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公開番号
2025135688
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033580
出願日
2024-03-06
発明の名称
化粧材の固定構造
出願人
不二サッシ株式会社
,
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人貴和特許事務所
主分類
E04F
13/08 20060101AFI20250911BHJP(建築物)
要約
【課題】化粧材に対するナットの回り止めを図ることができ、かつ、締結部材を外部から目立たないようにできる、化粧材の固定構造を実現する。
【解決手段】
ルーバ2は、カーテンウォール1と対向する屋内側壁部32と、ナット28及び保持金具16を収容可能な収容部30と、挿通部31とを有する。保持金具16は、ナット28を回転不能に保持する1対の保持板部82と、1対の保持板部82の基端部同士を連結した連結板部83とを有する。ナット28により連結板部83を押圧し、1対の保持板部82の基端部を屋内側壁部32の内側面に押し付けることで、1対の保持板部82を互いの先端部同士が近づく方向に変形させ、1対の保持板部82によりナット28を挟持する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
化粧材と、
前記化粧材を壁構成材に直接的又は間接的に固定するための化粧材側金具と、
軸部及び頭部を有するボルトと、前記化粧材の内側に配置され、かつ、前記軸部に螺合したナットとを有し、前記化粧材と前記化粧材側金具とを固定する締結部材と、
前記化粧材の内側に配置され、前記ナットを保持する保持金具と、を備え、
前記化粧材は、前記壁構成材と対向する対向壁部と、前記ナット及び前記保持金具を収容可能な収容部と、前記対向壁部を貫通して前記収容部に連通した、前記軸部が挿通可能な挿通部と、を有し、
前記保持金具は、前記ナットを回転不能に保持する1対の保持板部と、該1対の保持板部の基端部同士を連結し、かつ、前記軸部が挿通した連結板部と、を有し、
前記ナットにより前記連結板部を押圧し、前記1対の保持板部の基端部を前記対向壁部の内側面に押し付けることで、前記1対の保持板部を互いの先端部同士が近づく方向に変形させ、前記1対の保持板部により前記ナットを挟持する、
化粧材の固定構造。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記対向壁部の内側面は、前記挿通部を挟んで両側に1対の突起部を有し、
前記ナットにより前記連結板部を押圧することで、前記1対の保持板部の基端部を前記1対の突起部に押し付ける、
請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項3】
前記保持板部は、基端部に、前記保持板部の板厚方向に関して前記連結板部から離れるほど、前記対向壁部の内側面に近づく方向に傾斜した金具側傾斜面を有し、
前記突起部は、前記挿通部の中心から離れるほど、突出量が小さくなる方向に傾斜した突起側傾斜面を有し、
前記ナットにより前記連結板部を押圧することで、前記金具側傾斜面を前記突起側傾斜面に押し付ける、
請求項2に記載した化粧材の固定構造。
【請求項4】
前記金具側傾斜面と前記突起側傾斜面との少なくとも一方は、凹凸面である、請求項3に記載した化粧材の固定構造。
【請求項5】
前記化粧材は、前記1対の保持板部の先端部と係合して前記1対の保持板部がそれ以上変形することを阻止する、1対の変形阻止部を有する、請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項6】
前記化粧材は、前記挿通部と同軸に配置され、かつ、前記軸部の先端部がねじ込まれる軸端収容部を有する、請求項1に記載の化粧材の固定構造。
【請求項7】
前記軸端収容部の内面は、凹凸面である、
請求項6に記載した化粧材の固定構造。
【請求項8】
前記収容部は、前記化粧材の長手方向両側の端面に開口しており、
前記挿通部は、スリット状に構成されている、
請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項9】
前記化粧材は、長手方向を上下方向に向けて配置されたルーバであり、
前記化粧材側金具は、長手方向を左右方向に向けて配置されたストリンガーであり、左右方向に離隔して配置された複数の前記ルーバを連結する、
請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項10】
前記化粧材及び前記壁構成材は、外壁を構成する、請求項1に記載した化粧材の固定構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧材の固定構造に関する。
続きを表示(約 830 文字)
【背景技術】
【0002】
ビルディングなどの建築物にあっては、壁を構成するパネル材の表面性状を工夫したり、壁を構成するフレーム材の配置を工夫したりして、外観意匠を向上することが行われている。
【0003】
近年、建築物の外観意匠に対する要望が多様化してきており、建築物の壁を構成する壁構成材自体を工夫することによっては、外観意匠に対する要望に十分に応えられない可能性がある。
【0004】
そこで、建築物の壁構成材に、化粧材を取り付けることで、外観意匠を向上することが考えられている。
【0005】
化粧材は、化粧材側金具を利用して、壁構成材に対し直接的又は間接的に固定される。
【0006】
特開2013-174078号公報には、化粧材である複数本の縦桟材を、化粧材側金具である胴縁、及び、外壁に固定した壁際材を介して、外壁に固定する構造が開示されている。
【0007】
特開2013-174078号公報に記載された構造では、複数本の縦桟材のそれぞれが、締結部材により胴縁に固定されている。複数本の縦桟材は、胴縁により連結されて、ルーバユニットを構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-174078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
化粧材を化粧材側金具に固定するために、軸部及び頭部を有するボルトとナットとを備えた締結部材を使用することが考えられる。
【0010】
ボルトとナットとを備えた締結部材により化粧材を化粧材側金具に固定する場合、ナットを化粧材の内側に配置し、かつ、ボルトの頭部を金具側に配置すれば、締結部材を外部から目立たないようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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