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公開番号2025112065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006135
出願日2024-01-18
発明の名称配達計画管理システム
出願人株式会社アイシン
代理人Knowledge Partners弁理士法人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250724BHJP(信号)
要約【課題】配達計画を修正すべきか否か特定する技術の提供。
【解決手段】配達地点毎に設定された到着予定時刻を含む配達計画を取得する配達計画取得部と、車両によって前記配達計画に基づく配達を行った場合に前記配達地点に前記車両が到着した到着実績時刻を含む配達履歴を取得する配達履歴取得部と、前記配達地点における前記到着実績時刻が前記到着予定時刻より早い場合、前記配達地点における前記車両の待機の容易度に基づいて、前記配達計画の修正の要否を通知する修正要否通知部と、を備える配達計画管理システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配達地点毎に設定された到着予定時刻を含む配達計画を取得する配達計画取得部と、
車両によって前記配達計画に基づく配達を行った場合に前記配達地点に前記車両が到着した到着実績時刻を含む配達履歴を取得する配達履歴取得部と、
前記配達地点における前記到着実績時刻が前記到着予定時刻より早い場合、前記配達地点における前記車両の待機の容易度に基づいて、前記配達計画の修正の要否を通知する修正要否通知部と、
を備える配達計画管理システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記配達地点における前記車両の待機の容易度は、前記配達地点における待機場所の有無に基づいて特定され、
前記修正要否通知部は、前記待機場所が存在しない場合に、前記配達計画の修正が必要であると通知する、
請求項1に記載の配達計画管理システム。
【請求項3】
前記配達地点における前記車両の待機の容易度は、前記配達地点の周辺における有料駐車場での待機の必要性に基づいて特定され、
前記修正要否通知部は、前記有料駐車場での待機が必要である場合に、前記配達計画の修正が必要であると通知する、
請求項1に記載の配達計画管理システム。
【請求項4】
前記配達地点における前記車両の待機の容易度は、前記配達地点における待機場所の有無および前記配達地点の周辺における有料駐車場での待機の必要性に基づいて特定され、
前記修正要否通知部は、
前記到着実績時刻が前記到着予定時刻より早い前記配達地点に対して、前記待機場所が存在するか否かの情報が対応付けられている場合には、前記有料駐車場での待機の必要性に関わらず、前記待機場所の有無に基づいて、前記配達計画の修正が要否を判断し、
前記到着実績時刻が前記到着予定時刻より早い前記配達地点に対して、前記待機場所が存在するか否かの情報が対応付けられていない場合には、前記有料駐車場での待機の必要性に基づいて、前記配達計画の修正が要否を判断する、
請求項1に記載の配達計画管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配達計画管理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、配達計画が計画通りに実施できているか否か評価する技術が知られている。例えば、特許文献1には、配達地点毎に設定された到着予定時刻と、車両によって配達計画に基づく配達を行った場合における実績時間と、に基づいて、配達計画の評価を取得する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-95315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来は、配達計画の修正が必要であるか否か判断することが困難であった。すなわち、計画と実績とに差があったとしても、修正する必要性が高い計画と修正する必要性が低い計画とが存在し得る。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、配達計画を修正すべきか否か特定する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、配達計画管理システムは、配達地点毎に設定された到着予定時刻を含む配達計画を取得する配達計画取得部と、車両によって前記配達計画に基づく配達を行った場合に前記配達地点に前記車両が到着した到着実績時刻を含む配達履歴を取得する配達履歴取得部と、前記配達地点における前記到着実績時刻が前記到着予定時刻より早い場合、前記配達地点における前記車両の待機の容易度に基づいて、前記配達計画の修正の要否を通知する修正要否通知部と、を備える。
【0006】
配達計画管理システムにおいては、配達地点における到着実績時刻が到着予定時刻より早い場合、当該配達計画を修正の候補とする。但し、配達地点における車両の待機の容易度に基づいて、配達計画の修正の要否を通知する構成となっている。すなわち、車両が配達地点において容易に待機可能であれば、配達計画を修正する必要性は低い。一方、車両が配達地点において待機することに困難性があるのであれば、早期に配達計画を修正した方が好ましい。そこで、車両の待機の容易度に基づいて、配達計画の修正の要否を通知する構成とすることで、待機の容易度に応じた配達計画の修正の必要性が通知され、配達計画を修正すべきか否か特定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
配達計画管理システムのブロック図である。
図2Aは配達計画情報、図2Bは配達履歴情報を示す図である。
図3Aおよび図3Bは配達地点情報を示す図である。
配達計画管理処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)システム構成:
(1-1)管理端末の構成:
(1-2)配達計画管理システムの構成:
(2)配達計画管理処理:
(3)他の実施形態:
【0009】
(1)システム構成:
図1は、本発明にかかる配達計画管理システム100の構成を示すブロック図である。本実施形態においては、管理端末10の利用者によって配達計画が策定され、策定された配達計画は車両50を運転する配達人に伝達される。本実施形態において、配達計画には配達人が配達物を配達すべき配達地点と、配達地点への訪問順序と、配達地点毎の到着予定時刻とが含まれる。むろん、他の情報、例えば、配達地点毎の配達物を示す情報等が配達計画に含まれていても良い。
【0010】
本実施形態において、到着予定時刻は、各配達地点に到着する予定の時刻であり、当該到着予定時刻以後に配達物の納品が行われる。そして、到着予定時刻より早い時刻に配達地点に車両が到達した場合、多忙な時間と重なっているなど、配達地点の事情によっては、すぐに納品できない場合がある。このため、到着予定時刻よりも早い時刻において納品ができない場合には、配達地点またはその周辺で車両が待機し到着予定時刻以後に納品を行う必要がある。
(【0011】以降は省略されています)

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