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公開番号2025135611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2025097600,2021572798
出願日2025-06-11,2021-01-21
発明の名称防火方法及び消火体
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A62C 2/00 20060101AFI20250910BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】火災の発生及び拡大を防止することのできる、新たな防火方法を提供すること。
【解決手段】発火する虞のある対象物の少なくとも鉛直方向上部に予め消火体を載置する工程を備え、消火体が、対象物側から基材及び消火剤をこの順に備える、防火方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発火する虞のある対象物の少なくとも鉛直方向上部に予め消火体を載置する工程を備え、
前記消火体が、前記対象物側から基材及び消火剤をこの順に備える、防火方法。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
基材及び消火剤をこの順に備え、前記基材側と発火する虞のある対象物とが対向するようにして、前記発火する虞のある対象物上に予め載置される、消火体。
【請求項3】
前記基材が樹脂基材である、請求項2に記載の消火体。
【請求項4】
前記基材の外側に粘着層又は接着層を更に備える、請求項2又は3に記載の消火体。
【請求項5】
前記消火剤上に他の基材を更に備える、請求項2~4のいずれか一項に記載の消火体。
【請求項6】
前記基材及び前記他の基材の周縁同士を接合する封止部を更に備える、請求項5に記載の消火体。
【請求項7】
前記基材と前記消火剤との間、及び前記他の基材と前記消火剤との間の少なくとも一方に接着層を更に備える、請求項5又は6に記載の消火体。
【請求項8】
前記他の基材の外側に粘着層又は接着層を更に備える、請求項5~7のいずれか一項に記載の消火体。
【請求項9】
前記他の基材の少なくとも一方の面上に意匠層を更に備える、請求項5~8のいずれか一項に記載の消火体。
【請求項10】
前記他の基材が、引張強度20N/cm以上及び融点500℃以上の少なくとも一方を満たす、請求項5~9のいずれか一項に記載の消火体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防火方法及び消火体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、テクノロジーの進歩に伴い、我々の暮らしはますます快適になっている一方で、その快適性を生む為の大量のエネルギーが必要となっている。大量のエネルギーを高密度に充填し蓄える、移動させる、使用するといった各々のシーンで、エネルギーの取り扱いには高い安全性が求められる。
【0003】
自動車を例にとると、化石燃料を採掘する際、化石燃料からガソリンを精製する際、ガソリンを運搬する際、ガソリンをエンジンで燃焼させる際等において、発火や火災の危険が潜んでいる。また、エレクトロニクスを例にとると、電線を通じて電気エネルギーを移動させる際、変電所や変圧器にて電気エネルギーの調整を行う際、電気エネルギーを家庭や工場の電気機器にて使用する際、又は一時的に蓄電池に蓄える際等において、同様に発火や火災の危険が潜んでいる。
【0004】
発火や火災の問題に対し、特許文献1では、消火液及び消火器を用いることが提案されている。特許文献2では、ヘリコプターから投下する自動消火装置が提案されている。特許文献3では、エアロゾル消火装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-276440号公報
特開2015-6302号公報
特開2017-080023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
先行技術はいずれも、ある程度の時間が経過した後の火災への対処方法を提案するものである。一方、火災による被害を最小限に抑えるという観点からは、発火から間もない段階で何らかの消火作業(初期消火)が行われることが望ましい。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、火災の発生及び拡大を防止することのできる、新たな防火方法を提供することを目的とする。本発明はまた、そのような防火方法で用いられる消火体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面は、発火する虞のある対象物の少なくとも鉛直方向上部に予め消火体を載置する工程を備え、消火体が、対象物側から基材及び消火剤をこの順に備える、防火方法を提供する。このような防火方法であれば、対象物からの出火により、あるいは出火までに発生した熱により基材に穴が開き、消火剤を火元や熱源に落下させることができる。これにより周囲に火が燃え広がる事を初期段階にて抑制することができる。
【0009】
本発明の一側面は、基材及び消火剤をこの順に備え、基材側と発火する虞のある対象物とが対向するようにして用いられる、消火体を提供する。このような消火体は、上記防火方法にて好適に用いることができる。
【0010】
本発明の消火体において、基材は樹脂基材であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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