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公開番号2025134009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025119564,2023076679
出願日2025-07-16,2023-05-08
発明の名称スイッチ
出願人株式会社鷺宮製作所
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 35/26 20060101AFI20250904BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、作動板の傾きを抑えて差圧板で作動板を付勢することができるスイッチを提供することを目的とする。
【解決手段】スイッチ1は、外力F1を受けると、付勢力F3に抗して回動軸109回りに回動することで外力F1に応じた動作力F2でスイッチ部品の導通状態を切り替える作動板107と、作動板107において回動軸109から離れた被付勢箇所107dを、付勢力F3とは逆方向の調整力F4で付勢することで、作動板107における外力F1に対する動作力F2を調整する差圧板108と、を備え、差圧板108が、作動板107の被付勢箇所107dに接触するとともに、作動板107の幅方向Yについて両持ち状態で回動軸109回りに回動可能に軸支されて調整力F4を付与され、当該調整力F4で被付勢箇所107dを付勢することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スイッチ部品と、
所定の回動軸回りに回動可能に設けられ、所定の外力と逆向きの第一の付勢力を付与する第一の付勢部材で付勢された部材であって、前記外力を受けると、前記第一の付勢力に抗して前記回動軸回りに回動することで前記外力に応じた動作力で前記スイッチ部品の導通状態を切り替える作動部材と、
前記作動部材において前記回動軸から離れた被付勢箇所を、前記第一の付勢力による回動方向とは逆方向の回動方向となるような調整力で付勢することで、前記作動部材における前記外力に対する前記動作力を調整する調整部材と、
を備え、
前記調整部材は、前記調整部材の幅方向について両持ち状態で回動可能に支持されて、第二の付勢部材による第二の付勢力が付与されることで、前記調整力で前記被付勢箇所を付勢することを特徴とするスイッチ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記第一の付勢部材が圧縮ばねであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
【請求項3】
前記第二の付勢部材が引張ばねであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
【請求項4】
前記調整部材は、前記第二の付勢力が付与される被牽引部と、前記被付勢箇所を付勢する付勢部分とを備えることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ。
【請求項5】
前記調整部材は、前記被付勢箇所を付勢する付勢部分と、当該付勢部分の幅方向両端から延在する一対の回動アームを備え、前記一対の回動アームが回動可能に支持されることで、前記調整部材の幅方向について両持ち状態で支持されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、機器の装置等に用いられるスイッチとして、外力を作動板で受けてスイッチ部品に伝達して接点の導通状態を切り替えるスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1のスイッチには、作動板を付勢することで外力に対する作動板の動作力を調整する差圧板が設けられている。この差圧板は、作動板の片側に配置され、作動板の側縁から枝状に延出した被付勢箇所を付勢する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案登録211236707号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のスイッチでは、差圧板による作動板の付勢が、作動板の片側に対して行われることとなり、その結果、作動板が傾いた状態となる可能性がある。作動板が傾くと、差圧板によって調整された作動板の動作力が目標の設定値からずれてしまう恐れがあり望ましいものではない。
【0005】
本発明は、作動板の傾きを抑えて差圧板で作動板を付勢することができるスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決し目的を達成するために、スイッチは、スイッチ部品と、所定の回動軸回りに回動可能に設けられ、所定の外力と逆向きの第一の付勢力を付与する第一の付勢部材で付勢された部材であって、前記外力を受けると、前記第一の付勢力に抗して前記回動軸回りに回動することで前記外力に応じた動作力で前記スイッチ部品の導通状態を切り替える作動部材と、前記作動部材において前記回動軸から離れた被付勢箇所を、前記第一の付勢力による回動方向とは逆方向の回動方向となるような調整力で付勢することで、前記作動部材における前記外力に対する前記動作力を調整する調整部材と、を備え、前記調整部材は、前記調整部材の幅方向について両持ち状態で回動可能に支持されて、第二の付勢部材による第二の付勢力が付与されることで、前記調整力で前記被付勢箇所を付勢することを特徴とする。
また、前記第一の付勢部材が圧縮ばねであることが好適である。
また、前記第二の付勢部材が引張ばねであることが好適である。
また、前記調整部材は、前記第二の付勢力が付与される被牽引部と、前記被付勢箇所を付勢する付勢部分とを備えることが更に好適である。
また、前記調整部材は、前記被付勢箇所を付勢する付勢部分と、当該付勢部分の幅方向両端から延在する一対の回動アームを備え、前記一対の回動アームが回動可能に支持されることで、前記調整部材の幅方向について両持ち状態で支持されることが好適である。
【0007】
上記のスイッチによれば、差圧板が、作動板の幅方向について両持ち状態で作動板と同じ回動軸回りに回動可能に軸支され、付与された調整力によって作動板における被付勢箇所を付勢する。作動板の幅方向について差圧板が両持ち状態で調整力を付与されていることから、調整力による差圧板の傾きが抑制され、この差圧板によって付勢される作動板の傾きも抑えられる。つまり、上記のスイッチによれば、作動板の傾きを抑えて差圧板で作動板を付勢することができる。
【0008】
ここで、前記差圧板は、前記被付勢箇所における前記幅方向の中央部に接触することが好適である。
【0009】
この構成によれば、差圧板が被付勢箇所の幅方向の中央部に接触することから、差圧板によって付勢される作動板の傾きを一層抑えることができる。
【0010】
また、前記差圧板は、前記被付勢箇所に点接触することが好適である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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