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公開番号
2025109278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003038
出願日
2024-01-12
発明の名称
雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
11/178 20060101AFI20250717BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】雑音低減システム1は、係数更新処理部109,127と、適応フィルタ108,126を含むフィルタ処理部と、生成処理部と、鈍化処理部17,18と、を備える。係数更新処理部109,127は、係数を更新する。適応フィルタ108,126は、係数を用いる。生成処理部は、適応フィルタ108,126の出力を用いて制御音Sc1を生成する。鈍化処理部17,18は、係数を間欠的に鈍らせる。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
係数を更新する係数更新処理部と、
前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理部と、
前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する生成処理部と、
前記係数を間欠的に鈍らせる鈍化処理部と、を備える、
雑音低減システム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記係数更新処理部は、前記係数の更新を繰り返し実行し、
前記鈍化処理部は、前記係数更新処理部が前記係数を複数回更新するごとに、前記係数を鈍らせる、
請求項1に記載の雑音低減システム。
【請求項3】
前記鈍化処理部は、前記係数更新処理部が前記適応フィルタから読み出した前記係数を鈍らせて、鈍らせた前記係数を前記係数更新処理部により前記適応フィルタに書き込む、
請求項1又は2に記載の雑音低減システム。
【請求項4】
前記鈍化処理部は、ローパスフィルタを含む、
請求項1又は2に記載の雑音低減システム。
【請求項5】
前記ローパスフィルタは、前記係数について前後同数の移動平均をとることで前記係数を鈍らせる、
請求項4に記載の雑音低減システム。
【請求項6】
前記ローパスフィルタは、前記係数の対称加重移動平均をとることで前記係数を鈍らせる、
請求項5に記載の雑音低減システム。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の雑音低減システムと、
前記制御音を出力する音出力部と、
吸引部を有する本体と、を備える、
掃除機。
【請求項8】
係数を更新する係数更新処理と、
前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理と、
前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する生成処理と、
前記係数を間欠的に鈍らせる鈍化処理と、を有する、
雑音低減方法。
【請求項9】
請求項8に記載の雑音低減方法を、
1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、適応フィルタを用いて生成される制御音によって雑音を低減する雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、床移動型掃除機及び縦型掃除機に加え、スティック型・ハンディ型両用可能な掃除機(スティック掃除機)等、様々な形態の掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。スティック掃除機は、蓄電池にて電動送風機を駆動し、吸口体から吸い込んだ含塵空気を掃除機本体に導き、掃除機本体内の集塵装置を通して集塵し、清浄になった空気を掃除機本体外に排気する。上記関連技術に係る掃除機では、集塵装置の外筒の側部に流入口を備え、流入口の配置により、騒音の低減を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-136982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記関連技術の構成では、流入口の配置等の構造上の工夫により騒音の低減を図るので、掃除機のサイズ及び外観等に制約を受けて、雑音(騒音を含む)の十分な低減を実現することが難しい場合がある。
【0005】
本開示の目的は、より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る雑音低減システムは、係数更新処理部と、適応フィルタを含むフィルタ処理部と、生成処理部と、鈍化処理部と、を備える。前記係数更新処理部は、係数を更新する。前記適応フィルタは、前記係数を用いる。前記生成処理部は、前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する。前記鈍化処理部は、前記係数を間欠的に鈍らせる。
【0007】
本開示の一態様に係る掃除機は、前記雑音低減システムと、前記制御音を出力する音出力部と、吸引部を有する本体と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る雑音低減方法は、係数を更新する係数更新処理と、前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理と、前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する生成処理と、前記係数を間欠的に鈍らせる鈍化処理と、を有する。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記雑音低減方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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