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公開番号
2025092931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208350
出願日
2023-12-11
発明の名称
電子機器、及び表示制御方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】電子機器に電力を供給する電源の情報のうち、特に重要な情報を、ユーザによる表示部に表示された被写体の画像の観察の妨げが短時間になるようにユーザに報知する。
【解決手段】第1の電源(3)から供給される第1の電力による動作と、第2の電源(4)から供給される第2の電力による動作と、を切り替え可能な電子機器(1)が、撮像部(153)により撮像された被写体の画像が表示される表示部(155)と、電子機器を動作させる電力を供給する供給電源が切り替わると、供給電源が切り替わったことを示す情報(503、505)を表示部の被写体の画像が表示される領域に表示させることを開始し、その後所定の期間内にその情報を非表示にさせる表示制御部(162)と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の電源から供給される第1の電力による動作と、第2の電源から供給される第2の電力による動作と、を切り替え可能な電子機器であって、
撮像部により撮像された被写体の画像が表示される表示部と、
前記電子機器を動作させる電力を供給する供給電源が切り替わると、前記供給電源が切り替わったことを示す情報を前記表示部の前記被写体の画像が表示される領域に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にさせる表示制御部と、
を備える電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2の電源は前記第1の電源よりも優先度が低く、
前記第1の電力による動作と、前記第2の電力による動作と、のいずれも可能な状態である場合に、より優先度が高い前記第1の電源から供給される前記第1の電力による動作を行う、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1の電源は外部電源であり、前記第2の電源は前記電子機器の筐体内に装着された電池である、請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1の電力は交流電源からACアダプタを介して供給され、前記第2の電力は前記電子機器の筐体内に装着された電池から供給される、請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第1の電力が供給されている状態から供給されない状態に変化したときに、前記第2の電力の残量が閾値以上であるか否かを判定する判定部、を更に備え、
前記表示制御部は、前記判定部により前記第2の電力の残量が閾値以上であると判定した場合に、前記供給電源が前記第1の電源から前記第2の電源に切り替わったことを示す情報を前記表示部に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にする、
請求項3に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示制御部は、
前記供給電源が前記第1の電源から前記第2の電源に切り替わったことを示す情報として、前記第2の電源を模した図形を含むマークを前記表示部に表示させ、
前記供給電源が前記第2の電源から前記第1の電源に切り替わったことを示す情報として、前記第1の電源を模した図形を含むマークを前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子機器に対する操作を受け付ける入力部、を更に備え、
前記表示制御部は、前記供給電源が切り替わったことを示す情報を前記表示部に表示させることを開始した時刻から前記所定の期間が経過するよりも前に前記入力部に対する操作が行われた場合には、前記所定の期間が経過していなくても前記情報を非表示にする
請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記撮像部と、
前記撮像部により撮像された前記被写体の画像における所定の領域内の像を前記表示部における画像表示領域の寸法に基づいて拡大して前記表示部に表示させる制御部と、
を更に備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項9】
第1の電源から供給される第1の電力による動作と、第2の電源から供給される第2の電力による動作と、を切り替え可能な電子機器が、
撮像部により撮像された被写体の画像が表示部に表示されており、かつ前記電子機器を動作させる電力を供給する供給電源が切り替わったときに、前記供給電源が切り替わったことを示す情報を前記表示部の前記被写体の画像が表示された領域に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にする処理
を実行する表示制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、及び表示制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電子機器には、ACアダプタ等を介して外部電源から供給される電力による動作と、電子機器本体に装着された電池から供給される電力による動作を切り替え可能な、2電源対応型のものがある(例えば、特許文献1~3を参照)。この種の電子機器は、一般に、外部電源から供給される電力による動作が優先され、外部電源から電力が供給されない場合に電池から供給される電力により動作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-72198号公報
特開平5-241687号公報
特開2009-193296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2電源対応型の電子機器として、電子ルーペと呼ばれることがある、撮像部により撮像した被写体の画像を表示部に拡大表示することが可能なものがある。電子ルーペは、レンズにより光学的に拡大された像を観察できるルーペと同様の使用感を提供するために、ユーザが表示部に表示された被写体の画像を観察しているときには被写体の画像とは別の情報を表示させないことが望まれる。
【0005】
しかしながら、表示部に被写体の画像とは別の情報が表示されない場合、ユーザが、電力を供給する電源が切り替わったことに気づかない可能性がある。このため、例えば、電源が外部電源から電池に切り替わったことにユーザが気づかず、ユーザが意図しない電池から供給される電力による動作が続き、電池の電力を消費してしまうことがある。
【0006】
1つの側面において、本発明は、電子機器に電力を供給する電源の情報のうち、特に重要な情報を、ユーザによる表示部に表示された被写体の画像の観察の妨げが短時間になるようにユーザに報知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様に係る電子機器は、第1の電源から供給される第1の電力による動作と、第2の電源から供給される第2の電力による動作と、を切り替え可能な電子機器であって、撮像部により撮像された被写体の画像が表示される表示部と、前記電子機器を動作させる電力を供給する供給電源が切り替わると、前記供給電源が切り替わったことを示す情報を前記表示部の前記被写体の画像が表示される領域に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にさせる表示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
上述の態様によれば、電子機器に電力を供給する電源の情報のうち、特に重要な情報を、ユーザによる表示部に表示された被写体の画像の観察の妨げが短時間になるようにユーザに報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施の形態に係る電子ルーペの外観構成例を説明する斜視図である。
一実施の形態に係る電子ルーペの機能構成を例示するブロック図である。
電源選択の優先度の例を説明するテーブル図である。
判定部及び表示制御部により提供する機能の例を説明するテーブル図である。
一実施の形態に係る電子ルーペが行う処理を説明するフローチャートである。
ACアダプタ駆動から電池駆動に切り替わったときの画面表示の例を説明する図である。
電池駆動からACアダプタ駆動に切り替わったときの画面表示の例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、本発明に係る電子機器として、電子ルーペと呼ばれる電子機器を例示する。例示する電子ルーペに関する周知の構成、機能、及び動作等に関する詳細な説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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