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公開番号
2025105139
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223469
出願日
2023-12-28
発明の名称
インダクタ付トランス、コイル、及び、電力変換装置
出願人
新電元工業株式会社
代理人
めぶき弁理士法人
主分類
H01F
30/10 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】生産性を高くすることができ、かつ、取り扱いが容易なインダクタ付トランスを提供する。
【解決手段】第1コア部10及び第1コイル部20を有するトランスTと、第2コア部30及び第2コイル部40を有するインダクタL2と、を備え、第1コイル部20と第2コイル部40とは連結されており、少なくとも第1コイル部20及び第1コア部40が樹脂171,172で封止されていることを特徴とするインダクタ付トランス1。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コア部及び第1コイル部を有するトランスと、
第2コア部及び第2コイル部を有するインダクタと、を備え、
前記第1コイル部と前記第2コイル部とは連結されており、
少なくとも前記第1コイル部及び前記第1コア部が樹脂で封止されていることを特徴とするインダクタ付トランス。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2コイル部も樹脂で封止されていることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ付トランス。
【請求項3】
前記第1コイル部を封止する第1コイル部封止樹脂は、前記第2コイル部を封止する第2コイル部封止樹脂と同じ材料からなることを特徴とする請求項2に記載のインダクタ付トランス。
【請求項4】
前記第1コイル部と前記第2コイル部とを連結する連結部をさらに備え、
前記第1コイル部、前記第2コイル部及び前記連結部は同一の樹脂で封止されていることを特徴とする請求項3に記載のインダクタ付トランス。
【請求項5】
前記第1コイル部を封止する第1コイル部封止樹脂は、前記第1コア部を封止する第1コア部封止樹脂と異なる材料からなることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のインダクタ付トランス。
【請求項6】
前記第1コア部封止樹脂は、前記第1コイル部封止樹脂よりも高い弾力性を有することを特徴とする請求項5に記載のインダクタ付トランス。
【請求項7】
前記第1コア部封止樹脂の線膨張係数は、前記第1コイル部封止樹脂の線膨張係数よりも前記第1コア部を構成する材料の線膨張係数に近く、
前記第1コイル部封止樹脂の線膨張係数は、前記第1コア部封止樹脂の線膨張係数よりも前記第1コイル部を構成する材料の線膨張係数に近いことを特徴とする請求項5に記載のインダクタ付トランス。
【請求項8】
前記第1コイル部を封止する第1コイル部封止樹脂は、前記第1コア部を封止する第1コア部封止樹脂と同じ材料からなることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のインダクタ付トランス。
【請求項9】
前記第1コイル部は、
前記第1コア部に巻回される第1巻回部及び第2巻回部と、
前記第1巻回部と前記第2巻回部との間に配置され、前記第1コア部に巻回される一次側コイルと、
前記第1巻回部と前記一次側コイルとの間に配置される第1絶縁部材と、
前記第2巻回部と前記一次側コイルとの間に配置される第2絶縁部材と、を有し、
前記第2コイル部は、
前記第2コア部に巻回される第3巻回部を有し、
前記第1巻回部又は前記第2巻回部と、前記第3巻回部とを連結する連結部をさらに有し、
前記第1巻回部又は前記第2巻回部と、前記連結部と、前記第3巻回部とは、同一の導体板で構成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のインダクタ付トランス。
【請求項10】
前記一次側コイルと前記第1コア部との間には、前記第1絶縁部材と前記第2絶縁部材とで形成されたボビン、及び、前記第1コア部を封止する第1コア部封止樹脂が配置されており、
前記第3巻回部と前記第2コア部との間には前記第2コア部を封止する第2コア部封止樹脂のみが配置されていることを特徴とする請求項9に記載のインダクタ付トランス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インダクタ付トランス、コイル、及び、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コア部とコイル部とを有するトランスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来のトランスTは、第1コア部910及び第1コイル部920を備える(図8参照。)。第1コア部910は、Eコア911とIコア912とで構成されたEIコアである。また、第1コイル部920は、一次側巻線(図示せず)と二次側巻線(図示せず)とを有し、樹脂で封止されている。
【0004】
このようなトランスTは、電力変換装置(例えば、コンバータ)において電圧を変換するために用いられる。すなわち、従来の電力変換装置は、トランスTによって一次側巻線に入力される電圧を変換して二次側巻線側に出力し、整流回路及び出力フィルター回路を介して外部に電力を出力する。出力フィルター回路はインダクタとコンデンサを有する。
【0005】
従来の電力変換装置におけるトランスT、整流回路SRC及び、出力フィルター回路のインダクタL2は、図8に示すような構成をとることができる。インダクタL2は、第2コア部(図示せず)と第2コイル部940を有する。従来の電力変換装置900においては、トランスTが整流回路SRCに接続されており、整流回路SRCから接続部材950を介して出力フィルター回路のインダクタL2の第2コイル部940と接続されている。
【0006】
従来のトランスTにおいては、発熱量が大きいため、第1コア部910上に放熱樹脂であるサーマルパッド980を介して金属製のヒートシンク970が配置されており、トランスTから発する熱をサーマルパッド980、ヒートシンク970を介して筐体(図示せず)へ放熱している。また、金属製のブラケット960を用いてサーマルパッド980及びヒートシンク970ごと第1コア部910を押さえることでトランスTを筐体等に固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-42821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来のトランスTにおいては、トランスTを固定したり、放熱したりするための部品数が多いため、ネジ止め等の作業工数が多く、生産性を高くすることが難しい、という課題があった。また、複数の部品を管理しなくてもよい、より取り扱いが容易なトランスが求められていた。
【0009】
また、このようなトランスを用いる電力変換装置(例えば、コンバータ)においては、多くの場合、トランス以外にノイズフィルタなどに用いるインダクタが接続されている。しかしながら、それぞれ別個の部品として基板に取り付ける必要があるため、この観点においても生産性を高くすることが望まれていた。
【0010】
そこで、本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、生産性を高くすることができ、かつ、取り扱いが容易なインダクタ付トランス及びコイルを提供することを目的とする。また、そのようなインダクタ付トランス又はコイルを備える電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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