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公開番号2025112027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006050
出願日2024-01-18
発明の名称情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G08B 25/04 20060101AFI20250724BHJP(信号)
要約【課題】より適切に対象の所在を判断する設定範囲を変更可能な情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、複数の発信機からそれぞれ発信された電波の通信装置による受信情報を取得する。制御部は、受信情報に基づいて、複数の発信機がそれぞれ通信装置に対する設定範囲内にあるか否かを判別する。制御部は、受信情報及び複数の発信機の監視エリアに係るエリア情報の少なくとも一方に基づいて、通信装置の設定範囲を設定する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
複数の発信機からそれぞれ発信された電波の通信装置による受信情報を取得し、
前記受信情報に基づいて、前記複数の発信機がそれぞれ前記通信装置に対する設定範囲内にあるか否かを判別し、
前記受信情報及び前記複数の発信機の監視エリアに係るエリア情報の少なくとも一方に基づいて、前記通信装置の前記設定範囲を設定する、
制御部を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数の発信機は、近距離無線通信により自機の識別情報を含む前記電波を発信し、
前記制御部は、前記通信装置による前記電波の受信強度に基づいて、前記複数の発信機の前記通信装置に対する距離を求める、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記エリア情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記エリア情報に基づいて前記設定範囲を変更する、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
地図データを記憶する記憶部を備え、
前記通信装置は、自機の現在位置を特定可能であり、
前記制御部は、特定された前記現在位置と当該現在位置を含む範囲の前記地図データとに基づいて、前記設定範囲を定める、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記複数の発信機の前記設定範囲に対する分布に基づいて前記設定範囲を狭める変更をする
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記通信装置が複数あり、
前記通信装置は、自機の現在位置を特定可能であり、
前記制御部は、前記複数の通信装置の位置分布に基づいて前記設定範囲を変更する、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記通信装置が複数あり、
前記通信装置は、自機の現在位置を特定可能であり、
前記制御部は、前記複数の通信装置の位置関係を特定し、前記位置関係が前記複数の発信機に対して偏って位置しているか否かを判別し、偏って位置していると判別された場合には、前記複数の通信装置に対して前記位置の偏りについての情報を出力する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
複数の発信機と、
前記複数の発信機からそれぞれ発信された電波を受信して、当該電波の受信情報を前記情報処理装置へ送信する複数の通信装置と、
を含む管理システム。
【請求項9】
複数の発信機からそれぞれ発信された電波の通信装置による受信情報を取得し、
前記受信情報に基づいて、前記複数の発信機がそれぞれ前記通信装置に対する設定範囲内にあるか否かを判別し、
前記受信情報及び前記複数の発信機の監視エリアに係るエリア情報の少なくとも一方に基づいて、前記通信装置の前記設定範囲を設定する、
情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、
複数の発信機からそれぞれ発信された電波の通信装置による受信情報を取得する取得手段、
前記受信情報に基づいて、前記複数の発信機がそれぞれ前記通信装置に対する設定範囲内にあるか否かを判別する判別手段、
前記受信情報及び前記複数の発信機の監視エリアに係るエリア情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記通信装置の前記設定範囲を設定する範囲設定手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
保育園児や高齢患者などの集団、家畜の集団や自律移動機械群など、複数の移動体の行動範囲を見守り又は監視する場合がある。見守りの人数に比して見守り対象の数が多いと、見落としが生じやすくなる。特に、想定から外れた一部の行動の移動体に対応する場合などに残りの対象の見守りが手薄になる場合がある。
【0003】
特許文献1では、看護対象の患者などが発信機を保持し、看護者がスマートフォンなどにより発信機の発する電波を受信して、対象者が設定範囲内にいるか否かを判断している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-206893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、一律に設定範囲を定めると、場合によっては実際に規定されたエリアと合わない場合があり、誤判断が増えるという課題がある。
【0006】
この発明の目的は、より適切に対象の所在を判断する設定範囲を変更可能な情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、
複数の発信機からそれぞれ発信された電波の通信装置による受信情報を取得し、
前記受信情報に基づいて、前記複数の発信機がそれぞれ前記通信装置に対する設定範囲内にあるか否かを判別し、
前記受信情報及び前記複数の発信機の監視エリアに係るエリア情報の少なくとも一方に基づいて、前記通信装置の前記設定範囲を設定する、
制御部を備える、情報処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明に従うと、より適切な設定範囲で対象の所在を判断することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
監視システムの全体構成図である。
通信装置及び発信機の機能構成を示すブロック図である。
サーバ装置の機能構成を示すブロック図である。
事前登録制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
移動時の見守人と園児の位置関係について説明する図である。
公園活動時の見守人と園児との位置関係について説明する図である。
通信装置に表示される検出状況の報知画面の例を示す図である。
通信装置に表示される検出状況の報知画面の例を示す図である。
監視制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
移動監視制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
目的地監視制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
追跡制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の監視システム100の全体構成図である。
監視システム100は、サーバ装置10と、複数台の通信装置40と、複数台の発信機50とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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