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公開番号
2024157495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023114367
出願日
2023-07-12
発明の名称
光送信機及び光集積回路
出願人
緯創資通股ふん有限公司
,
WISTRON CORPORATION
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H04B
10/54 20130101AFI20241030BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】帯域幅を広くし、良好な高周波信号品質を維持できる光送信機及び光集積回路を提供する。
【解決手段】光送信機において、リング光変調器24は、基板22上に位置し、一組の電気接点244、246を含み、一組の入力パッド23a、23bが一組の電気接点244、246に電気的に接続され、変調インピーダンス値を備え、マッチング回路26は一組の電気接点244、246の間に電気的に接続される。一組の回路基板ボンディングワイヤ30a、30bは一組の信号出力部14a、14bと一組の入力パッド23a、23bに電気的に接続され、マッチング回路26と一組の回路基板ボンディングワイヤ30a、30bはマッチングインピーダンス値を備え、マッチングインピーダンス値は変調インピーダンス値に実質的にマッチングする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回路基板と、光集積回路と、一組の回路基板ボンディングワイヤとを備えた光送信機であって、
前記回路基板は送信回路を含み、前記送信回路は一組の信号出力部を含み、
前記光集積回路は、基板と、リング光変調器と、マッチング回路とを含み、
前記基板は一組の入力パッドを備え、
前記リング光変調器は前記基板上に位置し、前記リング光変調器は一組の電気接点を含み、前記一組の入力パッドは前記一組の電気接点に電気的に接続され、前記リング光変調器は変調インピーダンス値を備え、前記マッチング回路は前記一組の電気接点の間に電気的に接続され、
前記一組の回路基板ボンディングワイヤは前記一組の信号出力部と前記一組の入力パッドに電気的に接続され、
前記マッチング回路と前記一組の回路基板ボンディングワイヤはマッチングインピーダンス値を備え、前記マッチングインピーダンス値は前記変調インピーダンス値に実質的にマッチングする
ことを特徴とする光送信機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記マッチング回路はマッチング抵抗と一組の基板ボンディングワイヤを含み、前記マッチング抵抗は前記一組の基板ボンディングワイヤにより前記一組の電気接点の間に電気的に接続され、前記一組の基板ボンディングワイヤ、前記マッチング抵抗、及び前記一組の回路基板ボンディングワイヤは前記マッチングインピーダンス値を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の光送信機。
【請求項3】
前記一組の信号出力部はS信号出力部とG信号出力部を含み、前記一組の入力バッドはS入力パッドとG入力パッドを含み、
前記一組の電気接点はS電気接点とG電気接点を含み、前記一組の回路基板ボンディングワイヤはS回路基板ボンディングワイヤとG回路基板ボンディングワイヤを含み、前記S回路基板ボンディングワイヤと前記G回路基板ボンディングワイヤは、前記S信号出力部と前記G信号出力部を、それぞれ前記S入力パッドと前記G入力パッドに電気的に接続し、
前記S入力パッドと前記G入力パッドはそれぞれ前記S電気接点と前記G電気接点にそれぞれ電気的に接続され、前記マッチング回路の両端は前記S電気接点と前記G電気接点にそれぞれ電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信機。
【請求項4】
前記送信回路はパルス振幅変調回路、駆動回路、及び一組の信号入力部を含み、
前記パルス振幅変調回路は前記一組の信号入力部からの入力信号を変調信号に変調し、前記駆動回路は前記変調信号を駆動信号に変換する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信機。
【請求項5】
基板と、リング光変調器と、マッチング回路を備えた光集積回路において、
前記基板は一組の入力パッドを備え、
前記リング光変調器は前記基板上に位置し、前記リング光変調器は密閉型導波管、指向性ライトガイド、及び一組の電気接点を含み、
前記密閉型導波管は前記指向性ライトガイドに互いに隣り合い、前記一組の入力パッドは前記一組の電気接点に電気的に接続され、前記リング光変調器は変調インピーダンス値を具備し、
前記マッチング回路は前記一組の電気接点の間に電気的に接続され、前記マッチング回路はマッチング抵抗値を備え、前記マッチング抵抗値は前記変調インピーダンス値に実質的にマッチングする
ことを特徴とする光集積回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光送信機及び光集積回路に関し、特に、統合されたシリコンフォトニクスコンポーネントの光送信機及び光集積回路に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバー通信には通常光を送信する送信機と光を受信する受信機が必要となる。光送信機(発光体、optical transmitter)には通常、レーザー等の発光素子が含まれる。また、近年は技術の進歩に伴い、一部の光の送信機には光集積回路等のシリコンフォトニックコンポーネントが使用され始めてきている。光集積回路を備えた光の送信機は、通常、電気信号処理部と光集積回路部を備える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、光集積回路を備えた光の送信器を設計する場合、設計者(例えば発明者)は、高周波信号を電気信号処理部分から光集積回路部分に送信するときに、共振の発生を削減し、システムの帯域幅を広くする等の措置を施した良好な高周波信号品質を維持できることを保証する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した問題に鑑みて本発明は以下の構成を備える。
【0005】
回路基板と、光集積回路と、一組の回路基板ボンディングワイヤとを備えた光送信機であって、
前記回路基板は送信回路を含み、前記送信回路は一組の信号出力部を含み、
前記光集積回路は、基板と、リング光変調器と、マッチング回路とを含み、
前記基板は一組の入力パッドを備え、
前記リング光変調器は前記基板上に位置し、前記リング光変調器は一組の電気接点を含み、前記一組の入力パッドは前記一組の電気接点に電気的に接続され、前記リング光変調器は変調インピーダンス値を備え、前記マッチング回路は前記一組の電気接点の間に電気的に接続され、
前記一組の回路基板ボンディングワイヤは前記一組の信号出力部と前記一組の入力パッドに電気的に接続され、
前記マッチング回路と前記一組の回路基板ボンディングワイヤはマッチングインピーダンス値を備え、前記マッチングインピーダンス値は前記変調インピーダンス値に実質的にマッチングする
ことを特徴とする光送信機。
【0006】
また、前記マッチング回路はマッチング抵抗と一組の基板ボンディングワイヤを含み、前記マッチング抵抗は前記一組の基板ボンディングワイヤにより前記一組の電気接点の間に電気的に接続され、前記一組の基板ボンディングワイヤ、前記マッチング抵抗、及び前記一組の回路基板ボンディングワイヤは前記マッチングインピーダンス値を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の光送信機。
【0007】
また、前記一組の信号出力部はS信号出力部とG信号出力部を含み、前記一組の入力バッドはS入力パッドとG入力パッドを含み、
前記一組の電気接点はS電気接点とG電気接点を含み、前記一組の回路基板ボンディングワイヤはS回路基板ボンディングワイヤとG回路基板ボンディングワイヤを含み、前記S回路基板ボンディングワイヤと前記G回路基板ボンディングワイヤは、前記S信号出力部と前記G信号出力部を、それぞれ前記S入力パッドと前記G入力パッドに電気的に接続し、
前記S入力パッドと前記G入力パッドはそれぞれ前記S電気接点と前記G電気接点にそれぞれ電気的に接続され、前記マッチング抵抗の両端は前記S電気接点と前記G電気接点 にそれぞれ電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信機。
【0008】
また、前記送信回路はパルス振幅変調回路、駆動回路、及び一組の信号入力部を含み、
前記パルス振幅変調回路は前記一組の信号入力部からの入力信号を変調信号に変調し、前記駆動回路は前記変調信号を駆動信号に変換する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信機。
【0009】
更に、基板と、リング光変調器と、マッチング回路を備えた光集積回路において、
前記基板は一組の入力パッドを備え、
前記リング光変調器は前記基板上に位置し、前記リング光変調器は密閉型導波管、指向性ライトガイド、及び一組の電気接点を含み、
前記密閉型導波管は前記指向性ライトガイドに互いに隣り合い、前記一組の入力パッドは前記一組の電気接点に電気的に接続され、前記リング光変調器は変調インピーダンス値を具備し、
前記マッチング回路は前記一組の電気接点の間に電気的に接続され、前記マッチング回路はマッチング抵抗値を備え、前記マッチング抵抗値は前記変調インピーダンス値に実質的にマッチングする
ことを特徴とする光集積回路。
【発明の効果】
【0010】
本発明の構成によれば、本発明の光送信機又は光集積回路は、光送信機又は光集積回路のマッチングインピーダンス値が変調器のインピーダンス値と整合するので、光送信機又は光集積回路は、共振を抑制する効果とシステム帯域幅を増加させる効果の少なくとも1つを奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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