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公開番号2025135738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033673
出願日2024-03-06
発明の名称運転者視野欠損推定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250911BHJP(信号)
要約【課題】運転者の視野欠損の状態を推定可能とする。
【解決手段】運転者視野欠損推定装置の制御部3は、車外カメラ1の撮影画像を解析することにより安全な運転操作行動をさせるための指標となる対象物体を特定する第1特定部(S1,S6)と、車内CAN通信により取得する運転操作情報の中から第1特定部(S1,S6)で特定した対象物体に関連する運転操作情報を選定し、当該選定した運転操作情報と所定の閾値とを比較することにより運転操作行動を特定する第2特定部(S2-S5)と、第2特定部(S2-S5)で特定した運転操作行動を、制御部3の不揮発性記憶装置に保存されている状態特定情報に照合することにより運転者の視野欠損の状態を推定する推定部(表1)と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転者から見える走行環境の静止画や動画を撮影する車外カメラと、
運転者の運転操作行動と運転者の視野欠損の状態とを関係付けた状態特定情報が保存される記憶部と、
運転者による運転操作行動に応答して動作する各機能要素の動作情報(運転操作情報)を車内CAN通信により取得するとともに、運転者の視野欠損の状態を推定する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記車外カメラの撮影画像を解析することにより安全な運転操作行動をさせるための指標となる対象物体を特定する第1特定部と、
前記車内CAN通信により取得する運転操作情報の中から前記第1特定部で特定した対象物体に関連する運転操作情報を選定し、当該選定した運転操作情報と所定の閾値とを比較することにより運転操作行動を特定する第2特定部と、
前記第2特定部で特定した運転操作行動を前記状態特定情報に照合することにより運転者の視野欠損の状態を推定する推定部と、を含むことを特徴とする運転者視野欠損推定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者視野欠損推定装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、「車両を運転する運転者の状態を推定する運転者状態推定装置(1)であって、運転者によるステアリング操作を検出するステアリングセンサ(6)と、車両を運転する運転者を撮像する運転者カメラ(8)と、この運転者カメラにより撮像された画像に基づいて運転者の視線の方向を検出する画像解析部(16)と、ステアリングセンサ(6)により検出されたステアリング操作、及び画像解析部により検出された視線の方向に基づいて運転者の異常を判定する運転者異常判定部(18)と、を有し、運転者異常判定部(18)は、運転者の視線の方向の通常状態に対する分布の拡大が検出され、且つステアリング操作の通常状態に対する変化が検出される場合に、運転者に視野欠損の疑いがあると判定する」ということが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-198842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、ステアリング操作と視線の方向とに基づいて運転者の視野欠損の疑いを判定するようにしているものの、前記視野欠損の状態を推定するという技術思想を窺い知ることはできない。
【0005】
このような事情に鑑み、本発明は、運転者の視野欠損の状態を推定可能とする運転者視野欠損推定装置の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る運転者視野欠損推定装置は、車両の運転者から見える走行環境の静止画や動画を撮影する車外カメラと、運転者の運転操作行動と運転者の視野欠損の状態とを関係付けた状態特定情報が保存される記憶部と、運転者による運転操作行動に応答して動作する各機能要素の動作情報(運転操作情報)を車内CAN通信により取得するとともに、運転者の視野欠損の状態を推定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記車外カメラの撮影画像を解析することにより安全な運転操作行動をさせるための指標となる対象物体を特定する第1特定部と、前記車内CAN通信により取得する運転操作情報の中から前記第1特定部で特定した対象物体に関連する運転操作情報を選定し、当該選定した運転操作情報と所定の閾値とを比較することにより運転操作行動を特定する第2特定部と、前記第2特定部で特定した運転操作行動を前記状態特定情報に照合することにより運転者の視野欠損の状態を推定する推定部と、を含むことを特徴としている。
【0007】
この構成では、運転者の両目をカメラで撮影することなく、視野欠損の状態を推定するようにしている。これにより、本発明では、比較的簡易な構成でありながら、容易に視野欠損の状態を推定することが可能になる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、運転者の視野欠損の状態を推定可能とする運転者視野欠損推定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る運転者視野欠損推定装置の一実施形態の構成を模式的に示す図である。
運転者の視野欠損の状態を推定するための第1要件を示すフローチャートである。
運転者の視野欠損の状態を推定するための第2要件を示すフローチャートである。
運転者の視野欠損の状態を推定するための第3要件を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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