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公開番号
2025114913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009148
出願日
2024-01-25
発明の名称
用紙判別装置及び画像形成装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G01N
21/59 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約
【課題】用紙の特性を高精度に判別可能な用紙判別装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙判別装置2は、用紙で反射した光を受光素子220に受光させる反射用発光素子211と、用紙を透過した光を対向する受光素子220に受光させる透過用発光素子212と、用紙が搬送部材24を搬送されていない時に、反射用発光素子211が照射した光を反射する、反射用発光素子211に対向する反射部材23と、を備え、反射用発光素子211は、第1の波長の光を照射する第1の反射用発光素子211aと、第2の波長の光を照射する第2の反射用発光素子211bと、を備え、透過用発光素子212は、反射用発光素子211と対向して第3の波長の光を照射する第1の透過用発光素子212aを備え、反射部材23は、反射用発光素子211が照射した光の反射率が、透過用発光素子212が照射して用紙を透過した光の反射率よりも高くなるように設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の搬送部材に沿って搬送される用紙に対して、発光素子から照射した光を受光素子で受光することで前記用紙の特性を判別する判別部を備える用紙判別装置であって、
前記発光素子は、前記用紙で反射した光を前記受光素子に受光させる反射用発光素子と、前記用紙を透過した光を対向する位置に設けられた前記受光素子に受光させる透過用発光素子と、を備え、
前記反射用発光素子に対向する位置に設けられ、前記用紙が前記搬送部材を搬送されていない時に前記反射用発光素子が照射した光を反射して、対向するように設けられた前記受光素子に入射させる反射部材を備え、
前記反射用発光素子は、第1の波長の光を照射する第1の反射用発光素子と、第2の波長の光を照射する第2の反射用発光素子と、を備え、
前記透過用発光素子は、前記反射用発光素子と対向する位置に設けられて第3の波長の光を照射する第1の透過用発光素子を備え、
前記反射部材は、前記反射用発光素子が照射した光の反射率が、前記透過用発光素子が照射して前記用紙を透過した光の反射率よりも高くなるように設けられている用紙判別装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第1の波長又は前記第2の波長は、750nmから1100nmまでの範囲内の波長である請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項3】
前記透過用発光素子は、第4の波長の光を照射する第2の透過用発光素子を備え、
前記反射用発光素子は、第5の波長の光を照射する第3の反射用発光素子を備え、
長波長の光から順に前記第1の透過用発光素子、前記第3の反射用発光素子、前記第2の透過用発光素子、前記第2の反射用発光素子を照射する請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項4】
前記判別部は、前記用紙が普通紙、再生紙、コート紙及び色紙のうちいずれかであるかを判別する請求項3に記載の用紙判別装置。
【請求項5】
前記反射部材は、前記透過用発光素子から前記用紙に照射されて散乱した光の反射率が、20%以下となるように設けられている請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項6】
前記反射部材は、前記受光素子と前記反射部材の距離をd
0
、前記受光素子と用紙種判別処理対象の用紙の距離をdとした時、前記反射用発光素子から照射される光の反射率が0.07×(d
0
/d)
2
以上となるように設けられている請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項7】
前記反射部材は、前記搬送部材の外側に設けられている請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項8】
前記反射部材は、前記反射用発光素子及び前記搬送部材よりも上下方向上方に設けられている請求項7に記載の用紙判別装置。
【請求項9】
前記搬送部材は、前記発光素子及び前記受光素子と対向する部分を含む範囲に開口部を備え、
当該開口部を覆うように透光性を有する透明保護材を備える請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項10】
前記受光素子側及び前記反射部材側の前記開口部を覆うように前記透明保護材を備える請求項9に記載の用紙判別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙判別装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、搬送される用紙の紙種を含む特性を、センサーを用いて自動的に判別する用紙判別装置が知られている。また、用紙判別装置としては、光源から用紙に照射された光の反射光や透過光を、センサーが受光することで、用紙の特性を自動的に判別するものが知られている。
【0003】
このような用紙判別装置においては、例えば特許文献1に示すように、光源の発光光量を校正するための反射部材を設けるものが知られている。特許文献1の発明においては、当該反射部材に透過光が当たることでゴースト光が発生して、特性の誤判別を防ぐために、透過光の反射率が低くなるように反射部材を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-030233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1には、反射部材の反射光の反射率については記載されていない。反射光の反射率も低くなるように反射部材を設けて、センサーの反射光の受光量が少なくなった場合、光源の照射量の校正時に電気的ノイズの影響を受けやすく、特性の判別精度が低下する恐れがある。特に反射波長を複数用いる場合は、透過波長と反射波長が近接しやすく反射部材の反射率を上げることが難しい。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、用紙の特性を高精度に判別可能な用紙判別装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
所定の搬送部材に沿って搬送される用紙に対して、発光素子から照射した光を受光素子で受光することで前記用紙の特性を判別する判別部を備える用紙判別装置であって、
前記発光素子は、前記用紙で反射した光を前記受光素子に受光させる反射用発光素子と、前記用紙を透過した光を対向する位置に設けられた前記受光素子に受光させる透過用発光素子と、を備え、
前記反射用発光素子に対向する位置に設けられ、前記用紙が前記搬送部材を搬送されていない時に前記反射用発光素子が照射した光を反射して、対向するように設けられた前記受光素子に入射させる反射部材を備え、
前記反射用発光素子は、第1の波長の光を照射する第1の反射用発光素子と、第2の波長の光を照射する第2の反射用発光素子と、を備え、
前記透過用発光素子は、前記反射用発光素子と対向する位置に設けられて第3の波長の光を照射する第1の透過用発光素子を備え、
前記反射部材は、前記反射用発光素子が照射した光の反射率が、前記透過用発光素子が照射して前記用紙を透過した光の反射率よりも高くなるように設けられている。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙判別装置であって、
前記第1の波長又は前記第2の波長は、750nmから1100nmまでの範囲内の波長である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の用紙判別装置であって、
前記透過用発光素子は、第4の波長の光を照射する第2の透過用発光素子を備え、
前記反射用発光素子は、第5の波長の光を照射する第3の反射用発光素子を備え、
長波長の光から順に前記第1の透過用発光素子、前記第3の反射用発光素子、前記第2の透過用発光素子、前記第2の反射用発光素子の光を照射する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の用紙判別装置であって、
前記判別部は、前記用紙が普通紙、再生紙、コート紙及び色紙のうちいずれかであるかを判別する。
(【0011】以降は省略されています)
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