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公開番号2025129498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026164
出願日2024-02-26
発明の名称断裁処理装置、画像形成システム及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B41J 11/70 20060101AFI20250829BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】用紙の搬送方向と直交する方向に連続して用紙を断裁する場合に、精度良く断裁位置を制御する。
【解決手段】後処理装置(断裁処理装置)は、用紙80を搬送する搬送部と、用紙80が停止した状態で用紙80の搬送方向と直交する方向に用紙80を断裁するCD断裁部123(断裁部)と、用紙80が断裁されることで生じる断裁屑を収容する屑箱(収容部)と、制御部と、を備える。制御部は、搬送部及びCD断裁部123を制御して、断裁屑が屑箱に落下可能な幅以下になるように、搬送方向における用紙80の先端(第1の端部)側を複数回に分けて断裁させる分割断裁を実行可能である。制御部は、分割断裁を実行した後、用紙80の後端82(第1の端部と反対側の第2の端部)の位置を基準として、CD断裁部123に断裁させる先端側仕上がり位置83を決定する。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
用紙を搬送する搬送部と、
前記用紙が停止した状態で前記用紙の搬送方向と直交する方向に前記用紙を断裁する断裁部と、
前記用紙が断裁されることで生じる断裁屑を収容する収容部と、
前記搬送部及び前記断裁部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記搬送部及び前記断裁部を制御して、前記断裁屑が前記収容部に落下可能な幅以下になるように、前記搬送方向における前記用紙の第1の端部側を複数回に分けて断裁させる分割断裁を実行可能であり、
前記制御部は、前記分割断裁を実行した後、前記用紙の前記第1の端部と反対側の第2の端部の位置を基準として、前記断裁部に断裁させる前記第1の端部側の仕上がり位置を決定する断裁処理装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第1の端部は、前記用紙の先端であり、
前記第2の端部は、前記用紙の後端である請求項1に記載の断裁処理装置。
【請求項3】
前記用紙の前記第2の端部の位置を検出する用紙センサーを備え、
前記用紙センサーは、前記搬送方向において、前記断裁部による断裁位置より上流側又は下流側に配置されている請求項1に記載の断裁処理装置。
【請求項4】
前記第2の端部は、前記用紙の後端であり、
前記用紙センサーは、前記搬送方向において、前記断裁位置より上流側に配置されている請求項3に記載の断裁処理装置。
【請求項5】
前記用紙センサーは、前記搬送方向に沿って複数の受光素子が配置されたラインセンサーである請求項3に記載の断裁処理装置。
【請求項6】
前記第2の端部は、前記用紙の後端であり、
前記ラインセンサーは、前記搬送方向において、前記断裁位置より上流側に配置されている請求項5に記載の断裁処理装置。
【請求項7】
前記用紙センサーを複数備え、
前記制御部は、複数の前記用紙センサーのうち少なくとも一つに、前記用紙の前記第2の端部の位置を検出させる請求項3に記載の断裁処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記用紙の前記搬送方向における仕上がりサイズに応じて、前記用紙の前記第2の端部の位置を検出させる前記用紙センサーを切り替える請求項7に記載の断裁処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記断裁部に断裁させる前記用紙の先端側の仕上がり位置を決定するための前記用紙センサーと、前記断裁部に断裁させる前記用紙の後端側の仕上がり位置を決定するための前記用紙センサーと、を切り替える請求項7に記載の断裁処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、複数の前記用紙センサーのうち、前記搬送方向において、前記断裁位置より上流側であって、かつ、当該断裁位置に最も近い前記用紙センサーにより検出された、前記用紙の後端の位置を基準として、前記断裁部に断裁させる前記用紙の後端側の仕上がり位置を決定する請求項7に記載の断裁処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、断裁処理装置、画像形成システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
搬送される用紙を、用紙搬送方向(フィード方向)と直交する方向(クロス方向)に断裁可能な断裁装置が知られている。断裁により生じた断裁屑は、用紙搬送部材の間を通って、下方に設置された屑箱に落下する。フィード方向において、用紙から切り落とされる余白部分の長さが用紙搬送部材の間隔より長い場合、断裁屑が用紙搬送部材に引っ掛かり、屑箱に落ちていかないおそれがある。断裁屑のサイズを調整する技術として、用紙の余白部分を分割して断裁する分割断裁が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
一方、断裁装置では、精度良く断裁位置を制御することが求められる。そのため、ステッピングモーター等により、高精度で用紙の搬送及び停止を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-77517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、用紙に対して分割断裁を繰り返すと、以下の要因(1)及び(2)により、実際の断裁位置が、予定された位置から次第にずれていく場合がある。
(1)分割断裁によって、用紙の搬送に対して起動及び停止を繰り返す際に、搬送ローラーと用紙との間にスリップが発生しやすい。
(2)分割断裁時に、搬送ローラーを駆動する駆動モーターに対して、高速回転からの停止を繰り返す。駆動モーターと搬送ローラーとの間のギアのバックラッシュにより、次第に用紙の停止位置がずれていく。
用紙に対する断裁位置が、予定された位置からずれると、要求される品質の成果物が得られなくなるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、用紙の搬送方向と直交する方向に連続して用紙を断裁する場合に、精度良く断裁位置を制御することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、用紙を搬送する搬送部と、前記用紙が停止した状態で前記用紙の搬送方向と直交する方向に前記用紙を断裁する断裁部と、前記用紙が断裁されることで生じる断裁屑を収容する収容部と、前記搬送部及び前記断裁部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記搬送部及び前記断裁部を制御して、前記断裁屑が前記収容部に落下可能な幅以下になるように、前記搬送方向における前記用紙の第1の端部側を複数回に分けて断裁させる分割断裁を実行可能であり、前記制御部は、前記分割断裁を実行した後、前記用紙の前記第1の端部と反対側の第2の端部の位置を基準として、前記断裁部に断裁させる前記第1の端部側の仕上がり位置を決定する断裁処理装置である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の断裁処理装置において、前記第1の端部は、前記用紙の先端であり、前記第2の端部は、前記用紙の後端である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の断裁処理装置において、前記用紙の前記第2の端部の位置を検出する用紙センサーを備え、前記用紙センサーは、前記搬送方向において、前記断裁部による断裁位置より上流側又は下流側に配置されている。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の断裁処理装置において、前記第2の端部は、前記用紙の後端であり、前記用紙センサーは、前記搬送方向において、前記断裁位置より上流側に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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