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公開番号2025102469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219932
出願日2023-12-26
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250701BHJP(信号)
要約【課題】車両が踏切内に進入したかどうかの判断に基づき適切な運転支援を行う。
【解決手段】本開示の情報処理装置は、車両に搭載される情報処理装置であって、通信部と、測位部と、撮像部と、制御部と、出力部とを備える。通信部は、走行中の道路の前方に位置する踏切の先に設置された路側機から道路上の物体の位置情報を取得可能に構成される。測位部は、車両の現在位置を検出する。撮像部は、車両の外部を撮像して画像情報を生成する。制御部は、物体の位置情報、車両の現在位置、および、踏切と車両との位置関係を示す情報に基づいて運転者の運転を支援する運転支援情報を生成する。出力部は、運転支援情報を出力する。制御部は、踏切と車両との位置関係を示す情報として、画像情報に踏切の手前に設けられた路側機の表示板の画像が検出されたとき、表示板の位置を通過したか否かを判定し、判定結果に応じて運転支援情報を異ならせる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置であって、
走行中の道路の前方に位置する踏切の先に設置された路側機から道路上の物体の位置情報を取得可能に構成される通信部と、
前記車両の現在位置を検出する測位部と、
前記車両の外部を撮像して画像情報を生成する撮像部と、
前記物体の前記位置情報、前記車両の前記現在位置、および、前記踏切と前記車両との位置関係を示す情報に基づいて運転者の運転を支援する運転支援情報を生成する制御部と、
前記運転支援情報を出力する出力部と
を備え、
前記制御部は、前記踏切と前記車両との前記位置関係を示す情報として、前記画像情報に前記踏切の手前に設けられた前記路側機の表示板の画像が検出されたとき、前記表示板の位置を通過したか否かを判定し、判定結果に応じて前記運転支援情報を異ならせる情報処理装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記表示板の位置を通過していないと判定した場合、前記物体の前記位置情報および前記現在位置に基づく情報を、前記運転支援情報として生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記物体の前記位置情報および前記車両の前記現在位置に基づき、前記車両の進行方向に前記物体が位置する場合、前記運転者に注意を喚起する情報を運転支援情報として生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記物体の前記位置情報および前記車両の前記現在位置に基づき、前記車両の進行方向に物体が無い場合、前記踏切を安全に通過できることを通知する情報を前記運転支援情報として生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記表示板の位置を通過したと判定した場合、速やかに踏切を退出するように指示する情報を、前記運転支援情報として生成する、請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
踏切事故を削減するため、踏切の周辺に設けられる路側機が、踏切の出口側における道路の交通状況を示す情報を車両へ送信することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1において、路側機が車両に送信する送信内容には、踏切の位置情報、入口と出口との間の距離の情報、出口側の先行車両の位置情報、踏切の先に位置する信号の情報等が含まれる。また、車両側のシステムは、路側機から送信される情報を受信すると運転者の注意を喚起する情報を表示し、および/または、車両が踏切手前で停止するための減速制御、若しくは、進入禁止制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-171942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、路側機から踏切の先の道路の交通状況の情報を取得できるものの、車両が踏切内に進入しているか否かを判断できないため、運転者に適切な支援を行うことができない場合があることが懸念される。従来技術は、踏切へ進入したかどうかの判断の確実性を向上させる点で改善の余地がある。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、車両が踏切内に進入したかどうかの判断に基づき適切な運転支援を行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、車両に搭載される情報処理装置であって、走行中の道路の前方に位置する踏切の先に設置された路側機から道路上の物体の位置情報を取得可能に構成される通信部と、前記車両の現在位置を検出する測位部と、前記車両の外部を撮像して画像情報を生成する撮像部と、前記物体の前記位置情報、前記車両の前記現在位置、および、前記踏切と前記車両との位置関係を示す情報に基づいて運転者の運転を支援する運転支援情報を生成する制御部と、前記運転支援情報を出力する出力部とを備え、前記制御部は、前記踏切と前記車両との前記位置関係を示す情報として、前記画像情報に前記踏切の手前に設けられた前記路側機の表示板の画像が検出されたとき、前記表示板の位置を通過したか否かを判定し、判定結果に応じて前記運転支援情報を異ならせることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両が踏切内に進入したかどうかの判断に基づき適切な運転支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る踏切周辺における道路交通システムの一例を示す図である。
図1に含まれる路側機システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図3の情報処理装置の制御部が行う処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。図面上の寸法および比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
【0010】
(本開示の適用される道路交通システム)
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置30(図3参照)による処理が好適に行われる道路交通システムの一例を示す。図1の道路交通システムでは、道路11が線路12を横切るとともに、道路11の線路12との交差部分は踏切13となっている。また、図1上で踏切13の上側の道路の先には信号14が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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