特許ウォッチ

公開番号2025151017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024052230
出願日2024-03-27
発明の名称プログラム、携帯端末、システム、サーバ及び報知方法
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20251002BHJP(チェック装置)
要約【課題】顧客自ら商品を登録するシステムをより好適に実施する。
【解決手段】売り場にて商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、商品登録画面を表示する表示手段、商品を登録する登録手段、商品のカゴへの不正投入について報知する報知手段として機能させ、前記表示手段は、商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、前記報知手段は、前記表示手段が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
売り場にて商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
商品登録画面を表示する表示手段、
商品を登録する登録手段、
商品のカゴへの不正投入について報知する報知手段
として機能させ、
前記表示手段は、
商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、
前記報知手段は、
前記表示手段が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知する
ことを特徴とするプログラム。
続きを表示（約 1,900 文字）【請求項２】
売り場にて商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
商品登録画面を表示する表示手段、
商品を登録する登録手段、
商品のカゴへの不正投入について報知する報知手段
として機能させ、
前記表示手段は、
商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、
前記報知手段は、
前記表示手段が別画面を表示している状態であるときは、商品登録画面において報知する報知態様とは異なる報知態様によって前記不正投入について報知する
ことを特徴とするプログラム。
【請求項３】
前記不正投入であるかを判断する判断手段
として機能させ、
前記判断手段は、
前記表示手段が商品登録画面に代えて別画面を表示している状態であるときにカゴの計量値が増加している場合、前記不正投入であると判断する
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
外部の計量部と通信する通信手段
として機能させ、
前記報知手段は、
前記通信手段による計量部との通信ができない状態であるときには前記不正投入について報知せずに、前記通信手段による計量部との通信ができる状態になった後に前記不正投入について報知する
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のプログラム。
【請求項５】
前記不正投入であるかを判断する判断手段
として機能させ、
前記判断手段は、
前記通信手段による計量部との通信ができない状態であるときにカゴの計量値が増加している場合、前記不正投入であると判断する
ことを特徴とする請求項４に記載のプログラム。
【請求項６】
売り場にて商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末であって、
商品登録画面を表示する表示手段と、
商品を登録する登録手段と、
商品のカゴへの不正投入について報知する報知手段と
を備え、
前記表示手段は、
商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、
前記報知手段は、
前記表示手段が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知する
ことを特徴とする携帯端末。
【請求項７】
売り場にて商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末を含むシステムであって、
商品登録画面を表示する表示部と、
商品を登録する登録部と、
商品のカゴへの不正投入について報知する報知部と
を備え、
前記表示部は、
商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、
前記報知部は、
前記表示部が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知する
ことを特徴とするシステム。
【請求項８】
売り場にて顧客が商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末と通信可能なサーバであって、
前記携帯端末に、商品登録画面を表示させる表示制御手段と、
前記携帯端末に、顧客による商品のカゴへの不正投入について報知させる報知制御手段と
を備え、
前記携帯端末は、
商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、
前記報知制御手段は、
前記携帯端末が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知させる
ことを特徴とするサーバ。
【請求項９】
売り場にて顧客が商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末を用いて顧客による商品のカゴへの不正投入について報知する報知方法であって、
前記携帯端末に、商品登録画面を表示させる表示ステップと、
前記携帯端末に、前記不正投入について報知させる報知ステップと
を備え、
前記携帯端末は、
商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、
前記報知ステップは、
前記携帯端末が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知する
ことを特徴とする報知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、携帯端末、システム、サーバ及び報知方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
商品をスキャンせずに袋に投入するとエラーを報知する秤付きのセルフ端末が知られている（例えば、特許文献１参照）。また、ショッピングカートを用いて商品陳列エリアにて顧客自ら商品を登録するシステムにおいてショッピングカートに秤を設けショッピングカートへの商品の不正な投入を検出する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－２３８２６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、商品陳列エリアにて顧客自ら商品を登録するシステムには改善の余地がある。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、商品陳列エリアにて顧客自ら商品を登録するシステムをより好適に実施可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するための一態様であるプログラムは、売り場にて商品をカゴに投入する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、商品登録画面を表示する表示手段、商品を登録する登録手段、商品のカゴへの不正投入について報知する報知手段として機能させ、前記表示手段は、商品登録画面とは異なる別画面を表示可能であり、前記報知手段は、前記表示手段が商品登録画面に代えて別画面を表示した状態から当該別画面に代えて商品登録画面を表示する状態になった後に前記不正投入について報知することを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
販売システムを説明するためのネットワークの概念図である。
カートについて説明する説明図である。
携帯端末の表示例である。
携帯端末の表示例である。
携帯端末の表示例である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
図１は、本実施形態の販売システム１を説明するためのネットワークの概念図である。図１に示す販売システム１は、本部サーバ１０、クラウドサーバ２０、ストアコントローラ３０、取引状況管理装置４０、精算装置５０、携帯端末６０を含む。
【０００９】
販売システム１は、種々の業態（スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンタ、家電量販店等）に導入可能である。ストアコントローラ３０、取引状況管理装置４０、精算装置５０は、店舗内（商品陳列エリア、会計エリア、バックヤード、事務所等）に設置される。これらは、ＬＡＮ１９（有線でも無線でもよい）を介して通信可能である。本部サーバ１０及びクラウドサーバ２０は、店舗外（例えば、本社やデータセンタ等）に設置される。店舗内に設置されている装置（ストアコントローラ３０、取引状況管理装置４０、精算装置５０）と店舗外に設置されている装置（本部サーバ１０、クラウドサーバ２０）とは、通信（直接的に通信、又は、ストアコントローラ３０を介して通信）可能である。
【００１０】
また、店舗内には、店舗側が用意したショッピングカート（以下、単に「カート」と称する）７０が存在する。また、店舗内には、来店した顧客の所有物である携帯端末６０が存在する。携帯端末６０は、カート７０への取り付け（セット）が可能である。携帯端末６０とカート７０とは、無線通信（例えば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標。以下同様））により通信可能である。図１において、カート７０の内側に示した携帯端末６０は、カート７０に取り付けられた状態の携帯端末６０を表している。携帯端末６０とクラウドサーバ２０とは、通信（直接的に通信、又は、ストアコントローラ３０を介して通信）可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許