TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025142935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042568
出願日2024-03-18
発明の名称情報処理方法及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B63H 21/22 20060101AFI20250924BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】船舶を遠隔操作する際の操作性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】携帯端末を利用して船舶を遠隔操作するための情報処理方法において、携帯端末が、第1操作領域及び第2操作領域を含むユーザインタフェース画面をタッチパネルディスプレイに出力する。携帯端末が、第1操作領域におけるスライドタッチ操作を検出したことに応じて、船舶を並進させるための第1指令を、船舶へ送信する。また、携帯端末が、第2操作領域におけるスライドタッチ操作を検出したことに応じて、船舶を旋回させるための第2指令を、船舶へ送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
タッチパネルディスプレイを備える携帯端末を利用して、船舶を遠隔操作するための情報処理方法であって、
前記携帯端末が、
第1操作領域及び第2操作領域を含むユーザインタフェース画面を前記タッチパネルディスプレイに出力することと、
前記第1操作領域におけるスライドタッチ操作を検出したことに応じて、前記船舶を並進させるための第1指令を、前記船舶へ送信することと、
前記第2操作領域におけるスライドタッチ操作を検出したことに応じて、前記船舶を旋回させるための第2指令を、前記船舶へ送信することと、
を実行する、
情報処理方法。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第1操作領域は、前記船舶に対応するアイコンを含み、
前記第1指令を前記船舶へ送信することは、
前記アイコンにタッチしながらスライドさせる第1スライドタッチ操作を検出することと、
前記第1スライドタッチ操作のスライド方向に応じて、前記船舶の並進方向を決定することと、
前記第1スライドタッチ操作のスライド量に応じて、前記並進方向への推進力の大きさを決定することと、
前記並進方向及び前記推進力の大きさを含む前記第1指令を、前記船舶へ送信することと、
を含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第2操作領域は、前記船舶の旋回方向を選択するためのGUI部品を含み、
前記第2指令を前記船舶に送信することは、
前記GUI部品にタッチしながらスライドさせる第2スライドタッチ操作を検出することと、
前記第2スライドタッチ操作のスライド方向に応じて、前記旋回方向を決定することと、
前記第2スライドタッチ操作のスライド量に応じて、前記旋回方向への推進力の大きさを決定することと、
前記旋回方向及び前記推進力の大きさを含む前記第2指令を、前記船舶へ送信することと、
を含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるための、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
船舶の進路及び推力等をタブレット端末に表示された操作画面上で行う技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-132095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、船舶を遠隔操作する際の操作性を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、タッチパネルディスプレイを備える携帯端末を利用して、船舶を遠隔操作するための情報処理方法である。その場合の情報処理方法は、例えば、
前記携帯端末が、
第1操作領域及び第2操作領域を含むユーザインタフェース画面を前記タッチパネルディスプレイに出力することと、
前記第1操作領域におけるスライドタッチ操作を検出したことに応じて、前記船舶を並進させるための第1指令を、前記船舶へ送信することと、
前記第2操作領域におけるスライドタッチ操作を検出したことに応じて、前記船舶を旋回させるための第2指令を、前記船舶へ送信することと、
を実行するようにしてよい。
【0006】
なお、本開示の他の態様は、上記した情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム、又は当該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体でもよい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、船舶を遠隔操作する際の操作性を向上させることができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における遠隔操船システムの構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態における船舶及び携帯端末のそれぞれの構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態における遠隔操作画面の一例を示す図である。
実施形態における遠隔操作画面上で船舶を遠隔操作する手順の一例を説明するための図である。
実施形態において推進力の大きさを設定する方法の一例を説明するための図である。
実施形態における携帯端末で実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
スマートフォン又はタブレット端末等の携帯端末を利用して船舶を遠隔操作する技術の開発が進められている。一例として、船舶の状態を示す複数の情報の表示欄、船舶の推進力の大きさを選択するための複数のボタン、及び船舶の進路を選択するための複数のボタン等の多種多量のGUI部品等を含む操作画面を携帯端末に表示させ、当該操作画面上でユーザが選択した推進力の大きさ及び進路等を携帯端末から船舶へ無線通信で送信する技術が知られている。斯様な技術によれば、ユーザは、操縦室から離れた場所(例えば、デッキ等)で、船舶周辺の状況を目視しつつ操船することが可能になる。しかしながら、上記した例では、操作画面に多種多様なGUI部品が表示されるため、ユーザが操作画面を注視しながら遠隔操作を行う必要があり、操作性の面で改善の余地があった。
【0010】
本開示の態様の1つは、タッチパネルディスプレイを備える携帯端末を利用して、船舶を遠隔操作するための情報処理方法である。本開示に係る情報処理方法では、携帯端末が、第1操作領域及び第2操作領域を含むユーザインタフェース画面をタッチパネルディスプレイに出力する。一例では、ユーザインタフェース画面は、タッチパネルディスプレイの表示画面を第1操作領域と第2操作領域とに分割した画面でよい。その際のユーザインタフェース画面は、目視で第1操作領域と第2操作領域とを区別可能に構成されることが望ましい。また、第1操作領域及び第2操作領域の各々は、船舶を遠隔操作するユーザがスライドタッチ操作を入力するための画面領域である。第1操作領域は、一例では、船舶に対応するアイコンを含んでよい。また、第2操作領域は、一例では、船舶の旋回方向をスライドタッチ操作で選択可能なGUI部品を含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
21日前
トヨタ自動車株式会社
回転子
13日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
今日
トヨタ自動車株式会社
ロータ
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車
12日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
6日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
13日前
トヨタ自動車株式会社
冷却装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
21日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
21日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
21日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
給電装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
12日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
加熱装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
水系電池
20日前
トヨタ自動車株式会社
冷却構造
5日前
続きを見る