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公開番号2025141085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040839
出願日2024-03-15
発明の名称情報処理システム、情報処理方法
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09C 1/00 20060101AFI20250919BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】分散秘密鍵の保有者が集合しなくても暗号化データを復号可能な情報処理システム、及び情報処理方法を提供すること。
【解決手段】情報処理システム100は、複数の情報処理装置10のいずれかにおいて公開鍵で暗号化された暗号化データの復号指示が入力された場合に、情報処理装置10各々において公開鍵に対応する複数の分散秘密鍵のいずれかの入力操作を受け付ける受付処理部と、入力操作によって入力された分散秘密鍵の数が暗号化データを復号可能な閾値に達した場合に、暗号化データを復号する復号処理部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれがネットワークに接続された複数の情報処理装置を備える情報処理システムであって、
複数の前記情報処理装置のいずれかにおいて公開鍵で暗号化された暗号化データの復号指示が入力された場合に、前記情報処理装置各々において前記公開鍵に対応する複数の分散秘密鍵のいずれかの入力操作を受け付ける受付処理部と、
前記入力操作によって入力された前記分散秘密鍵の数が前記暗号化データを復号可能な閾値に達した場合に、前記暗号化データを復号する復号処理部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記入力操作によって入力された前記分散秘密鍵は、複数の前記情報処理装置のうち前記復号指示が入力された第1情報処理装置に送信され、
前記復号処理部は、前記第1情報処理装置において前記暗号化データを復号する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記受付処理部は、複数の前記情報処理装置のうち前記第1情報処理装置とは異なる一又は複数の第2情報処理装置で入力された前記分散秘密鍵の数が前記閾値よりも一つ少ない数に達した場合に、前記第2情報処理装置各々における前記入力操作の受け付けを終了する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記受付処理部は、予め定められた受付期限が到来するまで前記入力操作を受け付ける、
請求項1~3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項5】
それぞれがネットワークに接続された複数の情報処理装置を備える情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
複数の前記情報処理装置のいずれかにおいて公開鍵で暗号化された暗号化データの復号指示が入力された場合に、前記情報処理装置各々において前記公開鍵に対応する複数の分散秘密鍵のいずれかの入力操作を受け付ける受付ステップと、
前記入力操作によって入力された前記分散秘密鍵の数が前記暗号化データを復号可能な閾値に達した場合に、前記暗号化データを復号する復号ステップと、
を含む情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
閾値暗号の複数の分散秘密鍵を用いて、当該複数の分散秘密鍵に対応する公開鍵で暗号化された暗号化データを復号する情報処理システムが関連技術として知られている(特許文献1参照)。具体的に、この関連技術に係る情報処理システムは、複数のICカードリーダーが接続された処理装置を備え、複数の前記ICカードリーダーによって複数のICカードから読み取られる複数の前記分散秘密鍵を用いて、前記暗号化データを復号する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-48121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の関連技術に係る情報処理システムでは、前記暗号化データを復号するために、前記分散秘密鍵の保有者(前記ICカードの保有者)が前記処理装置の設置場所に集合する必要がある。
【0005】
本発明の目的は、分散秘密鍵の保有者が集合しなくても暗号化データを復号可能な情報処理システム、及び情報処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の局面に係る情報処理システムは、それぞれがネットワークに接続された複数の情報処理装置を備え、受付処理部と、復号処理部とを備える。前記受付処理部は、複数の前記情報処理装置のいずれかにおいて公開鍵で暗号化された暗号化データの復号指示が入力された場合に、前記情報処理装置各々において前記公開鍵に対応する複数の分散秘密鍵のいずれかの入力操作を受け付ける。前記復号処理部は、前記入力操作によって入力された前記分散秘密鍵の数が前記暗号化データを復号可能な閾値に達した場合に、前記暗号化データを復号する。
【0007】
本発明の他の局面に係る情報処理方法は、それぞれがネットワークに接続された複数の情報処理装置を備える情報処理システムで実行され、受付ステップと、復号ステップとを含む。前記受付ステップでは、複数の前記情報処理装置のいずれかにおいて公開鍵で暗号化された暗号化データの復号指示が入力された場合に、前記情報処理装置各々において前記公開鍵に対応する複数の分散秘密鍵のいずれかの入力操作が受け付けられる。前記復号ステップでは、前記入力操作によって入力された前記分散秘密鍵の数が前記暗号化データを復号可能な閾値に達した場合に、前記暗号化データが復号される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、分散秘密鍵の保有者が集合しなくても暗号化データを復号可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係る情報処理システムのサーバーの構成を示すブロック図である。
図4は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行されるデータ復号処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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