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公開番号
2025141415
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041334
出願日
2024-03-15
発明の名称
開閉装置、及び開閉装置を備える蓄電池システム
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02H
3/24 20060101AFI20250919BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】蓄電池システムに設けられる開閉装置がオーバースペックになることの抑制。
【解決手段】開閉装置は、商用系統と負荷とを接続する第1電力ラインと、パワーコンディショナと負荷とを接続する第2電力ラインとに接続される開閉装置である。開閉装置は、接点装置と、検知装置とを備える。接点装置は、商用系統と負荷との接続を開閉する開閉部と、開閉部を制御する制御部とを含む。検知装置は、第2電力ラインの通電状態を検知する。接点装置の開閉部は、商用系統から第1電力ラインへの電力の供給が停止されると、ON状態からOFF状態に切り替わる。接点装置の制御部は、商用系統から第1電力ラインへの電力の供給が停止されて開閉部がOFF状態にあるときに、検知装置の検出結果に応じて開閉部をOFF状態からON状態に切り替えて、商用系統と負荷とを再接続する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
商用系統と負荷とを接続する第1電力ラインと、パワーコンディショナと前記負荷とを接続する第2電力ラインとに接続される開閉装置であって、
前記商用系統と前記負荷との接続を開閉する開閉部と、前記開閉部を制御する制御部とを含む接点装置と、
前記第2電力ラインの通電状態を検知する検知装置と、
を備え、
前記接点装置の前記開閉部は、前記商用系統から前記第1電力ラインへの電力の供給が停止されると、ON状態からOFF状態に切り替わり、
前記接点装置の前記制御部は、前記商用系統から前記第1電力ラインへの電力の供給が停止されて前記開閉部が前記OFF状態にあるときに、前記検知装置の検出結果に応じて前記開閉部を前記OFF状態から前記ON状態に切り替えて、前記商用系統と前記負荷とを再接続する、
開閉装置。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記制御部に制御される補助リレーをさらに備え、
前記補助リレーは、前記開閉部を制御するための制御信号が出力される信号線に配置されている、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項3】
前記開閉部は、互いに直列に接続される複数のa接点を含む、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項4】
パワーコンディショナと、
請求項1に記載の開閉装置と、
を備える、
蓄電池システム
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉装置、及び開閉装置を備える蓄電池システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、負荷への通電系統を商用電源と分散電源との間で切り替え可能な開閉装置が知られている(特許文献1参照)。分散電源は、パワーコンディショナ及び蓄電池を介して開閉装置に接続されている。パワーコンディショナは、負荷との接続を開閉する開閉部を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-142487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の開閉装置は、パワーコンディショナと負荷とを接続する電力ラインに配置される開閉部を含む。このため、パワーコンディショナと開閉装置とにおいて、自立側の開閉部の機能が重複している。また、自立側は系統側と比べて、比較的小さい電力の切り替えが主であるため、開閉装置の自立側の開閉部の仕様を系統側に合わせた場合、オーバースペックとなり、コストアップの要因となる。
【0005】
本発明の目的は、蓄電池システムに設けられる開閉装置がオーバースペックになることを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る開閉装置は、商用系統と負荷とを接続する第1電力ラインと、パワーコンディショナと負荷とを接続する第2電力ラインとに接続される開閉装置である。開閉装置は、接点装置と、検知装置とを備える。接点装置は、商用系統と負荷との接続を開閉する開閉部と、開閉部を制御する制御部とを含む。検知装置は、第2電力ラインの通電状態を検知する。接点装置の開閉部は、商用系統から第1電力ラインへの電力の供給が停止されると、ON状態からOFF状態に切り替わる。接点装置の制御部は、商用系統から第1電力ラインへの電力の供給が停止されて開閉部がOFF状態にあるときに、検知装置の検出結果に応じて開閉部をOFF状態からON状態に切り替えて、商用系統と負荷とを再接続する。
【0007】
この開閉装置では、例えば、商用系統が停電した場合、接点装置の開閉部がON状態からOFF状態に切り替わり、商用系統と負荷との接続が遮断される。また、接点装置の制御部は、開閉部がOFF状態のときに、検知装置の検出結果に応じて開閉部をOFF状態からON状態に切り替えて、商用系統と負荷とを再接続する。これにより、開閉装置において、第1電力ラインのみに開閉部を設けることが可能になるので、自立側において、開閉装置は、パワーコンディショナの開閉部と機能が重複することを防止できる。これにより、開閉装置をシンプルな構成にすることができるので、開閉装置がオーバースペックになることを抑制することができる。また、従来のように開閉装置の自立側の開閉部の仕様を系統側に合わせる必要がなくなるので、開閉装置がオーバースペックになることを抑制することができる。その結果、開閉装置のコストアップを抑制できるとともに、パワーコンディショナとの最適化を図ることができる。
【0008】
開閉装置は、制御部に制御される補助リレーをさらに備えてもよい。補助リレーは、開閉部を制御するための制御信号が出力される信号線に配置されてもよい。この場合は、開閉装置の設計の幅が広がる。また、補助リレーが異常の場合は、開閉部をOFF状態からON状態に切り替えられないので、開閉装置を蓄電池システムに配置した場合に、蓄電池システムの安全性が高まる。
【0009】
開閉部は、互いに直列に接続される複数のa接点を含んでもよい。この場合は、例えば、複数のa接点の一方が溶着した場合でも、開閉装置としての機能を維持できる。
【0010】
本発明の他の態様に係る蓄電池システムは、パワーコンディショナと、上記に記載の開閉装置を備える。この蓄電池システムでは、開閉装置をシンプルな構成にすることができるので、開閉装置がオーバースペックになることを抑制することができる。また、蓄電池システムにおいて、開閉装置のコストアップを抑制できるとともに、パワーコンディショナとの最適化を図ることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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