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公開番号
2025081137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194696
出願日
2023-11-15
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B60C
9/20 20060101AFI20250520BHJP(車両一般)
要約
【課題】タイヤの耐久性能の改善を図ること。
【解決手段】トレッド部およびベルト層を備えたタイヤであって、前記トレッド部は少なくとも1つのゴム層を有し、前記ベルト層は、スチールコードおよび前記スチールコードを被覆するトッピングゴムを有し、前記トレッド部のトレッド面を構成するキャップゴム層および前記トッピングゴムが、それぞれゴム成分およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、前記トッピングゴムの70℃における複素弾性率(70℃E*1)が15.0MPa以下であり、前記タイヤの最大負荷能力をW
L
(kg)、前記トッピングゴムの70℃におけるtanδを70℃tanδ1としたとき、W
L
および70℃tanδ1が下記式(1)を満たすタイヤ。
9.33×10
-5
×W
L
-70℃tanδ1>0.023 ・・・(1)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部およびベルト層を備えたタイヤであって、
前記トレッド部は少なくとも1つのゴム層を有し、
前記ベルト層は、スチールコードおよび前記スチールコードを被覆するトッピングゴムを有し、
前記トレッド部のトレッド面を構成するキャップゴム層および前記トッピングゴムが、それぞれゴム成分およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、
前記トッピングゴムの70℃における複素弾性率(70℃E*1)が15.0MPa以下であり、
前記タイヤの最大負荷能力をW
L
(kg)、前記トッピングゴムの70℃におけるtanδを70℃tanδ1としたとき、W
L
および70℃tanδ1が下記式(1)を満たすタイヤ。
9.33×10
-5
×W
L
-70℃tanδ1>0.023 ・・・(1)
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記トッピングゴムを構成するゴム組成物に含まれるフィラーがシリカを含有する、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記トッピングゴムを構成するゴム組成物に含まれるフィラーが再生カーボンブラックを含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記キャップゴム層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量が20質量部以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記キャップゴム層の30℃におけるtanδ(30℃tanδ2)が0.16以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記キャップゴム層の30℃におけるtanδを30℃tanδ2、前記キャップゴム層の0℃におけるtanδを0℃tanδ2としたとき、0℃tanδ2/30℃tanδ2が2.3超である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記キャップゴム層を構成するゴム成分中の総スチレン量が15質量%以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項8】
W
L
が400以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記スチールコードが単線のモノフィラメントコードである、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記スチールコードの断面積をS(mm
2
)、前記スチールコードの長手方向と直交する向きの幅50mm当たりの前記スチールコードの本数をEとしたとき、S×Eが1.0以上25以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤの交換頻度を抑制し、より長期間に渡って使用できるように耐久性に優れたタイヤとすることが求められている。特許文献1には、ゴム製品の補強用の鋼製エレメントであって、銅-M-亜鉛の三元または四元合金の被覆物で覆われた鋼製エレメント、および当該鋼製エレメントとゴム化合物とを含む補強されたゴム物品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2015-511998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、ゴム物品をタイヤとした場合の具体的な耐久性の程度は明らかではなく、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、タイヤの耐久性能の改善を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部およびベルト層を備えたタイヤであって、前記トレッド部は少なくとも1つのゴム層を有し、前記ベルト層は、スチールコードおよび前記スチールコードを被覆するトッピングゴムを有し、前記トレッド部のトレッド面を構成するキャップゴム層および前記トッピングゴムが、それぞれゴム成分およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、前記トッピングゴムの70℃における複素弾性率(70℃E*1)が15.0MPa以下であり、前記タイヤの最大負荷能力をW
L
(kg)、前記トッピングゴムの70℃におけるtanδを70℃tanδ1としたとき、W
L
および70℃tanδ1が下記式(1)を満たすタイヤに関する。
9.33×10
-5
×W
L
-70℃tanδ1>0.023 ・・・(1)
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、タイヤの耐久性能の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤの断面図である。
ベルト層を模式的に示した図である。
単撚りスチールコードの一構成例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部およびベルト層を備えたタイヤであって、前記トレッド部は少なくとも1つのゴム層を有し、前記ベルト層は、スチールコードおよび前記スチールコードを被覆するトッピングゴムを有し、前記トレッド部のトレッド面を構成するキャップゴム層および前記トッピングゴムが、それぞれゴム成分およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、前記トッピングゴムの70℃における複素弾性率(70℃E*1)が15.0MPa以下であり、前記タイヤの最大負荷能力をW
L
(kg)、前記トッピングゴムの70℃におけるtanδを70℃tanδ1としたとき、W
L
および70℃tanδ1が下記式(1)を満たすタイヤである。
9.33×10
-5
×W
L
-70℃tanδ1>0.023 ・・・(1)
【0010】
本発明のタイヤの耐久性能が改善される理由については、理論に拘束されることは意図しないが、以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
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