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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025140708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040257
出願日
2024-03-14
発明の名称
撮像素子および撮像装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
25/70 20230101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 撮像指示を受け付けてから、静止画像を生成するための露光を開始するまでの時間を短縮する。
【解決手段】 撮像素子は、光学系を透過した光を光電変換して電荷を生成し、列方向に設けられる第1光電変換部と第2光電変換部と、前記第1光電変換部で生成された電荷に基づく第1の画像の生成に用いる第1信号が出力される第1信号線と、前記第2光電変換部で生成された電荷に基づいて、撮影状態の検出に用いる第2信号が出力される第2信号線と、前記第1信号に基づく第1データを出力する第1出力部と、前記第2信号に基づく第2データを出力する第2出力部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光学系を透過した光を光電変換して電荷を生成し、列方向に設けられる第1光電変換部と第2光電変換部と、
前記第1光電変換部で生成された電荷に基づく第1の画像の生成に用いる第1信号が出力される第1信号線と、
前記第2光電変換部で生成された電荷に基づいて、撮影状態の検出に用いる第2信号が出力される第2信号線と、
前記第1信号に基づく第1データを出力する第1出力部と
前記第2信号に基づく第2データを出力する第2出力部と、
を備える撮像素子。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1出力部と前記第2出力部とは、前記第1データと前記第2データとを同時に出力する、
請求項1に記載の撮像素子。
【請求項3】
前記第1光電変換部と前記第2光電変換部とは、行方向および列方向に二次元配列された複数の光電変換部に含まれ、
第2の画像の生成が指示された場合、
前記第1信号線には前記複数の光電変換部のうちm行目(mは1から任意の整数Mまでの奇数)の光電変換部で生成された電荷に基づく前記第2の画像の生成に用いる第3信号が出力され、
前記第2信号線には前記複数の光電変換部のうちm+1行目の光電変換部で生成された電荷に基づく前記第2の画像の生成に用いる第4信号が出力される、
請求項1または請求項2に記載の撮像素子。
【請求項4】
前記第1光電変換部と前記第2光電変換部とは、行方向および列方向に二次元配列された複数の光電変換部に含まれ、
第2の画像の生成が指示された場合、
前記第1信号線または前記第2信号線のいずれか一方に前記複数の光電変換部で生成された電荷に基づく前記第2の画像の生成に用いる信号が、1行目の光電変換部から順に出力される、
請求項1に記載の撮像素子。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像素子と、
表示部と、
前記第1出力部から出力された前記第1データに基づいて前記表示部に表示させる前記第1の画像を生成する第1処理部と、
前記第2出力部から出力された前記第2データに基づいて前記撮影状態を検出する第2処理部と、
を備える撮像装置。
【請求項6】
前記第1処理部と前記第2処理部とは、前記第1の画像を生成する処理と、前記撮影状態を検出する処理と、を同時に実行する、
請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
操作部を備え、
前記第1光電変換部と前記第2光電変換部とは、行方向および列方向に二次元配列された複数の光電変換部に含まれ、
前記操作部を介して第2の画像の生成が指示された場合、
前記第2処理部は、前記第1出力部から出力される、前記複数の光電変換部のうちm行目(mは1から任意の整数Mまでの奇数)の光電変換部で生成された電荷に基づく前記第2の画像の生成に用いる第3信号と、前記第2出力部から出力される、前記複数の光電変換部のうちm+1行目の光電変換部で生成された電荷に基づく前記第2の画像の生成に用いる第4信号と、に基づく第5データに基づいて、前記第2の画像を生成する、
請求項5または請求項6に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
撮像素子および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置において、静止画の撮像指示を受け付けてから、静止画像を生成するための露光を開始するまでの時間を短縮することが望まれている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-108176号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の開示の態様によれば、撮像素子は、光学系を透過した光を光電変換して電荷を生成し、列方向に設けられる第1光電変換部と第2光電変換部と、前記第1光電変換部で生成された電荷に基づく第1の画像の生成に用いる第1信号が出力される第1信号線と、前記第2光電変換部で生成された電荷に基づいて、撮影状態の検出に用いる第2信号が出力される第2信号線と、前記第1信号に基づく第1データを出力する第1出力部と前記第2信号に基づく第2データを出力する第2出力部と、を備える。
【0005】
第2の開示の態様によれば、撮像装置は、上記撮像素子と、表示部と、前記第1出力部から出力された前記第1データに基づいて前記表示部に表示させる前記第1の画像を生成する第1処理部と、前記第2出力部から出力された前記第2データに基づいて前記撮影状態を検出する第2処理部と、を備える。
【0006】
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る撮像素子を備えるデジタルカメラの構成例を模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る撮像素子の概略構成を例示する図である。
図3は、実施形態に係る撮像素子が有する画素の構成を示す回路図である。
図4(A)は、ライブビュー画像を表示部に表示させるときのカメラの動作例を示すシーケンス図であり、図4(B)は、フリッカーを検出するときのカメラの動作例を示すシーケンス図である。
図5は、ライブビュー画像データを生成するときの撮像素子の動作について説明するためのタイミングチャートである。
図6は、フリッカーの検出を行うときの撮像素子の動作について説明するためのタイミングチャートである。
静止画像の撮像が指示されたときのカメラの動作例を示すシーケンス図である。
図8は、比較例に係る撮像素子の概略構成を例示する図である。
図9は、比較例に係る撮像素子が有する画素の構成を示す回路図である。
図10は、比較例に係る撮像素子を備えるカメラの動作の一例を説明するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、一実施形態に係る撮像素子21を備えるデジタルカメラ1(以下、カメラ1と記載する)の構成例を模式的に示す図である。カメラ1は、交換レンズ3とカメラボディ2とを含む。交換レンズ3は、不図示のレンズマウントを介してカメラボディ2に装着される。なお、カメラ1をレンズ交換式ではなく、レンズ一体式のカメラとして構成してもよい。
【0009】
交換レンズ3は、例えば、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞り、防振レンズ等を含む撮像光学系31と、レンズ制御部32と、を含む。レンズ制御部32は、CPU(Central Processing Unit)とメモリなどの周辺部品とを含む。レンズ制御部32は、フォーカスレンズおよび絞りの駆動制御、ズームレンズやフォーカスレンズの位置検出、カメラボディ2へのレンズ情報の送信およびカメラボディ2からのカメラ情報の受信などを行う。
【0010】
カメラボディ2は、例えば、撮像素子21、画像処理部22、ボディ制御部23、表示部24、操作部25、および記録部26を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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