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公開番号
2025080563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193802
出願日
2023-11-14
発明の名称
両軸受リール
出願人
株式会社シマノ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
A01K
89/015 20060101AFI20250519BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣糸の放出時にスプールを安定的に回転させることができる両軸受リールが、提供される。
【解決手段】両軸受リール1は、リール本体3と、ハンドル5と、スプール軸7と、スプール9と、クラッチ機構11と、レベルワインド機構13と、を備える。クラッチ機構11は、クラッチオン状態と、クラッチオフ状態と、に切り換える。レベルワインド機構13は、釣糸案内部47と、移動部51と、切換機構53と、を有する。釣糸案内部47は、スプール軸7の軸方向に沿って移動する。移動部51は、スプール軸7の軸方向に沿って移動する。切換機構53は、オン状態、および、オフ状態の切り換えに応じて、釣糸案内部47と移動部51とが連結される連結状態と、釣糸案内部47と移動部51との連結が切断される切断状態と、に切り換える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
リール本体と、
前記リール本体に対して回転するように構成されるハンドルと、
前記リール本体に回転可能に支持されるスプール軸と、
前記スプール軸とともに回転し、釣糸が巻き付けられるスプールと、
前記ハンドルの回転を前記スプールに伝達するオン状態と、前記スプールに対する前記ハンドルの回転の伝達を解除するオフ状態と、に切り換えるクラッチ機構と、
前記釣糸を前記スプールに均等に巻き付けるためのレベルワインド機構と、
を備え、
前記レベルワインド機構は、
前記釣糸を案内し前記スプール軸の軸方向に沿って移動する釣糸案内部と、
前記スプール軸の前記軸方向に沿って移動する移動部と、
前記オン状態、および、前記オフ状態の切り換えに応じて、前記釣糸案内部と前記移動部とが連結される連結状態と、前記釣糸案内部と前記移動部との連結が切断される切断状態と、に切り換える切換機構と、を有する、
両軸受リール。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記レベルワインド機構は、螺旋溝を有し前記スプールの回転に連動して前記リール本体に対して回転するウォームシャフトと、前記螺旋溝に係合する係合部材と、をさらに有し、
前記移動部は、前記係合部材を介して、前記ウォームシャフトの回転と連動して前記スプール軸の前記軸方向に沿って移動する、
請求項1に記載の両軸受リール。
【請求項3】
前記レベルワインド機構は、前記移動部を前記ウォームシャフトの軸方向に案内し前記ウォームシャフトの周方向に前記移動部とともに回転する案内部材、をさらに有し、
前記切換機構は、前記案内部材を、前記ウォームシャフトの周方向に回転させることによって、前記連結状態と前記切断状態とに切り換える、
請求項2に記載の両軸受リール。
【請求項4】
前記切換機構は、前記移動部、および、前記釣糸案内部のいずれか一方に設けられる第1磁石と、前記移動部、および、前記釣糸案内部のいずれか他方に設けられ前記第1磁石に対向して配置される磁性体と、を有する、
請求項1から3のいずれかに記載の両軸受リール。
【請求項5】
前記磁性体は、前記第1磁石と磁力によって引き合う第2磁石、を含む、
請求項4に記載の両軸受リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、両軸受リールに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の両軸受リールは、リール本体と、スプール軸と、スプールと、クラッチ機構と、レベルワインド機構と、を有する(特許文献1を参照)。ハンドルは、リール本体に対して回転するように構成される。スプール軸は、リール本体に回転可能に支持される。スプールは、スプール軸とともに回転する。スプールには、釣糸が巻き付けられる。具体的には、スプールの1対のフランジの間において、釣糸はスプールの糸巻き胴部に巻き付けられる。
【0003】
レベルワインド機構は、釣糸をスプールの糸巻き胴部に均等に巻き付けるために用いられる。レベルワインド機構は、ハンドルの回転に連動してリール本体に対して回転するウォームシャフトと、ウォームシャフトに係合する係合部材と、釣糸案内部と、を有する。釣糸案内部は、係合部材を介して、ウォームシャフトの回転と連動して、ウォームシャフトに沿って往復移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-30252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の両軸受リールでは、釣糸がスプールから放出される場合、釣糸案内部は、係合部材を介してウォームシャフトに対して所定の位置に配置される。この状態において、釣糸は、スプール上でスプール軸の軸方向に往復移動しながら、釣糸案内部を通過して前方に案内される。
【0006】
例えば、釣糸案内部が、スプールの糸巻き胴部の前方で左フランジ側に配置される場合、左フランジ側に巻かれた釣糸は釣糸案内部から前方にスムーズに放出される。一方で、右フランジ側に巻かれた釣糸は、左フランジ側の釣糸案内部に向けて傾斜しながら延びるので、釣糸案内部を通過する際、釣糸案内部との摺動抵抗が大きくなる。このため、右フランジ側の釣糸は、釣糸案内部から前方に放出しづらくなるという問題がある。すなわち、従来の両軸受リールでは、釣糸の放出時に仕掛けの飛距離が短くなったり、また、バックラッシュが発生する可能性があるという問題がある。また、釣った魚の引きが強いときにドラグ機構の摩擦部材が滑って釣糸が放出される場合、釣糸放出時の抵抗が大きくなって、糸切れ等の問題が生じるおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、釣糸の放出時に釣糸に作用する抵抗を低減することができる両軸受リールを、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1側面に関して、両軸受リールは、リール本体と、ハンドルと、スプール軸と、スプールと、クラッチ機構と、レベルワインド機構と、を備える。ハンドルは、リール本体に対して回転するように構成される。スプール軸は、リール本体に回転可能に支持される。スプールは、スプール軸とともに回転する。スプールには、釣糸が巻き付けられる。
【0009】
クラッチ機構は、ハンドルの回転をスプールに伝達するオン状態と、スプールに対するハンドルの回転の伝達を解除するオフ状態と、に切り換える。レベルワインド機構は、釣糸をスプールに均等に巻き付けるために用いられる。
【0010】
レベルワインド機構は、釣糸案内部と、移動部と、切換機構と、を有する。釣糸案内部は、釣糸を案内する。釣糸案内部は、スプール軸の軸方向に沿って移動する。移動部は、スプール軸の軸方向に沿って移動する。切換機構は、オン状態、および、オフ状態の切り換えに応じて、釣糸案内部と移動部とが連結される連結状態と、釣糸案内部と移動部との連結が切断される切断状態と、に切り換える。
(【0011】以降は省略されています)
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