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公開番号
2025136085
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034279
出願日
2024-03-06
発明の名称
監視装置、監視方法及び監視用コンピュータプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
7/70 20170101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】所定の禁止領域への人物の進入を検出可能な監視装置を提供する。
【解決手段】監視装置は、撮像部2により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出する検出部21と、複数の画像のうち、検出された人物が表された1以上の画像においてその人物を追跡する追跡部22と、追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が禁止領域1bに対応する画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、第1の期間よりも長い第2の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が第1の範囲の周囲に設けられる画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、画像上における検出された人物の位置が第1の期間にわたって第1の範囲内に含まれるか、または、第2の期間にわたって第2の範囲内に含まれると、検出された人物が禁止領域1bに進入したと判定する判定部23とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
禁止領域を含む所定の領域を撮影するように設けられた撮像部により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出する検出部と、
前記複数の画像のうち、前記検出された人物が表された1以上の画像において当該人物を追跡する追跡部と、
前記追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって前記画像上における前記検出された人物の位置が前記禁止領域に対応する前記画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって前記画像上における前記検出された人物の位置が前記第1の範囲の周囲に設けられる前記画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、前記画像上における前記検出された人物の位置が前記第1の期間にわたって前記第1の範囲内に含まれるか、または、前記第2の期間にわたって前記第2の範囲内に含まれると、前記検出された人物が前記禁止領域に進入したと判定する判定部と、
を有する監視装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記検出部は、前記複数の画像のそれぞれから、前記人物についての互いに異なる少なくとも二つの部位を検出し、
前記追跡部は、検出された前記少なくとも二つの部位のそれぞれを追跡し、
前記判定部は、検出された前記少なくとも二つの部位の何れかについて、前記第1の期間にわたって前記画像上での当該部位の位置が前記第1の範囲に含まれるか、または、前記第2の期間にわたって前記画像上での当該部位の位置が前記第1の範囲に含まれると、前記人物が前記禁止領域に進入したと判定する、請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記第1の範囲及び前記第2の範囲は、前記少なくとも二つの部位のそれぞれごとに設定される、請求項2に記載の監視装置。
【請求項4】
禁止領域を含む所定の領域を撮影するように設けられた撮像部により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出し、
前記複数の画像のうち、前記検出された人物が表された1以上の画像において当該人物を追跡し、
前記追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって前記画像上における前記検出された人物の位置が前記禁止領域に対応する前記画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって前記画像上における前記検出された人物の位置が前記第1の範囲の周囲に設けられる前記画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、
前記画像上における前記検出された人物の位置が前記第1の期間にわたって前記第1の範囲内に含まれるか、または、前記第2の期間にわたって前記第2の範囲内に含まれると、前記検出された人物が前記禁止領域に進入したと判定する、
ことを含む監視方法。
【請求項5】
禁止領域を含む所定の領域を撮影するように設けられた撮像部により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出し、
前記複数の画像のうち、前記検出された人物が表された1以上の画像において当該人物を追跡し、
前記追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって前記画像上における前記検出された人物の位置が前記禁止領域に対応する前記画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって前記画像上における前記検出された人物の位置が前記第1の範囲の周囲に設けられる前記画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、
前記画像上における前記検出された人物の位置が前記第1の期間にわたって前記第1の範囲内に含まれるか、または、前記第2の期間にわたって前記第2の範囲内に含まれると、前記検出された人物が前記禁止領域に進入したと判定する、
ことをコンピュータに実行させるための監視用コンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の領域を表す画像を用いて所定の領域を監視する監視装置、監視方法及び監視用コンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
所定の領域が表された画像を用いてその領域の状況を監視するための技術が提案されている(特許文献1を参照)。特許文献1に開示された車室内監視システムは、乗合車両の天井に設けられた撮像器による車室内画像に含まれる人物及び荷物を認識し、さらに認識された人物について座位及び立位のどちらであるかを推定する。そして車室内監視システムは、認識された荷物及び人物の位置に基づいて、荷物に占有された荷物占有座席の発生有無及び座位の人物により複数の座席に跨って着座された重複着座席の発生有無を推定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-3974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の内部には、乗客が進入することが望ましくない進入禁止領域が設けられることがあり、そのような領域への乗客の進入を検出することが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、禁止領域への人物の進入を検出可能な監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの形態として、監視装置が提供される。この監視装置は、禁止領域を含む所定の領域を撮影するように設けられた撮像部により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出する検出部と、複数の画像のうち、検出された人物が表された1以上の画像においてその人物を追跡する追跡部と、追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が禁止領域に対応する画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、第1の期間よりも長い第2の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が第1の範囲の周囲に設けられる画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、画像上における検出された人物の位置が第1の期間にわたって第1の範囲内に含まれるか、または、第2の期間にわたって第2の範囲内に含まれると、検出された人物が禁止領域に進入したと判定する判定部とを有する。
【0007】
一つの実施形態において、検出部は、時系列の複数の画像のそれぞれから、人物についての互いに異なる少なくとも二つの部位を検出し、追跡部は、検出された少なくとも二つの部位のそれぞれを追跡し、判定部は、検出された少なくとも二つの部位の何れかについて、第1の期間にわたって画像上でのその部位の位置が第1の範囲に含まれるか、または、第2の期間にわたって画像上でのその部位の位置が第1の範囲に含まれると、人物が禁止領域に進入したと判定する。
【0008】
この場合において、第1の範囲及び第2の範囲は、少なくとも二つの部位のそれぞれごとに設定される。
【0009】
他の実施形態によれば、監視方法が提供される。この監視方法は、禁止領域を含む所定の領域を撮影するように設けられた撮像部により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出し、複数の画像のうち、検出された人物が表された1以上の画像においてその人物を追跡し、追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が禁止領域に対応する画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、第1の期間よりも長い第2の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が第1の範囲の周囲に設けられる画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、画像上における検出された人物の位置が第1の期間にわたって第1の範囲内に含まれるか、または、第2の期間にわたって第2の範囲内に含まれると、検出された人物が禁止領域に進入したと判定する、ことを含む。
【0010】
さらに他の実施形態によれば、監視用コンピュータプログラムが提供される。この監視用コンピュータプログラムは、禁止領域を含む所定の領域を撮影するように設けられた撮像部により生成された時系列の複数の画像のそれぞれから人物を検出し、複数の画像のうち、検出された人物が表された1以上の画像においてその人物を追跡し、追跡の結果に基づいて、第1の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が禁止領域に対応する画像上の第1の範囲内に含まれるか否かを判定するとともに、第1の期間よりも長い第2の期間にわたって画像上における検出された人物の位置が第1の範囲の周囲に設けられる画像上の第2の範囲に含まれるか否かを判定し、画像上における検出された人物の位置が第1の期間にわたって第1の範囲内に含まれるか、または、第2の期間にわたって第2の範囲内に含まれると、検出された人物が禁止領域に進入したと判定する、ことをコンピュータに実行させるための命令を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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