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公開番号
2025109121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002850
出願日
2024-01-11
発明の名称
オプション用機器着脱支援システムおよび作業機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人開知
主分類
E02F
9/26 20060101AFI20250716BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】作業機械に対するオプション用機器の着脱作業の手間を削減しつつ作業ミスを抑制し、作業機械に新たに追加したオプションの動作を保証することが可能なオプション用機器着脱支援システムを提供する。
【解決手段】作業機械100へのオプション用機器3の着脱作業を支援する機能を制御するコントローラ4を備えたオプション用機器着脱支援システム200において、コントローラ4は、着脱対象のオプション用機器3である着脱対象機器を決定する着脱対象決定部4aと、複数のオプション用機器3の相互関係に基づいて前記着脱対象機器の着脱作業手順32を作成する作業手順作成部4bと、着脱作業手順32において次に着脱することが指示されているオプション用機器3と新たに着脱されたオプション用機器3とが異なる場合に接続機器逸脱警告50を出力する逸脱判断部4cとを備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作業機械へのオプション用機器の着脱作業を支援する機能を制御するコントローラを備えたオプション用機器着脱支援システムにおいて、
前記コントローラは、
着脱対象のオプション用機器である着脱対象機器を決定する着脱対象決定部と、
複数の前記オプション用機器の相互関係に基づいて前記着脱対象機器の着脱作業手順を作成する作業手順作成部と、
前記着脱作業手順において次に着脱することが指示されているオプション用機器と新たに着脱されたオプション用機器とが異なる場合に接続機器逸脱警告を出力する逸脱判断部とを備える
ことを特徴とするオプション用機器着脱支援システム。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のオプション用機器着脱支援システムにおいて、
追加対象または削除対象のオプションである変更オプションを指示するための入力装置を備え、
前記コントローラは、
前記着脱対象決定部により、
前記作業機械に現在取り付けられているオプション用機器の構成を表す現在構成情報を生成し、
オプション毎に必要なオプション用機器の構成を表す機器構成データベースと複数の前記オプション用機器の相互関係を表すオプション間関係情報とを基に、前記入力装置により指示された前記変更オプションが必要とするオプション用機器の構成を表すオプション必要構成情報を生成し、
前記オプション必要構成情報と前記現在構成情報との差分を抽出することにより前記着脱対象機器を決定する
ことを特徴とするオプション用機器着脱支援システム。
【請求項3】
請求項1に記載のオプション用機器着脱支援システムにおいて、
追加対象または削除対象のオプションである変更オプションを指示するための入力装置を備え、
前記コントローラは、
前記作業手順作成部により、
オプション毎に必要なオプション用機器の構成を表す機器構成データベースと複数の前記オプション用機器の相互関係を表すオプション間関係情報とを基に、前記入力装置により指示された前記変更オプションが必要とするオプション用機器の着脱順序を表す機器優先度情報を生成し、
オプション用機器毎の作業方法が記された作業マニュアルから前記着脱対象機器の作業方法を抽出し、前記機器優先度情報に従って前記着脱対象機器の作業方法を配列することにより前記着脱作業手順を作成する
ことを特徴とするオプション用機器着脱支援システム。
【請求項4】
請求項1に記載のオプション用機器着脱支援システムにおいて、
前記コントローラは、
前記接続機器逸脱警告により、誤って着脱されたオプション用機器を着脱前の状態に戻す作業手順を報知させる
ことを特徴とするオプション用機器着脱支援システム。
【請求項5】
請求項1に記載のオプション用機器着脱支援システムを備える作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に対するオプション用機器の着脱作業を支援するシステムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の作業機械は、複数の機器によって成り立つ機能(オプション)を追加することで、様々な作業用途に対して対応している。また、複雑な作業用途に対応するために、1台の作業機械に対して異なるオプションを複数追加することも想定される。このような追加作業はサービス員のみならず、顧客が行うことも考えられる。
【0003】
これに伴い、作業機械に取り付けられた機器に対する保守情報の提供や保守作業の支援に関する技術が複数考案されている。
【0004】
作業機械に対して行う複数の保守作業の項目毎に点検の優先順位(故障リスク)を表示し、点検作業毎に必要な機器を提示する技術として、例えば特許文献1に記載のものがある。
【0005】
また、作業機械に取り付けられたオプション用機器を認識し情報を提供する技術として、例えば特許文献2に記載のものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-102009号公報
特開2013-151786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、複数のオプションを一度に追加または削除する際、作業者(顧客またはサービス員)は各オプションに必要な機器を把握し、マニュアル等を参照しながら作業手順を決め、作業する必要がある。年々増えるオプションに対して、オプションを追加するたびにこの手順を踏むのは作業者にとって手間になる。
【0008】
特許文献1では、作業の項目毎の優先順位は表示できるが、項目の並べかえや具体的な作業方法の提示をすることはできない。そのため、大量の作業項目を並べかえる手間と、項目1つ1つの作業方法を知るためにマニュアルを参照する手間が残っている。
【0009】
さらに、オプションによっては機能を実現する上で他のオプションの機能が前提として必要になることがある。そのため、前提として必要な他のオプションの機器を作業者が取り付け忘れた場合に、新たに追加したオプションが動作しないおそれがある。
【0010】
特許文献2では、新たに取り付けられた機器を単体で認識できるが、前述したようにオプションは複数の機器によって成り立つ機能であるためオプションと紐づけることができない。そのため、オプションを追加する際に着脱が必要なすべての機器を把握することができず、一部の機器を着脱し忘れるおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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