TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025141538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041524
出願日2024-03-15
発明の名称地形計測装置、地形計測システム、及び地形計測方法
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01C 7/04 20060101AFI20250919BHJP(測定;試験)
要約【課題】計測費用のコストダウンを図れるとともに、地形データをリアルタイムに取得できる地形計測システムを提供する。
【解決手段】地形データを生成する対象のエリアに存在する建設機械でありGNSS端末が搭載された建設機械と、地形計測サーバと、管理端末とを備える。地形計測サーバは、建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得し、計測データから地表面の高さデータを算出し、算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する。管理端末は、地表面の高さを示す地形データを表示する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
地形データを生成する対象のエリアに存在する建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得する計測データ取得部と、
前記計測データから地表面の高さデータを算出する地表高さデータ算出部と、
前記算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する地形データ生成部と
を備えた地形計測装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記地表高さデータ算出部は、前記計測データのZ軸のデータから、前記建設機械における地表からGNSS端末の計測位置までの高さを減算することで地表面の高さを算出する請求項1に記載の地形計測装置。
【請求項3】
前記地形データ生成部は、前記計測データをグリッド平面上にマッピングし、前記地表面の高さを値として有する点群データとして処理する請求項1に記載の地形計測装置。
【請求項4】
地形データを生成する対象のエリアに存在するGNSS端末が搭載された建設機械と、
前記建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得し、前記計測データから地表面の高さデータを算出し、前記算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する地形計測装置と、
前記地表面の高さを示す地形データを表示する端末装置と
を備えた地形計測システム。
【請求項5】
更に、レーザースキャナを搭載したドローンで地形データの計測を行い、前記レーザースキャナを搭載したドローンで計測された地形データの計測値と、前記地形計測装置で計測された地形データとを組み合わせて、地表面の高さを示す地形データを生成する請求項4に記載の地形計測システム。
【請求項6】
地形データを生成する対象のエリアに存在する建設機械に搭載されたGNSS端末により当該建設機械の現在位置を計測する工程と、
前記建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得する工程と、
前記計測データから地表面の高さデータを算出する工程と、
前記算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する工程と
を含む地形計測方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地形計測システム、地形計測装置、及び地形計測方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
造成工事において、土の高さ管理は必須事項である。従来は、土を掘った場所と土を運んで積み上げた場所の土の運搬回数記録と実測した土の高さデータから現在の地形を推定し、土運搬の施工計画を策定していた。また、近年では、レーザースキャナを搭載したドローンで地表面を計測し、詳細な地形データを取得している(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-76674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドローンによる地形データの計測は、高精度に地形を計測できるが、計測費用が高価になる、このため、施工現場では一か月もしくは二か月に一度だけドローンによる計測を実施しており、地形データをリアルタイムで把握することが難しい。
【0005】
上述の課題を鑑み、本発明は、計測費用のコストダウンを図れるとともに、地形データをリアルタイムに取得できる地形計測装置、地形計測システム、及び地形計測方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様にかかる地形計測装置は、建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得する計測データ取得部と、前記計測データから地表面の高さデータを算出する地表高さデータ算出部と、前記算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する地形データ生成部とを備える。
【0007】
本発明の一態様にかかる地形計測システムは、地形データを生成する対象のエリアに存在するGNSS端末が搭載された建設機械と、前記建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得し、前記計測データから地表面の高さデータを算出し、前記算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する地形計測装置と、前記地表面の高さを示す地形データを表示する端末装置とを備える。
【0008】
本発明の一態様にかかる地形計測方法は、地形データを生成する対象のエリアに存在する建設機械に搭載されたGNSS端末により当該建設機械の現在位置を計測する工程と、前記建設機械に搭載されたGNSS端末から計測データを取得する工程と、前記計測データから地表面の高さデータを算出する工程と、前記算出された地表面の高さを基に、地表面の高さを示す地形データを生成する工程とを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、計測費用のコストダウンを図れるとともに、地形データをリアルタイムに取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態にかかる地形計測システムの概要を示す図である。
本発明の第1の実施形態にかかる地形計測システムにおける地形計測サーバの機能に基づくブロック図である。
計測データを用いて地形データを生成する処理の流れを示すフローチャートである。
データベースに保存されるデータの一例を示す図である。
グリッドの説明に用いる図である。
計測データのマッピングの説明に用いる図である。
地表面の高さを示す地形データの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

清水建設株式会社
配筋装置
5日前
清水建設株式会社
外壁構造
22日前
清水建設株式会社
制振装置
2か月前
清水建設株式会社
耐風装置
2か月前
清水建設株式会社
化粧カバー
4日前
清水建設株式会社
鉄筋把持装置
5日前
清水建設株式会社
情報処理装置
11日前
清水建設株式会社
塔体の切断装置
2か月前
清水建設株式会社
導電線の回収方法
1か月前
清水建設株式会社
汚染拡散防止構造
29日前
清水建設株式会社
製炭炉、製炭方法
4日前
清水建設株式会社
機械排煙システム
2か月前
清水建設株式会社
配筋高さ調整機構
5日前
清水建設株式会社
建物のエコシステム
2か月前
清水建設株式会社
加熱井戸の設置方法
29日前
清水建設株式会社
配筋の千鳥調整機構
5日前
清水建設株式会社
ロボット制御システム
2か月前
清水建設株式会社
コンクリートの施工方法
12日前
清水建設株式会社
ブラインド制御システム
2か月前
清水建設株式会社
プレキャスト床版の接合構造
2か月前
清水建設株式会社
建築部材および空調システム
1日前
清水建設株式会社
ソイルセメントおよびその製造方法
1か月前
清水建設株式会社
放射線遮蔽構造およびその施工方法
1か月前
清水建設株式会社
工事用エレベータ及び騒音低減方法
2か月前
清水建設株式会社
再エネ制御システム、再エネ制御方法
1か月前
清水建設株式会社
補修箇所抽出装置及び補修箇所抽出方法
2か月前
清水建設株式会社
低透水層の施工方法および低透水層構造
12日前
清水建設株式会社
角部用タブおよび四面ボックスの溶接方法
28日前
清水建設株式会社
ズレ算出装置、施工方法及びズレ算出方法
1か月前
清水建設株式会社
木質耐火被覆鉄骨部材およびその施工方法
13日前
清水建設株式会社
出力精度確認システム及び出力精度確認方法
1か月前
清水建設株式会社
事業継続支援装置及び事業継続支援システム
2か月前
清水建設株式会社
ガス回収装置、ビル空調システム、ガス回収方法
22日前
清水建設株式会社
建築物内圧制御システム及び建築物内圧制御方法
2か月前
清水建設株式会社
床版割付装置、床版割付方法、およびプログラム
1か月前
公益財団法人鉄道総合技術研究所
樹脂吹付け方法
11日前
続きを見る