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公開番号2025108899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002415
出願日2024-01-11
発明の名称封止材の溶着方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/636 20210101AFI20250716BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池の注液口に対して封止材を溶着して封止する際に、封止をより確実に行うことができる封止材の溶着方法を提供する。
【解決手段】電池内に電解液を注入するための注液口に封止材33を溶着する方法であって、封止の際には封止材を分割した領域ごとに発熱体40を押し当てることで封止材を溶着する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電池内に電解液を注入するための注液口に封止材を溶着する方法であって、
前記封止の際には前記封止材を分割した領域ごとに発熱体を押し当てることで前記封止材を溶着する、
注液口の封止方法。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記発熱体を前記封止材の面に沿って複数配置する、請求項1に記載の注液口の封止方法。
【請求項3】
前記発熱体が前記封止材の面に沿って移動可能な、請求項1に記載の注液口の封止方法。
【請求項4】
隣り合う前記発熱体の間隙は、注液口の間隔の整数倍である、請求項1に記載の注液口の封止方法。
【請求項5】
前記発熱体は、軸を中心に回動可能である、請求項1に記載の注液口の封止方法。
【請求項6】
前記発熱体は弾性体により付勢されている請求項1に記載の注液口の封止方法。
【請求項7】
前記発熱体が前記封止体に接触した後に、前記発熱体を前記封止体の方向に所定の距離だけ押し込む、請求項1に記載の注液口の封止方法。
【請求項8】
前記発熱体の幅が、前記封止材が溶着される前記注液口を形成する枠の幅より大きい、請求項1に記載の注液口の封止方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池の注液口を覆うように配置する封止材の溶着方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
リチウムイオン電池の製造において、設けられた注液口から電解液を注入し、その後に注液口を封止材の溶着で封止する工程がある。
【0003】
特許文献1には、溶着工程では、発熱部が配置された熱板本体、及び熱板本体に着脱自在に取り付けられた高熱伝導性の剛体からなる薄板状のカバープレートを備える熱板溶着装置を用い、カバープレートの溶融面に第1樹脂部及び第2樹脂部をそれぞれ当接させ、第1樹脂部及び第2樹脂部がそれぞれ予め設定された溶融量だけ加熱溶融したときにカバープレートの溶融面から第1樹脂部及び第2樹脂部を離間させ、続いて第1樹脂部と第2樹脂部とを加圧接触させることが開示されている。ここでは発熱体が1部材からなる形態が示されている。
【0004】
また、特許文献2には、ラミネート外装体の開口部の熱溶着は、集電端子を、プレス板の凹みに位置合わせして行なうことが開示されている。ここでは1枚のプレス板を使用することが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-173921号公報
特開2000-348695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
注液口を形成する部材が長方形、特に一方向に長く形成されている場合には、当該注液口を形成する部材に長手方向に沿って反り等の歪みが生じる可能性が高く、1部材からなる発熱体を用いた溶着では、十分に封止材を当該部材に溶着できない可能性がある。
【0007】
そこで本開示は、電池の注液口に対して封止材を溶着して封止する際に、封止をより確実に行うことができる封止材の溶着方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願は、電池内に電解液を注入するための注液口に封止材を溶着する方法であって、封止の際には封止材を分割した領域ごとに発熱体を押し当てることで封止材を溶着する、注液口の封止方法を開示する。
【0009】
発熱体を封止材の面に沿って複数配置してもよい。
【0010】
発熱体が封止材の面に沿って移動可能としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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