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公開番号
2025138895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2025117307,2022149973
出願日
2025-07-11,2022-09-21
発明の名称
平角線の歪み除去装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B21F
1/02 20060101AFI20250917BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約
【課題】平角線の加工不良の抑制に寄与する平角線の歪み除去装置を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係る平角線の歪み除去装置(1)は、対となったローラ(31、32)の間に平角線(5)を通過させて、平角線(5)の幅方向の両側に配置される側面相互の平行度出しを行うローラレベラ(3)を有する平角線の歪み除去装置である。ローラレベラ(3)は、平角線(5)の長さ方向に延在する軸回りの平角線(5)の回転を抑制するための押さえ部(33)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対となったローラの間に平角線を通過させて、前記平角線の幅方向の両側に配置される側面相互の平行度出しを行うローラレベラを有する平角線の歪み除去装置であって、
前記ローラレベラは、前記平角線の長さ方向に延在する軸回りの当該平角線の回転を抑制するための押さえ部を備え、
前記押さえ部は、前記平角線の厚さ方向の一方の側に配置される第1の面と対向するように配置される第1の押さえプレートと、前記平角線の厚さ方向の他方の側に配置される第2の面と対向するように配置される第2の押さえプレートと、を備え、前記第1の押さえプレートと前記第2の押さえプレートは、前記平角線の厚さより大きい間隔で配置されることを特徴とする、平角線の歪み除去装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、平角線の歪み除去装置に関し、例えば、対となったローラの間に平角線を通過させて、平角線の幅方向の両側に配置される側面相互の平行度出しを行うローラレベラを有する平角線の歪み除去装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、平角線はリールに巻回された状態で納品されるため、例えば、エッジワイズコイルを形成するために平角線を曲げ加工する前に、ローラレベラによって平角線の歪みを除去する加工を行う。この場合、例えば、特許文献1に開示されているように、ローラレベラの対となったローラの間に平角線を通過させることで当該平角線の歪みを除去する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-235560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、以下の課題を見出した。モータの出力を向上させるためには、平角線の巻数を増やす必要がある。そのため、平角線の厚さを薄くすることが好ましい。この場合、平角線の角部にR部が形成されているため、平角線の幅方向の両側に配置される側面の平坦部分が少なくなる。
【0005】
そのため、図5に示すように、ローラレベラによって平角線5の幅方向の両側に配置される側面の平行度出し加工、即ち、平角線5の幅方向の歪みを除去する加工を行う場合、ローラ101の間で平角線5が傾き、平角線5の加工不良が生じる場合がある。
【0006】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、平角線の加工不良の抑制に寄与する平角線の歪み除去装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る平角線の歪み除去装置は、対となったローラの間に平角線を通過させて、前記平角線の幅方向の両側に配置される側面相互の平行度出しを行うローラレベラを有する平角線の歪み除去装置であって、
前記ローラレベラは、前記平角線の長さ方向に延在する軸回りの当該平角線の回転を抑制するための押さえ部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、平角線の加工不良の抑制に寄与する平角線の歪み除去装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は、実施の形態1の平角線の歪み除去装置を示す図であり、(b)は、実施の形態1の平角線の歪み除去装置の第1のローラレベラのローラの配置をX軸+側から見た図であり、(c)は、実施の形態1の平角線の歪み除去装置の第1のローラレベラをY軸-側から見た図であり、(d)は、実施の形態1の平角線の歪み除去装置の第2のローラレベラをY軸-側から見た図である。
一般的な平角線を示す図である。
実施の形態2の平角線の歪み除去装置の第2のローラレベラをY軸-側から見た図である。
実施の形態3の平角線の歪み除去装置の第2のローラレベラをY軸-側から見た図である。
一般的なローラレベラの課題を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、三次元(XYZ)座標系を用いて説明し、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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