TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025113490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025090445,2023048215
出願日2025-05-30,2023-03-24
発明の名称電子時計
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04C 10/02 20060101AFI20250725BHJP(時計)
要約【課題】有効な発電及び発光と、小型化とを両立させることのできる電子時計を提供する。
【解決手段】電子時計は、一対の電極である配線電極(71)及び下部電極(73)と、これら一対の電極に挟まれ、一対の電極への電圧の印加により発光可能な化合物半導体材料を含む発電層(72)と、を有する太陽電池(70)を備える。また、電子時計は、太陽電池(70)を複数備え、複数の太陽電池は、直列につながれていてもよい。一対の電極のうち光が入射する側の配線電極(71)のそれぞれは、発電層(72)との接触面積が等しくてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一対の電極と、
前記一対の電極に挟まれ、当該一対の電極への電圧の印加により発光可能な化合物半導体材料を含む発電層と、
を有する太陽電池を備える電子時計。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記太陽電池を複数備え、
前記複数の太陽電池は、直列につながれており、
前記一対の電極のうち光が入射する側の第1電極のそれぞれは、前記発電層との接触面積が等しい
請求項1記載の電子時計。
【請求項3】
前記複数の太陽電池のうち少なくとも一部は、他の前記太陽電池と受光面の表面積が異なる、請求項2記載の電子時計。
【請求項4】
前記複数の太陽電池は、各々円弧形状を有して全体で略環状に並んでおり、
前記第1電極は、それぞれ前記円弧形状の外縁に沿って伸びた線状電極である、
請求項2記載の電子時計。
【請求項5】
前記第1電極は線状電極であり、前記線状電極のそれぞれは、前記複数の太陽電池の各々に対して等しい長さである、請求項2記載の電子時計。
【請求項6】
前記複数の太陽電池は、並んで位置する第1の太陽電池と第2の太陽電池とを含み、
前記第1の太陽電池は、端部から前記外縁に沿って部分的に突出する突出部を有し、
前記第2の太陽電池は、前記突出部と相補的に位置する切り欠き部を有し、
前記第1電極は線状電極であり、
前記第1の太陽電池の前記第1電極及び前記第2の太陽電池の前記第1電極は、前記突出部及び前記切り欠き部を通る同一の円弧上に位置し、前記複数の太陽電池の各々に対して等しい長さである、
請求項4記載の電子時計。
【請求項7】
前記太陽電池の起電力を出力する第1のモードと、前記太陽電池に電圧を印加する第2のモードと、を切り替える切替部を備える、請求項1記載の電子時計。
【請求項8】
前記第1のモードで前記起電力を出力する第1回路と、
前記第2のモードで印加される前記電圧を供給する第2回路と、
を備える請求項7記載の電子時計。
【請求項9】
前記第1電極は、それぞれ線状電極であり、平面視で模様又は文字をなしている請求項2記載の電子時計。
【請求項10】
前記複数の太陽電池の間の境界のうち少なくとも一部は、光非透過の部材により覆われている、請求項2記載の電子時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電子時計に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子時計には、太陽電池により発電した電力により動作するものがある。電子時計は、日中や室内照明下の利用中にこの太陽電池により効率的に発電し、二次電池を充電することができる。一方で、電子時計は、夜間などの利用時に表示の視認性を向上させるために、表示面を照らす発光部を有する。特許文献1には、ソーラパネルとEL(Electro-Luminescent)パネルによる発光部とを備える電子時計において、製造に係る歩留まりを向上
させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-148361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、光を入射させる太陽電池と、光を出射する発光部とを狭い範囲に併存させるには、実装スペースが必要となり、有効な発電や発光と小型化とを両立しづらいという課題がある。
【0005】
この発明の目的は、有効な発電及び発光と、小型化とを両立させることのできる電子時計を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、
一対の電極と、
前記一対の電極に挟まれ、当該一対の電極への電圧の印加により発光可能な化合物半導体材料を含む発電層と、
を有する太陽電池
を備える電子時計である。
【発明の効果】
【0007】
本発明に従うと、電子時計において、有効な発電及び発光と、小型化とを両立させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の電子時計の正面図である。
太陽電池について説明する図である。
太陽電池の断面図である。
電子時計の機能構成を説明するブロック図である。
第2実施形態の電子時計の正面図である。
太陽電池について説明する図である。
第1実施形態のソーラパネルの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の電子時計1の正面図である。
【0010】
電子時計1は、筐体2と、文字板52と、指針51と、ベゼル11と、押しボタンスイッチP1~P3やりゅうずC1などの外部からの操作を受け付ける操作受付部材と、を有する。文字板52上では、指針51が回転動作可能に位置しており、指針51の指す向きに応じた内容が表示される。指針51による表示内容には、時刻(日付や曜日などを含む日時であってもよい)表示が含まれる。文字板52上には、表示時刻を示すための標識(時字53)などが位置している。文字板52は、光透過性の材質である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

カシオ計算機株式会社
リスト機器
5日前
カシオ計算機株式会社
キーユニット、及び電子機器
1か月前
カシオ計算機株式会社
表示装置、表示方法及びプログラム
9日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置、及び、印刷装置の動作方法
4日前
カシオ計算機株式会社
電子機器、制御方法、及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
登録処理方法、電子機器及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器、検出制御方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
学習支援装置、学習支援方法及びプログラム
18日前
カシオ計算機株式会社
カット装置、カット判断方法及びプログラム
18日前
カシオ計算機株式会社
ウェアラブル機器、通知方法及びプログラム
6日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
5日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
5日前
カシオ計算機株式会社
機械学習モデルの設定方法、及び、プログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
プログラム、情報処理装置、電子楽器及び表示方法
1か月前
カシオ計算機株式会社
カバー構造体、時計、およびカバー構造体の製造方法
1か月前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、ロボット、情報処理方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
カット装置、電子機器、カット判断方法及びプログラム
18日前
カシオ計算機株式会社
電子時計
2日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
カシオ計算機株式会社
中留及びバンド
16日前
カシオ計算機株式会社
ロボット制御装置、ロボット、ロボットの制御方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置、及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
楽音制御装置、方法及びプログラム
17日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、プログラム、及びデザイン選択方法
1か月前
カシオ計算機株式会社
発光制御装置、電子時計、発光制御方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
演奏情報予測装置、有効弦振動判定モデル訓練装置、演奏情報生成システム、演奏情報予測方法及び有効弦振動判定モデル訓練方法
1か月前
個人
目覚し時計
3日前
個人
休憩報知タイマー
1か月前
セイコーエプソン株式会社
時計
1か月前
個人
自照式の針により認視性を高めたアナログ式時計
26日前
オメガ・エス アー
時計制御装置
2か月前
セイコーエプソン株式会社
機械式時計
1か月前
カシオ計算機株式会社
時計
3か月前
カシオ計算機株式会社
時計
3か月前
続きを見る