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公開番号
2025138501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037636
出願日
2024-03-11
発明の名称
パワーユニット搭載構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60K
1/00 20060101AFI20250917BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両のパワーユニットルーム内のデッドスペースとパワーユニットの重量とを減らすことができ、前方衝突時又は後方衝突時にパワーユニットに設けられた活電部の破損を抑制することができるパワーユニット搭載構造を得る。
【解決手段】パワーユニット搭載構造10は、パワーユニットルームR1に搭載され、パワーユニットルームR1と車室とを隔てるダッシュパネル18に車両前後方向に対向して配置されたパワーユニット14と、パワーユニット14の車両幅方向一方の側面部に設けられた活電部50と、を備え、パワーユニット14は、ダッシュパネル18と対向する側面部において、車両幅方向一方の部位よりも車両幅方向他方の部位の方がダッシュパネル18に接近して設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のパワーユニットルームに搭載され、前記パワーユニットルームと車室とを隔てる車室隔壁部に車両前後方向に対向して配置されたパワーユニットと、
前記パワーユニットの車両幅方向一方の側面部に設けられた活電部と、を備え、
前記パワーユニットは、前記車室隔壁部と対向する側面部において、車両幅方向一方の部位よりも車両幅方向他方の部位の方が前記車室隔壁部に接近して設けられている、
パワーユニット搭載構造。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記パワーユニットには、前記車室隔壁部と対向する領域において、少なくとも車両幅方向他方の部位に突出部が形成され、当該突出部は、車両幅方向一方の部位よりも車両前後方向内側に突出している、
請求項1に記載のパワーユニット搭載構造。
【請求項3】
前記パワーユニットは、
前記活電部と電気的に接続されたモータと、
前記モータの回転を駆動輪に伝達するギア部と、
前記モータ及び前記ギア部を収容したパワーユニットケースと、を含んで構成されており、
前記モータは、前記パワーユニットケース内の車両幅方向一方に収容され、
前記ギア部は、前記パワーユニットケース内の車両幅方向他方に収容されている、
請求項1又は請求項2に記載のパワーユニット搭載構造。
【請求項4】
前記パワーユニットケースには、前記モータの収容空間と前記ギア部の収容空間とを仕切る仕切壁部が設けられている、
請求項3に記載のパワーユニット搭載構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パワーユニット搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、走行時の動力を発生させる駆動源としてモータを備えるパワーユニットでは、衝突時の損傷から、パワーユニットの活電部を保護することが求められている。
【0003】
特許文献1には、モータケースの内部において、モータとその上部に設けられたインバータとを電気的に接続するパワートレイン構造が記載されている。このパワートレイン構造では、電動コンプレッサと対向して設けられたモータケースの後面に、モータとインバータとの電気的接続部にアクセス可能な開口部が設けられている。そして、当該開口部を塞ぐカバー部材に、モータと電動コンプレッサとが衝突したときにその衝突荷重を受け止める凸部が設けられている。これにより、車両前突時に、モータとその上部に配置されたインバータとの電気的接続部を保護するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-030802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1のように、車両前後方向けて活電部を配置すると、前方衝突時又は後方衝突時における衝突荷重の影響を受け易くなるため、活電部を保護するスペースを確保するためにパワーユニットルーム内においてデッドスペースが生じやすくなる。また、特許文献1のように活電部の近傍に凸部を設けて保護する場合、凸部が大型化して、パワーユニットの重量が増加することが考えられる。
【0006】
そこで、本発明は、車両のパワーユニットルーム内のデッドスペースとパワーユニットの重量とを減らすことができ、前方衝突時又は後方衝突時にパワーユニットに設けられた活電部の破損を抑制することができるパワーユニット搭載構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る第1の態様のパワーユニット搭載構造は、車両のパワーユニットルームに搭載され、前記パワーユニットルームと車室とを隔てる車室隔壁部に車両前後方向に対向して配置されたパワーユニットと、前記パワーユニットの車両幅方向一方の側面部に設けられた活電部と、を備え、前記パワーユニットは、前記車室隔壁部と対向する側面部において、車両幅方向一方の部位よりも車両幅方向他方の部位の方が前記車室隔壁部に接近して設けられている。
【0008】
本発明に係る第1の態様のパワーユニット搭載構造では、パワーユニットの車両幅方向一方の側面部に活電部が設けられている。つまり、車両前後方向に向けて活電部が配置されていないため、活電部は、前方衝突時又は後方衝突時における衝突荷重の影響を受けにくくなる。これにより、活電部を保護するために必要な車両前後方向のスペースを小さくすることができ、パワーユニットルーム内のデッドスペースを抑制することができる。
【0009】
また、パワーユニットは、パワーユニットルームと車室とを隔てる車室隔壁部に車両前後方向に対向して配置されている。そして、パワーユニットは、車室隔壁部と対向する側面部において、車両幅方向一方の部位よりも車両幅方向他方の部位の方が前記車室隔壁部に接近して設けられている。
【0010】
ところで、車両の前方衝突時又は後方衝突時には、パワーユニットルーム内に車両前後方向外側からの衝突荷重が入力され、パワーユニットを車両前後方向内側に移動させる。このため、パワーユニットの車両前後方向内側の側面部では、車両幅方向他方の部位が車両幅方向一方の部位よりも先に車室隔壁部に当接する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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