TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025073578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184497
出願日
2023-10-27
発明の名称
内蔵用電子部品
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
主分類
H01G
2/06 20060101AFI20250502BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】充填樹脂を介して基板の開口内に内蔵用電子部品を固定する際の内蔵用電子部品の傾きをなくす。
【解決手段】本発明の内蔵用電子部品1は、電子部品本体2と、電子部品本体の下面に形成された複数の電極3からなる電極群3Gと、電極群の周囲を囲む枠21と、を含む。また、好適な実施形態として、枠はめっき製もしくは樹脂製である。また、枠の厚さと前記電極の厚さとはほぼ等しい。さらに、枠が電子部品本体の外周と電極群との間に形成されている。さらにまた、枠が前記電子部品本体の最外周に形成されている。また、電子部品本体の表面に、電極群の周囲を囲む枠を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充填樹脂を介して基板の開口内に固定される内蔵用電子部品であって、
電子部品本体と、
前記電子部品本体の下面に形成された複数の電極からなる電極群と、
前記電極群の周囲を囲む枠と、
を含む。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の内蔵用電子部品であって、前記枠はめっき製もしくは樹脂製である。
【請求項3】
請求項1に記載の内蔵用電子部品であって、前記枠の厚さと前記電極の厚さとはほぼ等しい。
【請求項4】
請求項1に記載の内蔵用電子部品であって、前記枠が前記電子部品本体の外周と前記電極群との間に形成されている。
【請求項5】
請求項1記載の内蔵用電子部品であって、前記枠が前記電子部品本体の最外周に形成されている。
【請求項6】
請求項1に記載の内蔵用電子部品であって、前記電子部品本体の表面に、前記電極群の周囲を囲む枠を含む。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品内蔵基板において充填樹脂を介して基板の開口内に固定される内蔵用電子部品に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電子部品の一例として表面実装部品(SMD)が知られている。表面実装部品は、充填樹脂を介して基板の開口内に固定される内蔵用電子部品として用いられている。特許文献1に係る技術では、コア基板の開口を粘着テープで塞ぎ、その粘着テープ上に電子部品(コンデンサ)を固定後、コア基板と電子部品との間の隙間に樹脂充填剤を充填している。
【0003】
図6(a)、(b)は、従来の内蔵用電子部品の一実施形態における側面図および下面図を示している。図6(a)、(b)に示すように、従来の内蔵用電子部品51は、外部の素子との電気的接続のために、電子部品本体52の下面に複数の電極53を電子部品本体52の下面から厚さTだけ突出して形成している。ここで、複数の電極53は電子部品本体52の中心部近辺に電極群として形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-212484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術では、図7に示すように、コア基板61の開口62を粘着テープ63で塞ぎ、その粘着テープ63上に内蔵用電子部品51を固定する際、突出した電極53の厚さT53だけ電子部品本体52が粘着テープ63上に浮いた状態で空間Sが存在する状態で固定される。そのため、コア基板61と内蔵用電子部品51との間の隙間に樹脂充填剤64を充填すると、樹脂充填剤64が電子部品本体52と粘着テープ63との間の電極53以外の空間Sに入り込み、内蔵用電子部品51が粘着テープ63から浮いて傾いてしまう。
【0006】
その場合、内蔵用電子部品51の電極53に至るビアホールの深さが電極53ごとに異なってしまい、深いビアホールでは電極53上のビアホールの径が小さくなる。そのため、小さい径のビアホール内のビア導体と電極53との間の接続信頼性が低下する問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る内蔵用電子部品は、充填樹脂を介して基板の開口内に固定される内蔵用電子部品であって、電子部品本体と、前記電子部品本体の下面に形成された複数の電極からなる電極群と、前記電極群の周囲を囲む枠と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)、(b)は、それぞれ、本発明に係る内蔵用電子部品の一実施形態を説明するための側面図および下面図である。
本発明に係る内蔵用電子部品を部品内蔵基板に設置する際の一実施形態を説明するための図である。
(a)、(b)は、それぞれ、本発明に係る内蔵用電子部品の好適な一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る内蔵用電子部品の好適な一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る内蔵用電子部品の一実施形態を説明するための図である。
(a)、(b)は、それぞれ、従来の内蔵用電子部品の一実施形態を説明するための側面図および下面図である。
従来の内蔵用電子部品を部品内蔵基板に設置する際の一実施形態を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本発明の内蔵用電子部品について>
本発明の内蔵用電子部品の一実施形態が、図面を参照して説明される。なお、図1~図5に示す例において、各部材の寸法、特に高さ方向の寸法については、本発明の特徴をより良く理解できるようにするために、実際の寸法とは異なる寸法で記載している。
【0010】
図1(a)、(b)は、それぞれ、本発明に係る内蔵用電子部品の一実施形態における側面図および上面図を示している。図1(a)、(b)に示すように、本発明に係る内蔵用電子部品1は、外部の素子との電気的接続のために、電子部品本体2の下面に複数の電極3を電子部品本体2の下面から厚さT3だけ突出して形成している。ここで、複数の電極3は電子部品本体2の中心部近辺に電極群3Gとして形成されている。図1(a)、(b)に示す本発明に係る内蔵用電子部品1の特徴は、電極群3Gの周囲を囲む枠21を形成した点にある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
植物賦活剤
今日
イビデン株式会社
植物賦活剤
今日
イビデン株式会社
植物賦活剤
今日
イビデン株式会社
プリント配線板
2日前
イビデン株式会社
内蔵用電子部品
2日前
イビデン株式会社
プリント配線板
6日前
イビデン株式会社
プリント配線板
17日前
イビデン株式会社
プリント配線板
21日前
イビデン株式会社
アミン廃液の濃縮方法
1か月前
イビデン株式会社
イネ科植物中の貯蔵糖量増加方法
1か月前
イビデン株式会社
部品内蔵基板およびその製造方法
6日前
イビデン株式会社
プリント配線板およびその製造方法
7日前
イビデン株式会社
燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラー
1か月前
イビデン株式会社
電池パック、マイカ板及びマイカ板の製造方法
21日前
イビデン株式会社
電池パック、マイカ板及びマイカ板の製造方法
21日前
イビデン株式会社
微細藻類の成長促進剤
1か月前
イビデン株式会社
生体試料を含む固化体
1か月前
個人
超音波接合
29日前
APB株式会社
二次電池
今日
甲神電機株式会社
変流器
6日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
1日前
オムロン株式会社
電磁継電器
14日前
オムロン株式会社
電磁継電器
14日前
シチズン電子株式会社
発光装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
集合導線
2日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
13日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
28日前
トヨタバッテリー株式会社
組電池
22日前
続きを見る
他の特許を見る