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公開番号2025112480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006723
出願日2024-01-19
発明の名称進路標示具
出願人株式会社八木熊
代理人弁理士法人大手門国際特許事務所
主分類E01F 9/608 20160101AFI20250725BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】本発明は、簡単な構成で進路方向を反対方向に容易に設置することができる進路標示具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る進路標示具1は、対向する両側面が標示面となるとともに標示面の内側に開口部が形成された本体部10と、開口部に取り付けられた進路標示部11とを備え、進路標示部11は、標示面のそれぞれの面側において進路方向に対応して配列された標示体11a~11cが設けられており、各標示体は、標示面のそれぞれの面側に同一のパターンで配列されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対向する両側面が標示面となるとともに標示面の内側に開口部が形成された本体部と、前記開口部に取り付けられた進路標示部とを備え、前記進路標示部は、前記標示面のそれぞれの面側において進路方向に対応して配列された標示体が設けられている進路標示具。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記標示体は、前記標示面のそれぞれの面側に同一のパターンで配列されている請求項1に記載の進路標示具。
【請求項3】
前記標示体は、前記進路標示部の両面に進路に対応して配列された複数の発光素子を備えている請求項1又は2に記載の進路標示具。
【請求項4】
前記本体部には、設置面となる底面と対向する上面に太陽電池が設けられており、前記底面と前記上面との間の左右の側端部の一方に前記太陽電池により得られた電力に基づいて前記発光素子に電源を供給する電源制御部が設けられている請求項3に記載の進路標示具。
【請求項5】
前記電源制御部には、前記進路標示部の両面に配列された前記発光素子の一方の前記標示面側を点灯させる切換手段が設けられている請求項4に記載の進路標示具。
【請求項6】
前記本体部を立設するように支持する支持脚部が前記本体部の設置面となる底面に取り付けられている請求項1又は2に記載の進路標示具。
【請求項7】
前記支持脚部は、前記標示面のそれぞれの面側に突出可能に取り付けられている請求項1又は2に記載の進路標示具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両や歩行者等に対して通行する進路を示す進路標示具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
車両が走行する道路において道路工事等が行われる場合に、車両の進行方向を明示するために進路標示体を設置するようになっている。また、歩行者が通行する歩道や通路においても工事等により通行範囲が変更される場合に、その変更に合わせて通行方向を明示する進路標示体を設置することが行われている。
【0003】
こうした進路標示体は、用途や場所に応じて様々な改良工夫が行われており、夜間での進路標示の明示、運搬や収納を容易にするための軽量化やコンパクト化といった工夫が図られている。
【0004】
特許文献1では、表裏面に指示又は案内等の表示がされた標識板に折り畳み可能に脚部を取り付けた道路標識が記載されている。また、特許文献2では、矢印板本体に左右に回転する板を取り付けて板の表裏に左右の矢印を貼り付けた左右折替式矢印板が記載されている。また、特許文献3には、太陽電池で発生した電気的エネルギーを蓄電池に蓄えて標示板の電球に供給して発光表示し、進行方向を示す標示板を道路上に設置可能とした道路標示板が記載されている。また、特許文献4では、標識の縁にLEDを線状に配置した発光部材に電源である乾電池から電力を供給して発光表示し、進行方向を示す標識を道路上に設置可能とした折畳式誘導表示具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第2592237号公報
登録実用新案第3202783号公報
特開2002-332617号公報
特開2011-247055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、表裏面に表示部を設けているため、発光表示を行うための機構を表側及び裏側に設ける必要があり、道路標識が厚くなるとともに重くなって取り扱いが難しくなるといった課題がある。また、特許文献2では、矢印板本体に回転板を取り付けた簡単な構造であることから、軽量で取り扱いが容易であるが、発光表示ではないため矢印の視認性が低くなる課題がある。
【0007】
特許文献3では、太陽電池から得られた電力により発光表示を行うようにしているが、進行方向を示す標示体を反対方向とする場合に上下を逆にして設置することになる。上下を逆にしても太陽電池が太陽光を照射できるようにするため、太陽電池を裏側から突出するように配置しているが、太陽電池を突出配置するためのスペースの確保が必要となり、突出した太陽電池の破損防止対策といった設置場所での制約が生じる。
【0008】
特許文献4では、電源として乾電池を用いているため、上下を逆にして進行方向を反対方向に設置することは容易であるが、長期間に使用による乾電池の消耗といった課題がある。
【0009】
そこで、本発明は、簡単な構成で進路方向を反対方向に容易に設置することができる進路標示具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る進路標示具は、対向する両側面が標示面となるとともに標示面の内側に開口部が形成された本体部と、前記開口部に取り付けられた進路標示部とを備え、前記進路標示部は、前記標示面のそれぞれの面側において進路方向に対応して配列された標示体が設けられている。さらに、前記標示体は、前記標示面のそれぞれの面側に同一のパターンで配列されている。さらに、前記標示体は、前記進路標示部の両面に進路に対応して配列された複数の発光素子を備えている。さらに、前記本体部には、設置面となる底面と対向する上面に太陽電池が設けられており、前記底面と前記上面との間の左右の側端部の一方に前記太陽電池により得られた電力に基づいて前記発光素子に電源を供給する電源制御部が設けられている。さらに、前記電源制御部には、前記進路標示部の両面に配列された前記発光素子の一方の前記標示面側を発光させる切換手段が設けられている。さらに、前記本体部を立設するように支持する支持脚部が前記本体部の設置面となる底面に取り付けられている。さらに、前記支持脚部は、前記標示面のそれぞれの面側に突出可能に取り付けられている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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