TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025113508
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025091164,2023214172
出願日2025-05-30,2020-02-26
発明の名称走行支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 50/14 20200101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約【課題】減速支援処理の対象となっている減速対象物の乗員による誤認を抑制することが可能な走行支援装置を提供する。
【解決手段】走行支援装置(12)は、車両(1)が減速対象物に到達するまでに車両の減速を支援する減速支援処理を実行する支援手段(121)と、減速支援処理の対象となっている減速対象物を乗員に報知するための第1報知情報を、表示装置(15)の第1表示領域(151)に表示するように表示装置を制御する表示制御手段(123)とを備え、表示制御手段は、第1及び第2対象物の夫々が減速対象物として検出されており、且つ、第2対象物が減速支援処理の対象となっている一方で第1対象物が減速支援処理の対象となっていない場合には、第1対象物を乗員に報知するための第2報知情報を、表示装置の第2表示領域(152)に表示するように前記表示装置を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の減速が必要になることを示す対象物が前記車両の前方に検出された場合に、前記車両の減速を支援する減速支援処理を実行する運転支援装置であって、
前記対象物を示す情報を、前記減速支援処理の対象であるか否かの判定結果に応じて第1表示領域又は第1表示領域とは異なる第2表示領域に表示する表示装置を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記対象物である第1対象物が検出された場合、
前記第1対象物が前記減速支援処理の対象であるか否かを判定し、
前記第1対象物が前記減速支援処理の対象であると判定されたことに応じて、前記表示装置の前記第1表示領域と前記第2表示領域とのうち前記第1表示領域を選択し、
前記第1表示領域に前記第1対象物を示す第1情報を表示するように前記表示装置を制御し、
前記表示装置のうち、前記第1表示領域以外の表示領域に前記第1情報を表示しないように前記表示装置を制御し、
前記対象物であり、前記第1対象物と異なる種別の第2対象物が検出された場合、
前記第2対象物が前記減速支援処理の対象であるか否かを判定し、
前記第2対象物が前記減速支援処理の対象であると判定されたことに応じて、前記表示装置の前記第1表示領域と前記第2表示領域とのうち前記第1表示領域を選択し、
前記第1表示領域に前記第2対象物を示す第2情報を表示するように前記表示装置を制御し、
前記表示装置のうち、前記第1表示領域以外の表示領域に前記第2情報を表示しないように前記表示装置を制御する
ように構成され、
前記第1情報と前記第2情報とは異なる
ことを特徴とする運転支援装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記対象物を検出する検出装置を備え、
前記第1情報及び前記第2情報各々は、前記検出装置が検出した前記対象物に基づいて生成された画像である
請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記第1表示領域において、
前記第1情報の表示位置と前記第2情報の表示位置とは重複する
請求項1又は2に記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の減速が必要になることを示す減速対象物が検出された場合に車両の減速を支援する走行支援装置の技術分野に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
このような走行支援装置の一例が、特許文献1に記載されている。具体的には、特許文献1に記載された走行支援装置は、自車両の前方にある一時停止位置を検出し、検出した一時停止位置で停止するように車両を自動で減速させる支援動作を行う。また、特許文献1に記載された走行支援装置は、支援動作の開始を運転者に通知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-093882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の減速を支援するための減速支援処理が実行される場合には、減速支援処理の対象となっている減速対象物(つまり、車両の減速が必要になることを示す物体であり、例えば、先行車両、信号及び標識の少なくとも一方)を車両の乗員に対して表示することが好ましい。なぜならば、乗員が、どのような減速対象物を対象として減速支援処理が実行されているかを認識できるからである。
【0005】
ここで、減速支援処理の対象となっている減速対象物が、第1の減速対象物から、新たに検出された第2の減速対象物に切り替わることがある。例えば、第1の減速対象物として検出された信号機を対象として減速支援処理が実行されている状況下で、自車両の前方に割り込んできた先行車が第2の減速対象物として検出された場合には、減速支援処理の対象となっている減速対象物が、信号機から先行車に切り替わることがある。この場合、新たに減速支援処理の対象となった第2の減速対象物が車両の乗員に対して表示される。一方で、これまで減速支援処理の対象となっていた第1の減速対象物もまた、車両の乗員に対して表示されることが好ましい。なぜならば、これまで減速支援処理の対象となっていた第1の減速対象物に対しても、乗員が注意を払うことが好ましいからである。しかしながら、第2の減速対象物を対象として減速支援処理が行われている状況下で減速支援処理の対象となっていない第1の減速対象物がそのまま表示され続けると、乗員は、減速支援処理の対象となっている減速対象物を誤認する可能性があるという技術的問題が存在する。
【0006】
本発明は、減速支援処理の対象となっている減速対象物の乗員による誤認を抑制することが可能な走行支援装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の走行支援装置の一態様は、車両の減速が必要になることを示す対象物が前記車両の前方に検出された場合に、前記車両の減速を支援する減速支援処理を実行する運転支援装置であって、前記対象物を示す情報を、前記減速支援処理の対象であるか否かの判定結果に応じて第1表示領域又は第1表示領域とは異なる第2表示領域に表示する表示装置を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記対象物である第1対象物が検出された場合、前記第1対象物が前記減速支援処理の対象であるか否かを判定し、前記第1対象物が前記減速支援処理の対象であると判定されたことに応じて、前記表示装置の前記第1表示領域と前記第2表示領域とのうち前記第1表示領域を選択し、前記第1表示領域に前記第1対象物を示す第1情報を表示するように前記表示装置を制御し、前記表示装置のうち、前記第1表示領域以外の表示領域に前記第1情報を表示しないように前記表示装置を制御し、前記対象物であり、前記第1対象物と異なる種別の第2対象物が検出された場合、前記第2対象物が前記減速支援処理の対象であるか否かを判定し、前記第2対象物が前記減速支援処理の対象であると判定されたことに応じて、前記表示装置の前記第1表示領域と前記第2表示領域とのうち前記第1表示領域を選択し、前記第1表示領域に前記第2対象物を示す第2情報を表示するように前記表示装置を制御し、前記表示装置のうち、前記第1表示領域以外の表示領域に前記第2情報を表示しないように前記表示装置を制御するように構成され、前記第1情報と前記第2情報とは異なるというものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の走行支援装置の一態様によれば、減速対象物として検出されており且つ減速支援処理の対象ではある第2対象物を乗員に報知するための第1報知情報が第1表示領域に表示され、減速対象物として検出されている一方で減速支援処理の対象ではない第1対象物を乗員に報知するための第2報知情報が第2表示領域に表示される。このため、減速支援処理の対象となっている減速対象物の乗員による誤認が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態の車両の構成を示すブロック図である。
図2は、ディスプレイに表示される減速報知画像及び標識報知画像を示す平面図である。
図3は、減速支援動作の流れを示すフローチャートである。
図4は、標識警告動作が行われている期間中の減速報知画像を示す平面図である。
図5は、標識支援動作の流れを示すフローチャートである。
図6は、ディスプレイの表示態様を示す平面図である。
図7は、ディスプレイの表示態様を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、走行支援装置の実施形態について説明する。以下では、走行支援装置の実施形態が搭載された車両1を用いて説明を進める。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
方法
25日前
トヨタ自動車株式会社
膜体
13日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
26日前
トヨタ自動車株式会社
電池
28日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
28日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
移動体
27日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
27日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
25日前
トヨタ自動車株式会社
電極体
1か月前
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車
今日
トヨタ自動車株式会社
ロータ
今日
トヨタ自動車株式会社
モータ
27日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
28日前
続きを見る