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公開番号
2025113689
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007966
出願日
2024-01-23
発明の名称
照明装置、画像読取装置、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250728BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像読取ユニットにおいて、原稿固定読みと原稿流し読みに兼用で用いる場合に適した照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】照明装置は、移動しない物体を第1の方向に移動する読取手段により読み取る第1の読取方法と、該第1の方向に移動する物体を移動しない前記読取手段により読み取る第2の読取方法とを実行可能な画像読取装置に用いられる照明装置であって、前記読取手段による読取位置に対して前記第1の方向における一方及び他方の側に配置される第1及び第2の照明手段を有し、前記第1の読取方法において前記第1及び第2の照明手段から出射する光束の前記読取位置でのそれぞれの光量、前記第2の読取方法において前記第1及び第2の照明手段から出射する光束の前記読取位置でのそれぞれの光量を適切に設定する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
移動しない物体を第1の方向に移動する読取手段により読み取る第1の読取方法と、該第1の方向に移動する物体を移動しない前記読取手段により読み取る第2の読取方法とを実行可能な画像読取装置に用いられる照明装置であって、
前記読取手段による読取位置に対して前記第1の方向における一方の側に配置される第1の照明手段と、他方の側に配置される第2の照明手段とを有し、
前記第1の読取方法において前記第1の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQa、前記第1の読取方法において前記第2の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQb、前記第2の読取方法において前記第1の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQc、前記第2の読取方法において前記第2の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQdとするとき、
Qa/Qb≠Qc/Qd
0.90<Qa/Qb<1.11
なる式を満たし、
Qa<Qc
Qb>Qd
なる式の少なくとも一方を満たすことを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
1.05<Qc/Qd<1.70
なる式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記読取位置は、前記第1の方向に垂直な第2の方向に長手方向を有する領域であり、
前記第1の照明手段は、第1の光源と、前記第1の光源からの光を前記読取位置に導く、前記第2の方向に長手方向を有する第1の導光体とを有し、
前記第1の照明手段の前記第1の方向における光量分布において、前記第1の導光体の前記第2の方向における中央位置における半値幅をE1とすると、
3.0mm<E1<5.0mm
なる式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記読取位置は、前記第1の方向に垂直な第2の方向に長手方向を有する領域であり、
前記第2の照明手段は、第2の光源と、前記第2の光源からの光を前記読取位置に導く、前記第2の方向に長手方向を有する第2の導光体とを有し、
前記第2の照明手段の前記第1の方向における光量分布において、ピーク光量で正規化したとき、前記第2の導光体の前記第2の方向の中央位置における半値幅をE2とすると、
3.0mm<E2<5.0mm
なる式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記一方側は前記第2の読取方法における前記物体の移動方向の上流側であり、前記他方側は、前記第2の読取方法における前記物体の移動方向の下流側であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記第1の方向に平行で前記載置面に垂直な第1の断面において、前記第1の照明手段から前記読取位置に向かう光線と前記読取手段の読取光軸とが成す角のうち、最小の角度をθ1とすると、
10°<θ1<18°
なる式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項7】
前記第1の照明手段及び前記第2の照明手段の少なくとも一方の光源への電流を変更することにより、前記第1の読取方法と前記第2の読取方法における光量を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項8】
前記第1の照明手段と前記第2の照明手段は、前記第1の方向において、前記読取手段の読取光軸を挟んで互いに対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項9】
請求項1から8までのいずれか一項に記載の照明装置と、前記照明装置によって照明される照明領域からの光を受光する受光部と、前記照明領域からの光を前記受光部に導く結像光学系とを有することを特徴とする画像読取装置。
【請求項10】
前記結像光学系は等倍光学系であることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置、画像読取装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、線順次に画像を読み取る画像読取装置は、照明装置によってライン状に照明された原稿面の照明領域を結像光学系により所定の倍率でラインセンサなどの読取手段に結像させ、画像を読み取るものである。
【0003】
また、画像読取装置における照明装置では、読取ライン方向(以下、主走査方向)に細長い被照明領域を形成するために、透光部材から成る導光体の主走査方向の端部に発光ダイオード(以下、LED)を配置し、LEDからの放射光束を導光体に伝搬させるLED端部配置タイプがある。また、導光体を用いる照明装置は、LEDからの光を効率良く原稿面の被照明領域に導光する構成として知られている。
【0004】
原稿を読み取る手段としては、原稿を固定して画像読取ユニットを移動させる原稿固定読みと、画像読取ユニットを固定して原稿を搬送させる原稿流し読みがある。特許文献1には、原稿流し読みにおいて、搬送される原稿の傾きを検出するために原稿先端の影を用いる技術が開示されている。特許文献1に記載されている技術を用いれば、読取光軸を挟んで原稿搬送方向の上流側と下流側の両側から照明しても、原稿先端の影を発生させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-284357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1には、画像読取ユニットを原稿固定読みと原稿流し読みの兼用で用いる場合に適した照明手段が開示されていない。また、画像読取ユニットの構成によって被照明領域に求められる副走査方向における光量分布が異なり、原稿先端影と副走査方向の光量分布の関係について開示されていない。
【0007】
そこで、本発明は、画像読取ユニットにおいて、原稿固定読みと原稿流し読みに兼用で用いる場合に適した照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置は、
移動しない物体を第1の方向に移動する読取手段により読み取る第1の読取方法と、該第1の方向に移動する物体を移動しない前記読取手段により読み取る第2の読取方法とを実行可能な画像読取装置に用いられる照明装置であって、
前記読取手段による読取位置に対して前記第1の方向における一方の側に配置される第1の照明手段と、他方の側に配置される第2の照明手段とを有し、
前記第1の読取方法において前記第1の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQa、前記第1の読取方法において前記第2の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQb、前記第2の読取方法において前記第1の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQc、前記第2の読取方法において前記第2の照明手段から出射する光束の前記読取位置での光量をQdとするとき、
Qa/Qb≠Qc/Qd
0.90<Qa/Qb<1.11
なる式を満たし、
Qa<Qc
Qb>Qd
なる式の少なくとも一方を満たすことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像読取ユニットにおいて、搬送原稿の先端影のコントラストを向上することができる照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の模式的な正面図である。
第1実施形態に係る画像読取装置の斜視図及び断面図である。
第1実施形態に係る原稿固定読みの画像読取ユニットの要部概略図である。
第1実施形態に係る原稿固定読みで読み取った画像である。
第1実施形態に係る上流側照明装置の要部概略図である。
第1実施形態に係る上流側照明装置の副走査光量分布である。
第1実施形態に係る上流側照明装置の副走査光量分布(ピーク値を100で正規化)である。
第1実施形態に係る原稿流し読み時の画像読取ユニットの要部概略図である。
第1実施形態に係る原稿流し読み時の原稿先端影の説明図である。
第1実施形態に係る原稿固定読み方法での照明装置の副走査光量分布である。
第1実施形態に係る原稿流し読み方法での照明装置の副走査光量分布である。
第2実施形態に係る原稿流し読み方法での照明装置の副走査光量分布である。
第3実施形態に係る原稿流し読み方法での照明装置の副走査光量分布である。
比較例に係る画像読取ユニットの要部概略図である。
比較例に係る照明装置の副走査光量分布である。
光源の配光特性を示す説明図である。
一般的な白色発光ダイオード(LED)における発光スペクトルの説明図である。
搬送原稿の傾きの説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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