置と、上記第1中間部材の上方に配置された第1シートと、上記第1中間部材の内部または上記第1中間部材の上面に配置された第1補強部材と、を備え、車両上下方向で上記第1シートの下方に上記第1補強部材が設けられていない領域を有することを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、第1中間部材のみの剛性では荷重を十分に受けられない場合があったとしても、第1補強部材の存在によれば、第1中間部材と第1補強部材とで協働して乗員の荷重を受けることが可能であり、第1補強部材の存在によって剛性を確保しつつ、車両上下方向で第1シートの下方に第1補強部材が設けられていない領域が存在していることによって車両下部構造としての重量が増加することを抑制可能である。
【0007】
上記開示においては、一対のサイドメンバ、上記一対のサイドメンバの前部同士を接続するフロントメンバ、上記一対のサイドメンバの後部同士を接続するリヤメンバ、および、上記一対のサイドメンバの車両前後方向における途中部分同士を接続するクロスメンバを含む、下部フレームを備え、上記一対の車体骨格部材は、一対のサイドメンバ、上記フロントメンバおよび上記クロスメンバから選択される任意2つのメンバであり、上記第1中間部材は、上記一対のサイドメンバと上記フロントメンバと上記クロスメンバとによってこれらの内側に形成された空間を埋めるように配置され、上記第1補強部材は、第1支持領域を有し、上記第1シートの車幅方向の右端部および左端部に沿って車両前後方向に延びる第1右側基準線および第1左側基準線をそれぞれ規定し、さらに、上記第1支持領域を鉛直方向の上方側に向かって投影した場合、その投影によって形成される第1投影像は、上記第1シートの前端部よりも前方に位置し、かつ、上記第1右側基準線と上記第1左側基準線との間に位置していてもよい。
【0008】
上記構成によれば、一対のサイドメンバ、フロントメンバ、クロスメンバ、およびリヤメンバのうちの複数のメンバによって当該複数のメンバの内側に形成された空間に、第1中間部材を隙間なく配置することが可能になる。
【0009】
上記開示においては、上記第1補強部材は、上記フロントメンバから車両前後方向における後側に向かって延出するように設けられていてもよい。
【0010】
上記構成によれば、上記第1補強部材がフロントメンバに接合されていることによって、第1補強部材はより大きな荷重に対抗することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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