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公開番号
2025080064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193063
出願日
2023-11-13
発明の名称
電極活物質、電極、および、リチウムイオン二次電池
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
H01M
4/60 20060101AFI20250516BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】リチウムイオン二次電池の電極を構成する活物質の充放電容量と容量維持率を向上させること。
【解決手段】有機硫黄化合物と、鉄、モリブデン、バナジウムおよびチタンからなる群から選択される少なくとも一つの金属を含む金属化合物とを含む粒子からなる電極活物質であって、前記粒子の粉体抵抗率が1.0×10
3
Ω・cm未満であり、前記電極活物質中の硫黄含有量(質量%)がA
S
であり、前記粉体抵抗率がR
P
である場合において、A
S
とR
P
とが下記式を満たす電極活物質。
(1) A
S
/R
P
≧0.05
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有機硫黄化合物と、
鉄、モリブデン、バナジウムおよびチタンからなる群から選択される少なくとも一つの金属を含む金属化合物と
を含む粒子からなる電極活物質であって、
前記粒子の粉体抵抗率が1.0×10
3
Ω・cm未満であり、
前記電極活物質中の硫黄含有量(質量%)がA
S
であり、前記粉体抵抗率がR
P
である場合において、A
S
とR
P
とが下記式を満たす電極活物質。
(1) A
S
/R
P
≧0.05
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
式(1)の右辺が0.50である、請求項1記載の電極活物質。
【請求項3】
式(1)の右辺が5.00である、請求項1記載の電極活物質。
【請求項4】
粉体抵抗率が111未満である、請求項1~3のいずれか1項に記載の電極活物質。
【請求項5】
粉体抵抗率が10未満である、請求項1~3のいずれか1項に記載の電極活物質。
【請求項6】
前記金属化合物が鉄化合物である、請求項1~3のいずれか1項に記載の電極活物質。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか1項に記載の電極活物質を含んでなる電極。
【請求項8】
前記電極が集電体を備え、
前記集電体は金属箔を含み、
前記電極活物質の前記集電体への塗布密度(mg/cm
2
)をDとするとき、DとA
S
とが以下の式を満たす、請求項7記載の電極。
(2) D×A
S
>150
【請求項9】
前記電極が集電体を備え、
前記集電体は金属箔を含み、
前記電極活物質の前記集電体への塗布密度(mg/cm
2
)をD、前記金属箔の厚さをT(μm)とするとき、DとTとA
S
とが以下の式を満たす、請求項7記載の電極。
(3) D×A
S
/T>10.0
【請求項10】
前記電極が集電体を備え、
前記集電体は金属箔を含み、
前記電極活物質の前記集電体への塗布密度(mg/cm
2
)をDとするとき、Dが2.5mg/cm
2
超である、請求項7記載の電極。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な電極活物質、当該電極活物質を含んでなる電極、および、当該電極を含んでなるリチウムイオン二次電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池は充放電容量が大きいため、主として携帯電子機器用の電池として用いられている。またリチウムイオン二次電池は、電気自動車用の電池としても使用量が増加しており、性能の向上が期待されている。
【0003】
特許文献1には、メタクリロニトリルをモノマー成分として含む重合体と硫黄とを含む原料を焼成してなる硫黄系活物質が記載されている。
【0004】
一方、負極活物質としては、ケイ素(Si)、スズ(Sn)などのより多くのリチウムイオンを吸蔵および放出可能な材料を用いることで、リチウムイオン二次電池の電池容量を増加させることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-167144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の如き活物質以外の活物質について、依然として、開発が期待されている。
【0007】
また、負極活物質として提案されている上記材料は、リチウムイオンの吸蔵および放出に伴う体積変化が大きいため、充放電を繰り返した際のサイクル特性が良好ではないという問題がある。また、グラファイトやハードカーボンといった炭素材料も用いられるが、既に理論容量に達しつつあり、大幅な容量向上は見込めない状況である。
【0008】
本発明は、充放電容量と容量維持率を向上することができる、新規な電極活物質、当該電極活物質を含んでなる電極、すなわち、正極または負極、および、当該電極を含んでなるリチウムイオン二次電池を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下の電極活物質に関する。
有機硫黄化合物と、
鉄、モリブデン、バナジウムおよびチタンからなる群から選択される少なくとも一つの金属を含む金属化合物と
を含む粒子からなる電極活物質であって、
前記粒子の粉体抵抗率が1.0×10
3
Ω・cm未満であり、
前記電極活物質中の硫黄含有量(質量%)がA
S
であり、前記粉体抵抗率がR
P
である場合において、A
S
とR
P
とが下記式を満たす電極活物質。
(1) A
S
/R
P
≧0.05
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、充放電容量と容量維持率を向上することができる、新規な電極活物質、当該電極活物質を含んでなる電極、すなわち、正極または負極、および、当該電極を含んでなるリチウムイオン二次電池を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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