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公開番号
2025077769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190221
出願日
2023-11-07
発明の名称
タイヤモデルの作成方法
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01M
17/02 20060101AFI20250512BHJP(測定;試験)
要約
【課題】タイヤを作成することなく、設計パラメーターからタイヤモデルを構成する係数を特定することができるタイヤモデルの作成方法を提供する。
【解決手段】タイヤの特性値と複数の係数とを含む数式モデルであるタイヤモデルの作成方法は、タイヤの設計パラメーター情報を取得する第1ステップS1と、第1ステップS1で設定された設計パラメーター情報に基づいてタイヤの特性見積値を計算する第2ステップS2と、タイヤモデル内における特性値及び係数が既知である既存タイヤの特性見積値を取得する第3ステップS3と、既存タイヤの特性見積値と、タイヤの特性見積値と、既存タイヤのタイヤモデル内における特性値とに基づいて、タイヤの係数を特定する第4ステップS4とを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤモデルの作成方法であって、
前記タイヤモデルは、タイヤの特性値と複数の係数とを含む数式モデルであり、
前記作成方法は、
前記タイヤの設計パラメーター情報を取得する第1ステップと、
前記第1ステップで設定された前記設計パラメーター情報に基づいて前記タイヤの前記特性見積値を計算する第2ステップと、
前記タイヤモデル内における特性値及び前記係数が既知である既存タイヤの特性見積値値を取得する第3ステップと、
前記既存タイヤの前記特性見積値と、前記タイヤの前記特性見積値と、前記既存タイヤの前記タイヤモデル内における前記特性値とに基づいて、前記タイヤの係数を特定する第4ステップとを含む、
タイヤモデルの作成方法。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記第3ステップは、複数の前記既存タイヤの中から、前記タイヤとカテゴリーおよびサイズが同一のまたは類似する前記既存タイヤを抽出するステップを含む、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項3】
前記第4ステップは、前記既存タイヤの前記特性見積値に対する前記タイヤの前記特性見積値との相対値を計算するステップを含む、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項4】
前記第4ステップは、前記相対値に前記既存タイヤの前記タイヤモデル内における前記特性値を乗じて前記タイヤの前記タイヤモデル内における前記特性値を計算するステップを含む、請求項3に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項5】
前記第4ステップは、曲線回帰によって前記タイヤの前記係数を計算するステップを含む、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項6】
前記第4ステップは、前記既存タイヤの前記係数を変更しながら、前記既存タイヤの前記タイヤモデル内における前記特性値を前記タイヤの前記タイヤモデル内における前記特性値に近づけることにより、前記タイヤの前記係数を計算するステップを含む、請求項5に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項7】
前記特性値は、コーナリングパワー、コーナリングフォース、前後力、キャンバースラスト、摩擦係数のうち少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項8】
前記特性値は、複数の内圧条件に基づいて取得されたものである、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項9】
前記特性値は、複数の荷重条件に基づいて取得されたものである、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
【請求項10】
前記特性値は、複数の速度条件に基づいて取得されたものである、請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤの特性値と複数の係数とを含む数式モデルであるタイヤモデルの作成方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両の運動をタイヤモデルを用いて表現する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-349808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タイヤモデルを構成する係数(パラメーター)は、実測したタイヤの諸特性値を用いた曲線回帰によって計算される。
【0005】
しかしながら、諸特性値の実測にあたっては、タイヤを作成する必要があり、費用と時間が嵩んでいた。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤを作成することなく、タイヤの設計パラメーターからタイヤモデルを構成する係数を特定することができるタイヤモデルの作成方法を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、タイヤモデルの作成方法であって、前記タイヤモデルは、タイヤの特性値と複数の係数とを含む数式モデルであり、前記作成方法は、前記タイヤの設計パラメーター情報を取得する第1ステップと、前記第1ステップで設定された前記設計パラメーター情報に基づいて前記タイヤの前記特性見積値を計算する第2ステップと、前記タイヤモデル内における特性値及び前記係数が既知である既存タイヤの特性見積値を取得する第3ステップと、前記既存タイヤの前記特性見積値と、前記タイヤの前記特性見積値と、前記既存タイヤの前記タイヤモデル内における前記特性値とに基づいて、前記タイヤの係数を特定する第4ステップとを含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明のタイヤモデルの作成方法は、上記構成を有しているので、前記タイヤを作成することなく、前記タイヤの前記設計パラメーターから前記タイヤモデルを構成する前記係数を特定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のタイヤモデルの作成方法の一実施形態の手順を示すフローチャートである。
図1のタイヤモデルの作成方法の実施に用いられるコンピューターを示す斜視図である。
図1の第3ステップの詳細を示すフローチャートである。
図1の第4ステップの詳細を示すフローチャートである。
既存タイヤのタイヤモデル内における特性値と、タイヤのタイヤモデル内における特性値との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態の作成方法によって作成されるタイヤモデルは、タイヤの特性値と複数の係数とを含む数式モデルである。タイヤモデルは、タイヤ毎に作成され、タイヤ毎に異なる値の複数の係数を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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