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公開番号2025127204
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023787
出願日2024-02-20
発明の名称分析装置、分析方法、プログラム、および分析システム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G06Q 30/0202 20230101AFI20250825BHJP(計算;計数)
要約【課題】機会損失がどのような要因により生じているかを精度よく分析することができる分析装置、分析方法、プログラム、および分析システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る分析装置は、互いに異なる複数の領域を撮影した複数の領域画像を取得する取得部と、前記領域毎に、前記領域画像に写る人物の人数を計数した結果を示す計数結果を出力する計数部と、前記複数の領域における前記計数結果の関係に基づいて、前記複数の領域のうちの特定領域における機会損失に関する分析を実行する分析部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに異なる複数の領域を撮影した複数の領域画像を取得する取得部と、
前記領域毎に、前記領域画像に写る人物の人数を計数した結果を示す計数結果を出力する計数部と、
前記複数の領域における前記計数結果の関係に基づいて、前記複数の領域のうちの特定領域における機会損失に関する分析を実行する分析部と、
を備える、分析装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記取得部は、施設内部の複数の領域を撮影した前記領域画像を取得し、
前記分析部は、前記施設内部の前記特定領域における商品販売の機会損失に関する前記分析を実行する、
請求項1に記載の分析装置。
【請求項3】
前記領域毎に、所定期間において前記領域画像に写る前記人物の移動軌跡を検出する軌跡検出部を更に備え、
前記計数部は、前記領域毎に、前記領域画像内において互いに類似する移動軌跡を計数した結果を前記計数結果として出力する、
請求項2に記載の分析装置。
【請求項4】
前記分析部は、前記複数の領域のうちの第1領域を撮影した前記領域画像における第1計数結果と、前記第1領域以外の第2領域を撮影した前記領域画像における第2計数結果と、を比較した比較結果に基づいて、前記分析を実行する、
請求項3に記載の分析装置。
【請求項5】
前記分析部は、前記第1計数結果と前記第2計数結果との差分値を示す前記比較結果に基づいて、前記分析を実行する、
請求項4に記載の分析装置。
【請求項6】
前記分析部は、前記施設の入口から前記特定領域までの移動経路に含まれる複数の領域を撮影した複数の領域画像に関する前記計数結果に基づいて、前記分析を実行する、
請求項5に記載の分析装置。
【請求項7】
前記分析部は、前記移動経路のうち、前記特定領域に比較的近い前記第1領域に関する前記第1計数結果と、前記入口に比較的近い前記第2領域に関する前記第2計数結果とに基づいて、前記分析を実行する、
請求項6に記載の分析装置。
【請求項8】
前記分析部は、前記差分値が、前記第1領域に対し予め設定された閾値以上である場合に、前記第1領域における前記機会損失が発生していると分析する、
請求項7に記載の分析装置。
【請求項9】
前記分析部は、互いに隣接する前記第1領域および前記第2領域について、前記第1計数結果と前記第2計数結果との差分値を、前記第2計数結果で除算して得られた人数変動割合に基づいて、前記分析を実行する、
請求項7に記載の分析装置。
【請求項10】
前記分析部は、前記人数変動割合が、前記第1領域に対し予め設定された閾値以上である場合に、前記第1領域における前記機会損失が発生していると分析する、
請求項9に記載の分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、機会損失に関する分析を行う分析装置、分析方法、プログラム、および分析システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
商品を販売する店舗において、例えば店舗内の特定の場所に陳列されている商品の売上が芳しくない場合、当該商品の販売機会損失が生じていると考えられる。従来、売上向上のため、販売機会損失を低減する技術が提案されている。例えば特許文献1には、店舗内の所定の撮影範囲をカメラで撮影し、撮影範囲に写る人物の位置、属性、滞留時間、または動線などに基づいて、特定の領域への立寄りの状況を計算し、その結果に基づいて販売機会損失の分析を行う分析システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5731766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば店舗内の特定の場所に陳列されている商品に販売機会損失が生じている場合、その原因として複数の要因が考えられる。要因の具体例としては、以下のものが挙げられる。
・特定の場所に顧客が来ていない。
・商品が顧客にマッチしていない。
・顧客が来ているにもかかわらず商品が陳列されていない。
【0005】
上記例示した要因は、それぞれ複数のさらなる要因により生じると考えられる。例えば、「特定の場所に顧客が来ていない」要因が生じるさらなる要因の例として、特定の場所が店舗の奥まった場所にあり、顧客が辿り着きにくい、というものがある。
【0006】
このように、販売機会損失は多くの要因により生じる。本開示は、機会損失がどのような要因により生じているかを精度よく分析することができる分析装置、分析方法、プログラム、および分析システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る分析装置は、互いに異なる複数の領域を撮影した複数の領域画像を取得する取得部と、前記領域毎に、前記領域画像に写る人物の人数を計数した結果を示す計数結果を出力する計数部と、前記複数の領域における前記計数結果の関係に基づいて、前記複数の領域のうちの特定領域における機会損失に関する分析を実行する分析部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、機会損失がどのような要因により生じているかを精度よく分析することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態に係る分析システムの全体構成の一例を示したブロック図
分析システムの適用例1としてのショッピングモールを示す模式図である。
適用例1のショッピングモールにおいて、店舗Aにおける販売機会損失が生じている要因を分析する場合の具体例を示す図
分析システムが街づくりに適用された適用例3としての1街区の例を示す図
分析装置の動作例を説明するための図
分析装置のハードウェア構成の例を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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