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公開番号2025133525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031532
出願日2024-03-01
発明の名称ハイブリッド車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60W 20/17 20160101AFI20250904BHJP(車両一般)
要約【課題】モータ走行モードでのクランクシャフトの揺動を抑制するハイブリッド車両を提供することを課題とする。
【解決手段】遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構を介して互いに連結されたエンジン、第1モータジェネレータ、及び第2モータジェネレータと、前記エンジンに設けられた油圧式のラッシュアジャスタと、前記エンジンの始動時に前記エンジンをクランキングするスタータモータと、前記スタータモータと前記エンジンとの動力伝達を接続又は遮断するアクチュエータと、前記エンジンが停止し前記第2モータジェネレータにより走行するモータ走行モードで前記アクチュエータを制御して前記動力伝達を接続すると共に、前記モータ走行モードでの減速時に前記エンジンの始動時での前記スタータモータへの通電量よりも少ない通電量で前記スタータモータを通電させる制御装置と、を備えたハイブリッド車両。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
遊星歯車機構と、
前記遊星歯車機構を介して互いに連結されたエンジン、第1モータジェネレータ、及び第2モータジェネレータと、
前記エンジンに設けられた油圧式のラッシュアジャスタと、
前記エンジンの始動時に前記エンジンをクランキングするスタータモータと、
前記スタータモータと前記エンジンとの動力伝達を接続又は遮断するアクチュエータと、
前記エンジンが停止し前記第2モータジェネレータにより走行するモータ走行モードで前記アクチュエータを制御して前記動力伝達を接続すると共に、前記モータ走行モードでの減速時に前記エンジンの始動時での前記スタータモータへの通電量よりも少ない通電量で前記スタータモータを通電させる制御装置と、を備えたハイブリッド車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はハイブリッド車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
遊星歯車機構を介して互いに連結されたエンジン、第1モータジェネレータ、及び第2モータジェネレータを備えたハイブリッド車両が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013‐147124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンが停止し第2モータジェネレータにより走行するモータ走行モードでの走行中に減速すると、クランクシャフトが揺動するおそれがある。これに伴いラッシュアジャスタから潤滑油が外部に流出するおそれがある。この結果、エンジン始動時にラッシュアジャスタ内の潤滑油が不足して異音が発生するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、モータ走行モードでのクランクシャフトの揺動を抑制するハイブリッド車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構を介して互いに連結されたエンジン、第1モータジェネレータ、及び第2モータジェネレータと、前記エンジンに設けられた油圧式のラッシュアジャスタと、前記エンジンの始動時に前記エンジンをクランキングするスタータモータと、前記スタータモータと前記エンジンとの動力伝達を接続又は遮断するアクチュエータと、前記エンジンが停止し前記第2モータジェネレータにより走行するモータ走行モードで前記アクチュエータを制御して前記動力伝達を接続すると共に、前記モータ走行モードでの減速時に前記エンジンの始動時での前記スタータモータへの通電量よりも少ない通電量で前記スタータモータを通電させる制御装置と、を備えたハイブリッド車両によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
モータ走行モードでのクランクシャフトの揺動を抑制するハイブリッド車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ハイブリッド車両の概略構成図である。
図2Aは、エンジンの概略構成図であり、図2Bは、モータ走行モードでの減速時の第1MG、エンジン、及び第2MGの各回転数を示す共線図の例示図である。
図3は、ECUが実行するクランクシャフト揺動抑制制御を例示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[ハイブリッド車両の概略構成]
図1は、ハイブリッド車両1の概略構成図である。ハイブリッド車両1には、エンジン10、スタータ装置15、第1モータジェネレータ(以下、第1MGと称する)61、第2モータジェネレータ(以下、第2MGと称する)62、遊星歯車機構63、伝達機構64、駆動輪70、PCU80、バッテリ90、及びECU(Electronic Control Unit)100を備えている。エンジン10、第1MG61、及び第2MG62は、ハイブリッド車両1の走行用駆動源として搭載されている。
【0010】
第1MG61及び第2MG62は、PCU80を介してバッテリ90に接続されている。第1MG61及び第2MG62は、バッテリ90からの給電に応じて車両の駆動力を発生するモータとして機能する。更に第1MG61及び第2MG62は、エンジン10や駆動輪70からの動力伝達に応じてバッテリ90に充電する回生電力を発電する発電機としても機能する。第1MG61及び第2MG62とバッテリ90との間で授受される電力はPCU80により調整されている。PCU80は、ECU100によって制御される。PCU80は、バッテリ90からの直流電圧を交流電圧に変換し、又は第1MG61又は第2MG62からの交流電圧を直流電圧に変換する。
(【0011】以降は省略されています)

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