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公開番号2025140277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039576
出願日2024-03-14
発明の名称受信回路、半導体装置、および表示装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H04L 7/00 20060101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約【課題】シリアル通信によるデータ転送速度の高速化を可能とする受信回路を提供する。
【解決手段】受信回路(10Y)は、シリアルデータが入力されるように構成される第1受信部(RX)と、入力クロックが入力されるように構成される第2受信部(RX_CLK)と、前記第1受信部から出力されるデータ信号(DT)を前記第2受信部から出力されるクロック信号(CLK)に基づいてシリアル/パラレル変換するように構成されるシリアル/パラレル変換部(1)と、前記第1受信部と前記シリアル/パラレル変換部のデータ入力端との間に配置される第1伝送回路(3)と、前記第2受信部と前記シリアル/パラレル変換部のクロック入力端との間に配置され、前記第1伝送回路に含まれる回路と同じ回路構成の第2伝送回路(40)と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シリアルデータが入力されるように構成される第1受信部と、
入力クロックが入力されるように構成される第2受信部と、
前記第1受信部から出力されるデータ信号を前記第2受信部から出力されるクロック信号に基づいてシリアル/パラレル変換するように構成されるシリアル/パラレル変換部と、
前記第1受信部と前記シリアル/パラレル変換部のデータ入力端との間に配置される第1伝送回路と、
前記第2受信部と前記シリアル/パラレル変換部のクロック入力端との間に配置され、前記第1伝送回路に含まれる回路と同じ回路構成の第2伝送回路と、
を備える、受信回路。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記クロック信号が入力され、遅延クロック信号を出力するように構成されるDLLをさらに備え、前記第2伝送回路は、前記DLLと前記クロック入力端との間に配置される、請求項1に記載の受信回路。
【請求項3】
前記第1伝送回路は、遅延時間を調整するように構成されるSKEW調整部を有し、
前記第2伝送回路は、前記SKEW調整部に含まれる回路と同じ回路構成の回路を有する、請求項1に記載の受信回路。
【請求項4】
前記SKEW調整部は、選択可能な前記遅延時間が異なる回路を有する、請求項3に記載の受信回路。
【請求項5】
前記遅延時間が異なる回路は、段数が異なるインバータ段である、請求項4に記載の受信回路。
【請求項6】
前記第1伝送回路は、
前記SKEW調整部の前段側に設けられ、テストおよび前記遅延時間が異なる回路への入力の選択を行うように構成されるテスト兼SKEWセレクト回路と、
前記SKEW調整部の後段側に設けられ、前記遅延時間が異なる回路からの出力を選択するように構成されるセレクタと、
を有する、請求項4に記載の受信回路。
【請求項7】
前記第2伝送回路は、前記遅延時間が異なる回路のうち基準となる回路を前記第1伝送回路の入力から出力までに経由する回路と同じ回路構成のみを有する、請求項4に記載の受信回路。
【請求項8】
前記第1受信部および前記第2受信部は、それぞれ差動増幅信号としての前記シリアルデータまたは前記入力クロックを受信するように構成される、請求項1に記載の受信回路。
【請求項9】
前記差動増幅信号は、LVDSである、請求項8に記載の受信回路。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の受信回路を備える半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、受信回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、差動信号を用いたシリアルデータを受信可能な受信回路が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-144392号公報
【0004】
[概要]
シリアルインタフェースは、データ転送速度の高速化が要望される。
【0005】
上記状況に鑑み、本開示は、シリアル通信によるデータ転送速度の高速化を可能とする受信回路を提供することを目的とする。
【0006】
本開示の一態様に係る受信回路は、
シリアルデータが入力されるように構成される第1受信部と、
入力クロックが入力されるように構成される第2受信部と、
前記第1受信部から出力されるデータ信号を前記第2受信部から出力されるクロック信号に基づいてシリアル/パラレル変換するように構成されるシリアル/パラレル変換部と、
前記第1受信部と前記シリアル/パラレル変換部のデータ入力端との間に配置される第1伝送回路と、
前記第2受信部と前記シリアル/パラレル変換部のクロック入力端との間に配置され、前記第1伝送回路に含まれる回路と同じ回路構成の第2伝送回路と、
を備える構成としている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、LVDSによる信号伝送システムを示す図である。
図2は、受信回路の構成例を示す図である。
図3は、比較例に係る受信回路の構成を示す図である。
図4は、図3における各伝送路の信号の波形例を示す図である。
図5は、比較例に係る構成における遅延差のばらつきの一例を示すグラフである。
図6は、必要となる遅延差のばらつきを説明するための図である。
図7は、本開示の実施形態に係る受信回路の構成を示す図である。
図8は、本開示の実施形態に係る構成における遅延差のばらつきの一例を示すグラフである。
図9は、データ用の伝送回路の構成例を示す図である。
図10は、クロック用の伝送回路の構成例を示す図である。
図11は、表示装置の全体構成例を示すブロック図である。
図12は、パネル駆動装置の構成例を示す図である。
図13は、車載ディスプレイの一例を示す外観図である。
【0008】
[詳細な説明]
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
<LVDS(Low Voltage Differential Signaling)>
ここでは、LVDSについて説明する。LVDSは、小振幅差動信号により伝送する高速シリアル通信技術である。小振幅差動信号により信号を伝送するため、EMI(Electromagnetic Interference)およびEMS(Electromagnetic Susceptibility)に対して強い。LVDSは、例えば、画像転送に用いられる。
【0010】
図1は、LVDSによる信号伝送システムを示す図である。送信部TX(トランスミッタ)から出力される小振幅差動信号は、伝送路TP(ツイストペアケーブルなど)を介して受信部RX(レシーバ)に送られ、受信部RXで増幅される。
(【0011】以降は省略されています)

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